毎日放送のアナウンサーが童話や絵本を朗読する「おはなしの扉」 この番組も１０月で５周年を迎えました。多くの方々にお聴きいただき心から感謝申し上げます。 そこで番組からお知らせです。満5年を迎えた１０月１３日の放送では、感謝の気持を込めて５つの新刊絵本を１０人の方にプレゼントします。放送を聴いて「この本が欲しい！」とご応募くださいね。 そして、もう一つお知らせ。「おはなしの扉」は１０月１３日の放送から放送時間が８時３０分から ６時３０分に変わります。日曜日の朝はこの番組からスタートして１日を気持ちよくお迎えください。 もちろん、みなさんからのおでかけ朗読のリクエストや「こんな作品を朗読してほしい」といったご要望も、こちらのメールで受け付けています。どしどしお寄せくださいね。お待ちしてい ます。 今月のおすすめ絵本 「クロはぼくのいぬ」 宮川　ひろ／さく （にっけん教育出版社） クロはとうさんが小さい時からうちにいる犬。人間なら約100才のクロがある日いなくなった。年老いた犬クロと家族の絆を描いたおはなし。 「あきいろ　おさんぽ」 村上　康成／作（ひかりのくに） 山の動物とお友達のるるちゃんはあきいろの山をおさんぽ。 あっ、誰かがるるちゃんを呼んでる。 うさぎさん？りすさん？心もあきいろになるよ。 「そらとぶテーブル」 佐々木　マキ／文（福音館書店） 暑〜い夏の日、きのこと犬のイワンが空き地で古いテーブルを見つけた。 イワンがテーブルにこしかけ「南極いってみたい」といったとたんテーブルが・・・ 関岡アナウンサー こんにちは、ナビゲーターの関岡　香です。 今月のおすすめは、放送作品の中から１冊と、私自身が選んだ最新の絵本２冊をご紹介します。 まずは１０月６日放送の「クロはぼくのいぬ」。 犬はおしゃべりできないけれど猫よりも顔の表情が豊かです。この本を読むとクロの優しい表情が目に浮かぶようです。 次は、村上康成さんの絵が魅力的な『あきいろ　おさんぽ』るるちゃんが秋いっぱいの山をおさんぽ中、ほっぺに一杯どんぐりをほうばったリスさんに出会ったり、からまつの落ち葉のじゅうたんできつねさんとお昼寝したり秋を満喫します。ほのぼのとした中に力強さのある絵で繰り返し読みたくなる絵本です。 こんなテーブル欲しい！自分が行きたいところに連れてってくれる『そらとぶテーブル』佐々木さんの絵本はナンセンスな中に夢とユーモアがあふれていて私は大好きです。挿絵に迷路も使われていて読むだけでなく遊ぶこともできます。 手にとって読んで欲しい作品ばかりです。本屋さんでご覧になってみてはいかがですか？ 今月の放送予定 放送日 おはなし 作者 発行所 担当 １０／６ クロはぼくのいぬ 宮川ひろ にっけん教育出 版社 武川智美 レストランこのこんてい 小暮正夫　　 佼成出版社 三好俊行 １０／１３ ひょうのぼんやりおやすみをとる 角野栄子 講談社 関岡　香 ５周年記念絵本プレゼント １０／２０ 源吉じいさんときつね なるみやますみ ひくまの出版 加藤康裕 １０／２７ 大きなくすのき 高村喜美子 偕成社 石田敦子 はっぱのおちゃかい おびかゆうこ ほるぷ出版　 上田悦子