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上野誠の万葉歌ごよみ
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歌ごよみ!
上野誠コラム
上野誠の万葉歌ごよみ
毎週土曜日 朝 5:30〜5:45

上野誠(奈良大学文学部教授)
上田悦子(MBSアナウンサー)
★上田悦子アナウンサーブログ
utagoyomi@mbs1179.com
上野先生に聞いてみたい事、番組の感想など何でもお寄せください。
〒530-8304 MBSラジオ
「上野誠の万葉歌ごよみ」

【2020年3月21日 放送分】
【2020年3月14日 放送分】
【2020年3月7日 放送分】
【2020年2月29日 放送分】
【2020年2月22日 放送分】
【2020年2月15日 放送分】
【2020年2月8日 放送分】
【2020年2月1日 放送分】
【2020年1月25日 放送分】
【2020年1月18日 放送分】
上野誠の万葉歌ごよみ-上野誠コラム
【2019年12月21日 放送分】
2019年12月21日
【巻】…8・1646

【歌】…ぬばたまの今夜(こよひ)の雪にいざ濡れな 明けむ朝(あした)に消(け)なば惜しけむ

【訳】…今夜の雪にさあ濡れよう、だって明けた明日の朝に消えていたら残念じゃないかね、さあ濡れよう

【解】…小治田朝臣東麻呂(をはりだのあそみあづままろ)の雪の歌一首。今夜の雪に、さあ濡れようじゃないか、と詠んでいます。その理由は、雪が明日の朝になって消えていたら悔しいから。次の1647番の歌には、梅の花と雪が登場していて、この一連はおそらく、梅の花が咲いた冬の宴会で、雪がはらはらと降ってきたのを喜んで、出席者たちが詠んだのでしょう。ただ、「雪に濡れよう」というのは、衣服の防寒機能がかなり脆弱だった当時では、少々、思い切った表現です。雪が多くない土地ならではの感性で、豪雪地帯ならこのような歌は生まれませんね。

※次回の更新は 1月6日(月)になります。