出演者&番組コーナー
2021年03月22日
学生時代、家がない時期があったんです"

津田塾大学総合政策学部長・教授・哲学者 萱野稔人さん

今回のゲストは哲学者の萱野稔人さんです。テレビの情報番組、報道番組でのコメンテーターとしても多くの番組に出演しておれます。


そんな萱野稔人さんは学生時代、家がない時代があり、様々な同級生の家や、学生寮を泊まり歩くうちに、東京の山谷でホームレスの方々への炊き出しボランディアをするようになります。そんな生活の中でいつか哲学を目指すようになります。


今回は萱野さんに「SNSの普及で人々の考え方がどのように変わったのか?」お聞きしました。
様々な調査でSNSに意見を書き込むのは日本人全体から見ると
・かなり少数である。
・極端な意見が多い。
という分析が行われているそうです。
その上でSNSの意見と向き合うときの心の持ち方としては、
・まず相手の意見を聞く
これがどこまでも重要なのではないか?との提言を聞かせていただきました。


また人間というのは自分の意見と自分の行動が一致しないという人が多く、口ではとても良い事を言っているのに、高圧的になってしまったりする人もあるので、言葉でどんな事を言うのかではなく、どんな行動をしたかでその人を評価した方が良いというお話もしていただきました。