第695回 14年間のまとめ 2021年3月21日 

14年間お送りしてきた商い勘所ですが、3月28日をもって終了となります。残り2回は、三枝&唐渡の名コンビで様々な業態について語り合います。


【百貨店の変遷】
バブル経済の時にファッション商品にあまりにも力を入れすぎて、考えることを辞めたことが今でも尾を引いています。阪神百貨店は食に注力し、最初は他店からバカにされていましたが、今ではどこの百貨店も食に注力しています。小売店からすると、百貨店も専門店も同じようになっています。もっとお店は楽しくないとダメです。それじゃないとお客様は来ません。


【コンビニエンスストア】
これから無人の店舗になってくると思います。


【インターネット販売】
百貨店のさらに上をいく売り上げをあげています。これからの商売のありようを変えていくと思います。もったいないという意識が働きにくく、どんどん買ってしまうように思います。


番組へのご意見・ご感想をお待ちしております。
宛先は・・・
<ハガキの方> 〒530−8304 MBSラジオ 「 三枝輝行の商い勘所 」
<メールの方> sae@mbs1179.com

第694回 フリーアナウンサー 鳥井智子さん(2) 2021年3月14日 


先週に引き続き、フリーアナウンサーの鳥井智子さんからお話を聞きました。


【結婚を機に佐賀県に移住】
佐賀県に移住し、佐賀や福岡のテレビ番組に出演していました。


【佐賀県の魅力】
玄界灘、有明の海の海の幸をはじめ食の宝庫です。子育てにも力を入れていますし、地域とのつながりもしっかりあります。子育てしながら、仕事もできるようなライフスタイルを提案していますし、どんどん移住してほしいです。


【有田焼】
ヨーロッパをはじめ世界からも有田焼は評価されています。有田では陶器市がゴールデンウイーク時期に開催されていて、是非一日がかりでお気に入りの器を訪れてほしいです。※ゲスト鳥井さんが手に持っているミカンは、佐賀県が新しく開発したブランドミカン「にじゅうまる」。3月5日から県内で販売が始まり、東京、大阪、福岡の各市場にも出荷されています。皆さま是非ご賞味ください!


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第693回 フリーアナウンサー 鳥井智子さん 2021年3月7日 

ゲストは、佐賀県で活動されているフリーアナウンサーの鳥井智子さんです。


【幼少期】
福岡県北九州市で生まれました。八幡西区は工業の街で、たいへん賑わってました。5人兄弟で私は2番目でした。子どもの頃は水泳に力を入れていました。市内の水泳大会で優勝したこともありました。


【商業高校へ進学。化粧品会社へ就職】
簿記の資格などもとりましたが、美容系に興味があり化粧品会社に就職しました。そして美容部員となり、販売店などを回りました。成績もよく、会社で表彰されたこともありました。


【化粧品会社を退社しモデルへ】
化粧品会社を辞めた後はモデルの仕事をしました。その後、タレントの仕事へと移っていきました。タレントとしては企業のCMやテレビ番組などにも出演しました。


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第692回 伊藤忠商事 代表取締役会長 岡藤正広さん(2) 2021年2月28日 

先週に引き続き2009年に放送した伊藤忠商事の岡藤正広さん(当時・副社長)内容を改めてお送りしました。


【ブランドビジネスで成功をおさめた秘訣について】
繊維に強い伊藤忠商事は、もともと原料や生地などに力を入れていましたが、もっと売るためにとブランドを導入。そのブランドのライセンスを取得し、様々なアイテムを展開しいきました。新しい分野に参入して、どんどん切り拓いていきました。他社は強い分野を守り、より強化しようとして、なかなか他分野にいけませんでした。


【ブランド導入にあたっての判断の仕方】
自分がいける!と思っても、お客さんの声を聞き、マーケットを見て、仮説・検証をします。デパートに行き、お客さんと話をし、町を歩いて感じることが大切です。現場には色々なヒントがあり、現場主義こそ大事です。


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第691回 伊藤忠商事 代表取締役会長 岡藤正広さん 2021年2月21日 

今回からは2009年に放送した伊藤忠商事の岡藤正広さん(当時・副社長)内容を改めてお送りしました。


【伊藤忠に入って繊維を担当】
イギリス製の毛織物の課に配属になりました。当時は英国製の毛織物は大変人気がありました。毎日、サンプルを抱えて船場の問屋を回っていました。ある紳士服地の展示会にて、お客さんをよく見ると、生地を選んでいるのは、男性ではなく、奥さんや娘さんだと気づきました。そこにヒントを得た岡藤さんは、お客さんに人気のあるブランドをリサーチし、「堅苦しい名前ではなく、女性にウケる名前を」と、サンローランと契約。サンローランの名前で生地を売り出し、大好評を得ました。


【販路拡大さい】
今まではオーダー用の問屋さんに売りこんでいたものを、販路拡大のためアパレルメーカーに生地を持ち込みました。そのブランドで使うものを一手に伊藤忠が手がけました。その後もさらに商品展開まで考えるようになりました。その後、アルアーニという人気ブランドについても他社との熾烈な争いがありましたが、提案力がいきて権利を獲得することができました。


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