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2026 
04 19
日曜日 

世界の最先端を走る 赤色LEDで変わる世界

今週のゲストは株式会社IntraPhotonの代表取締役 本蔵俊彦さんです。
池田泉州銀行『第26回ニュービジネス助成金』の大賞受賞企業です。
「大変光栄な賞をいただきまして、励みになります。
我々は、革新的なマイクロLEDをディスプレイ用途、特にAR/VRグラス、いわゆるスマートグラスと云われる装置に使える技術開発をしていいます。
ただ我々が目指しているものは通常のスマートグラスではなくて、現実を見ているのか、ディスプレイを見ているのか、全く区別がつかないような装置に必要な技術開発をしているというところ。
ここも今回の賞に認めていただいたポイントだと思います。
現実を見ているかのようなレベルになると、ものすごく高解像度の映像を出す必要があります。
普通のメガネのフレームの中に入るサイズのディスプレイでそれを実現すると、ひとつひとつのディスプレイの発光素子をものすごく小さくしないと、小さなディスプレイに入らないんです」。

現在の VRゴーグルは大きめですね。
「小さな素子ができれば普通のメガネでも端末ができるのですが、そういった小さなLEDにしてしまうと今度は光らなくなってしまうという大きな問題も。
青、緑、赤、LEDは3色あるんですけれども、赤にその問題が顕著なんです。
小さくしても光る赤がスマートグラス開発の鍵になる技術になっています。
元々LEDというと日本がノーベル賞を獲ったぐらい強い技術基盤があります。
ただ、今は赤がないんです。
小さな世界では赤色LEDが大問題になっているんです」。

株式会社IntraPhotonはその開発を。
「赤色LEDに関しては現在、立命館大学で教授をされている藤原康文先生が発明された技術。
この技術自体は大学の研究で非常に長い間、研究された成果なんですが、それをスマートグラスという形で、社会で広く皆さんに使っていただくようにするには、研究だけではやはり難しいです。
藤原先生と私の間で議論をずっと続けまして、事業展開をすべく昨年の10月に株式会社IntraPhotonを設立しました」。

赤色LEDの技術を使って社会に実用化へ。
「いわゆるスタートアップという形で、領域で言うとディープテック。
大学発の技術を使って、その技術を社会に還元、実用化する。
そんな企業になります。
皆さんは情報を得ようとすると、スマホをパッと見て、検索をして...となりますよね。
スマホの画面を介して色んな情報を取得されますが、それが近い将来は全て通常の眼鏡に情報が現れるようになります。
例えば地図を検索して、どういうルートで行けばいいのかを確認しますよね。
それが眼鏡の画面に地図が自動的に現れたり、翻訳が自動的に現れたり。
様々な必要な情報が瞬時に目の前に現れるような世界になります。
元々、"スマートグラスを作りたい"というコンセプトはありました。
しかし眼鏡に非常に小さなディスプレイを入れて、そこからきれいな映像を出そうとすると、光る赤がないという課題にぶつかります。
赤がないとフルカラーの表示もできないです。
現実を見ているかのようなレベルを目指すと我々の技術が必須になってまいります」。

実現すると生活の形も変わってきそうですね。
「全世界の労働人口の中で3割ぐらいの方がノートパソコンを前に仕事をしていらっしゃいます。
他の方々は接客をされていたり、農業だったり、漁業であったり、製造業、あと建設業とかですね。
そういう方々は情報を取る時にPCの前に必ずいるわけではありませんよね。
でもこの眼鏡をしていれば常に必要な情報がその時に現れる。
そんな環境下で働くことができるので、働き方も変わります。
さらに人が移動するという概念も少し変わってくるんじゃないかなと思っています。
無駄に時間とお金をかけて飛行機で移動せずに、まるで目の前に人がいるように見える。
例えば部品の修理。
エキスパートの方が遠いところで修理作業をしている映像を目の前に出しながら、専門家の技術を確認することができる。
芸術表現やアートの世界も大きく変わっていくのではないかなと思います」。

