太田幸司のスポーツナウ
◆星野監督「このブルペンは世界一や、俺もまたピッチングがしたくなった」(11/6)
ついに始まったタイガース秋の倉敷キャンプ。
明日の「出身地別東西対抗」に出場する赤星が不参加のため、若手中心の選手22人でのキャンプインとなりました。
キャンプ場となる倉敷マスカットスタジアムでは、朝9時50分から「歓迎セレモニー」が行われ、その席で岡山県石井知事は、「岡山県民は辛抱強いが、辛抱にも限界がある。来年は優勝して下さい」と熱くエールを送り、星野監督の笑顔をさそっていました。

気温15度と、ポカポカ陽気の中、約3000人のファンを集め、10時すぎからいよいよキャンプスタート。ウォームアップが終わると投手陣はさっそくこのキャンプのために岡山県が新設したというニューブルペンに入って、ピッチングを開始しました。
星野監督も、「このブルペンは世界一や、俺もまたピッチングがしたくなった」と大絶賛のこのブルペン。
各投手初日は100球前後の投げ始めとなりましたが、「投げやすい」とまずまず好評のようです。

33歳と野手最年長でのキャンプ参加となった片岡は、午後から、星野監督・田淵コーチの見守る中、特打で約150スイング。重心をあまり下げない新しいバッティングフォームを確かめながら、快音を響かせていました。
「理論でなく体で覚えて、もう一度昔の自分を取り戻したい。苦しいとは言ってられない。自分のためだから」と、練習後語った片岡。
崖っ淵に立たされたベテランがこのキャンプで復活を目指します。

またこの日、阪神タイガースは龍谷大 杉山直久投手に今シーズン自由獲得枠での指名挨拶を行いました。
杉山投手は締結選手として公示され、事実上、阪神杉山の内定となりました。


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