2019年

12月29日

飲食店の運営から大規模イベント、博覧会まで

今週のゲストは株式会社初亀の代表取締役・亀岡育男さん。
どんなお仕事をされているのでしょうか?
「飲食業を展開しています。
普通の飲食店の展開というよりは、街場のお店としてはエキスポシティの『万博食堂』、とんかつの『かつや』や『タリーズコーヒー』、小西酒造さんとの『白雪ブルワリーレストラン長寿蔵』など、他に公共施設のレストランも運営しています」

他にも株式会社初亀のお仕事は『オクトーバーフェスト』をはじめとする、大規模なイベントもプロデュースされています。
「1970年の万博の頃からですね。
万博に始まり中国博覧会はポートピア、奈良のシルクロード博。
博覧会には必ずと言っていいほど参加させていただいています。
計画を建てる段階から一緒にやらせていただいています。
他にもプールサイドのお店BBQも」。

BBQは近年、大変な人気ですね。
「アウトドアブームに乗ってお客さんも増えています。
長年、行政との関わりを持たせていただいたことから生まれた事業で、舞洲でのBBQを提案したことが好評をいただきました。
手ぶらで行けることで舞洲以外でも服部緑地や長居公園でも展開しています。

大小様々なお仕事を展開されています。
実際は大変なことなのでは?
「計画していくプロセスが楽しいんですよ(笑)
大阪弁で言いますと"おもろいこと以外はしない"。
私自身が楽しみながらしています」。

社員さんとはどんな風に仕事を創り上げているおられるのでしょう?
「社員は好きなことが同じ人が集まってきますね。
全国各地のシーズンイベントで頑張ってくれています。
屋外のイベントは天気に左右されて大変だったりするんですが、またそのドキドキ感がいいんですよ(笑)。
そこに行きたい!そのイベントがしたい!と思ってやってくれていますね。
達成感を味わえるっていいものです」。

亀岡社長は『創幸塾』という展開もされているとか。
「社会に貢献しよう、社会人として一人前を作ろうというのが理念の塾です。
飲食のノウハウを身につけてもらいたいという思いのもと進めています。
新入社員から店長クラスのことを教えているんです。
最初は丸覚えでもいいから最初から教えています。
その時は真意がわからなくとも現場に出た時に"あ!あの時の教えか!"とつながる時がきます。
そのためにテキストをしっかりと持たせておく教え方をしています
始めてからかれこれ10年になりますね」。

社内でもその効果が表れているとか。
「新卒で入社した社員は勉強慣れしているからテストの点はとる。
中途採用した社員は少し勉強と離れていたけれども負けずに勉強する。
社員の中でも先天的に愛想のいい子がいるんですけど、そこに知識を入れることでもっと伸びる。
底上げをしてあげたいんですよね」。

会社の歴史は次週に続く...。

竹原編集長のひとこと

幅広い事業、それに対応すべく社員の教育でもって底上げ。
事業のクオリティも上がるし、やりがいも持てる。
いい循環ですね。