現時点はどのぐらいまで進んでいるのでしょうか?
「もう少し研究開発をしないといけませんが、3年後ぐらいには、我々の初期の製品というものを出せる見込みが立っています。
ただ、それを使うとなると例えば量産するプロセス、品質保証や安定供給できる体制も必要です。
研究開発も事業としては、数年ぐらいは掛かります。
夢物語でいつ来るのかわからないということではなくて、着々と実現できるように進んでいるのが現在のステージになります。
新型コロナウイルスをきっかけに、リモートで仕事をするのに必要なソフトウェアや環境が整備されていきました。
今後はさらに生成AIの世界で必要な情報をその人にカスタマイズした形で瞬時に出してくる、情報を吐き出すエンジンというのがどんどん進化していきますよね。
ただ、その情報も結局有効に使われないといけません。
人が有効に使えるような情報を映し出すインターフェースがますます重要になってくると思います」。

次世代LEDの実用化についてもお聞かせください。
「マイクロLEDであればAR/VR、先ほどのスマートグラス用途というのがありましたけれども、実はスマートグラス以外にもこういった新しい光は使えるところが多々あります。
美容の世界だと赤色のLEDが敷き詰められたマスク。
特殊な赤の光というのは肌の質を良くする効果が期待できるそうです。
ヘルスケア関連の企業さんも非常に綺麗な安定した赤色の光に興味を持ってくださる会社さんもいます。
車載ディスプレイにもお使いいただけます。
自動運転がどんどん進んでいくと、車というのは必ずしも運転手が前を見て常に運転している必要がなくなってきます。
車のフロントガラスというのは情報端末化していくということですね。
つまり運転していると目的地などの情報が車の全面に現れるということです。
そういうところで我々のLEDに興味をもっていただく会社さんもあります。
車は夏の暑さで目玉焼きを作れるぐらい熱くなりますし、冬は凍結しますよね。
そういった温度差が激しいところでも使えるLEDというのは今、ありません。
それに対して我々のLEDというのはそういう用途でも使える可能性があるんです。
実は今あるLEDというのは温度が変わると色が変わる可能性があります。
赤信号が温度によって黄色になったり緑になったりしたら大変な問題です。
ただ我々の赤いLEDは純粋な赤が一切変わりません」。

研究を進める上での課題はありますか?
「スタートアップというのは結構色んな課題が実際にはあります。
研究成果を実用化するとなると単に研究開発だけを進めればいいわけではなくて、事業に必要な資金をどのように獲得していくのか。
組織も大きくなっていきますので、どうやって会社の体制を整備していくのか。
我々は関西発で大きな企業になりたいんですが、そのためにはどこかのタイミングで必ずグローバル化しなければなりません。
世界の様々な企業さんにお話をして、ご協力いただく必要があります。
研究開発とはまた別の次元で様々な難しさがありますね」。

現在のLEDシーンはどのようなものなのでしょう?
「元々、日本はLEDの分野で研究開発レベルが非常に高いです。
技術レベルが高い中で新たに発明された赤色のLED。
世界の中でも本当に最先端を行っています。
先日、この技術を発明した藤原先生が、青色LEDノーベル賞研究者 赤﨑勇博士の名を冠した『赤﨑勇賞』を受賞されました。
技術的にも我々がやっていることが、日本の中でも、そして世界の中でも最先端と認識しております」。

竹原編集長の一言

日本が世界の最先端、しかも関西から会社を大きく羽ばたかせようとされています。
赤色LEDの技術で私たちの暮らし、仕事が一変するかもしれませんね。

竹原信夫プロフィール
日本一明るい経済新聞編集長

昭和23年10月29日生まれ大阪府出身
昭和46年3月 関西大学社会部マスコミ学科卒

大阪商工会議所会員紙「大商ニュース(日本一明るい企業情報)」編集協力。
平成22年7月から吉本お笑い総合研究所コンサルティングフェロー、NHKテレビ「おはよう関西」元気な中小企業コーナーに出演中。

松川浩子プロフィール
MBSアナウンサー

1977年3月30日生まれ 兵庫県出身聖心女子大 卒、1999年入社。
「ちちんぷいぷい」「せやねん」などの人気番組に出演した後、現在はテレビ番組「医のココロ」、ラジオでは「上泉雄一のええなぁ!」(水)にレギュラー出演中。
特技はダンス全般。6歳でクラシックバレエを習い始めたことをきっかけに、ジャズダンス、日本舞踊、ストリートダンスなどを体得。
ヨガインストラクター、アロマテラピスト、日本語教員など様々な資格を持つ一面も。

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