2017年

5月28日

「早く起きて、よく働く」 シンプルな仕事哲学が成功の秘訣

今週のゲストはお菓子のデパート・株式会社吉寿屋 相談役・神吉武司さん。
どのぐらいの種類のお菓子を取り扱っておられるのでしょうか?
「お菓子といっても広いですからね。
あらゆるものを合わせると1200アイテムほど取り扱っています。
商売の形としては小売店に卸、直営のお店もあります」

お菓子は時代によっても様々ですし、新商品も続々。
価格競争も厳しい中、どうやって会社は成長して来たのでしょう?
「どの企業も厳しいですよ。
楽な会社はないと思います。
中小企業は人材も資本も少ないですからね。
その中で、どうやって来たかというととてもシンブルです。
人よりもたくさん働いたんでしょうね。
目標としているのは30人ほどの会社でその代表は社員の1.5倍働く。
50人超えると1.3倍、それ以上に社員がいると1.2倍でしょうか。
代表がそうやって働くと必ずいい会社になります」

神吉さんは3時半に起床。
4時45分に会社入り。
通勤で車のライトをつけないことはないのだそうです。
「慣れですね。
朝早く起きて、よく働く。
ずっと無遅刻無欠勤です。
朝早いと酸素が多いような気がするんですね。
酸素をたくさん入れると健康になるかもしれません。
朝は仕事の電話も鳴らないので効率もいいですね」
神吉さん流の健康法も教えていただきました。

神吉さんが出社されてから最初にするお仕事とはどんなことですか?
「整理整頓からスタートします。
“箱割り”といって、メーカーから来るお菓子の入った大きな箱から、出荷するとき用に小分けするんです。
そこから始まります」
相談役が率先して動く会社。
きっと社員の皆さんも背筋が伸びますよね。

弟さんと独立して、現在は相談役。
現社長は相談役のご長男。
「昨年7月に長男が社長に就任しました。
大学を出てうちに勤めていますからおよそ30年勤務。
息子も5時に出社してトイレ掃除から始めています」

積み重ねて53年。
会社が厳しいときはありませんでしたか?
「ありませんでした」ときっぱり。
神吉さんは続けます。
「毎日が大変だけれど、振り返るとその日は今より厳しくないと思うんです。
今日が厳しい、でも3年経って、振り返るとその3年前は今より厳しくない。
そう思ってやっています。
苦労はしたくないし、していないんです。
苦労ではなく、努力をしているんです。
本当に努力するとしっかり実ってくれます」

会社の誰よりも働く。
独自の哲学と努力の結果は、53年間、黒字経営という素晴らしい数字が物語っています。

竹原編集長のひとこと

経営者の姿勢が社員にも伝わって、結果的にいい仕事が生まれる。 背中が語りますね。

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