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第1085回「防災で生徒を育てる〜鶴見橋中学校の取り組み」
ゲスト:大阪市立鶴見橋中学校 教諭 川島彰允さん

大阪市西成区の市立鶴見橋中学校には、生徒らが有志で防災活動に取り組む「子ども防災プロジェクトチーム」があり、全校生徒の3分の1近くが参加しています。
鶴見橋中学校は、繁華街や日雇い労働者が集まる「あいりん地区」からほど近い距離にあり、複雑な家庭環境を抱える生徒が少なくありません。このような環境下で非行に走る生徒もいて、数年前までの学校は、とても防災教育ができるような状況ではなかったといいます。ところが、東日本大震災のあとに被災地を訪れた生徒が集会で報告すると、全校生徒は静まり返り、真剣な様子で耳を傾けたのです。それを見た教職員らは「学校が変わるかもしれない」という思いを抱きました。そして、身近なボランティアから始めた生徒らの活動が広がり、学校全体を前向きなムードに変えていきました。「子ども防災プロジェクトチーム」発足後は、神戸や東北の被災者との交流や、避難所訓練合宿を実施するなど、生徒らはやりがいをもってさまざまな活動を行っています。
鶴見橋中学校の川島彰允教諭をスタジオに招き、生徒を育てていった防災活動について聞きます。
 
千葉猛のひとこと
「子ども防災プロジェクトチーム」略して「子防プロ」お話を聞いていて、今日は中学生の力に感動しました。誰に強制されることもなく参加した「防災活動」を通して自分たちで考え、行動することで子どもたちが変わっていく。命の大切さを深く伝えていく。できれば「子防プロ」が日本中に広がってほしいです。