太田幸司のスポーツナウ
◆星野監督「中村の体は一つしかない。」(11/21)
ドラフト会議から一夜明けた今日、星野監督は大阪市内のホテルで野崎球団社長と共に、近鉄からフリーエージェント宣言した中村紀洋選手との入団交渉に臨みました。

およそ2時間の会談の後に会見場に姿を現した中村選手は、
「いい話し合いができたと思う。国内は近鉄・巨人・阪神で終わりにして、あとはメジャーのオファーを待ちたい。国内3球団は今のところ横一線で考えている。」と、現在の心境を語りました。

星野監督は、
「手応えがいくらあっても、中村の体は一つしかない。時期を待つしかない。」と、あくまで中村の意志を尊重する姿勢を示しました。

タイガース側としては、メジャーの結論が出る12月中旬までに、もう一度会談の場を持つ方向です。 又、阪神との下交渉が不調に終わりFA宣言をしていた桧山進次郎外野手が球団事務所を訪れ、正式に残留の手続きを済ませています。 その他ドラフト関連では、自由獲得枠での入団が決まっている龍谷杉山・専修江草の両投手に指名の挨拶が行われました。


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