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第1103回「シリーズ阪神・淡路大震災23年【3】〜外国人の防災」
ゲスト:NGO神戸外国人救援ネット代表 飛田 雄一さん

阪神・淡路大震災が発生した1995年当時、被災した外国人は非常に厳しい状況に置かれていました。避難所には外国語表記がなく、外国人にとっては、弁当を配るシステムや時間もわかりません。ケガをしても通訳がいないために治療がなかなか受けられず、オーバーステイ(超過滞在)や保険未加入の人は、ケガの治療費を全額請求されて、途方に暮れました。新婚旅行中に被災して亡くなった韓国人女性に弔慰金が出ないなど、トラブルも多数報告されました。また、地震のない国の出身者の中には、地震という災害自体を認識できず、避難の考え方を持っていない人もいて、周囲のサポートが必要不可欠です。
現在、日本の在留外国人はおよそ250万人といわれ、地域の中で多くの外国人が当たり前に暮らしています。それぞれ言葉や習慣も違う中、外国人の防災やサポートはどこまで進んだのでしょうか。阪神・淡路大震災をきっかけに1995年に発足し、地域で暮らす外国人の支援・サポートを続けている「NGO神戸外国人救援ネット」の代表を務める飛田雄一さんに、お話を聞きます。
 
千葉猛のひとこと
最近よく、ファストフードや居酒屋で外国人が働いている姿を見ます。観光客も大勢日本に来ています。自分が言葉のわからない外国で大災害にあったらと考えると、どれだけ不安か実感できます。さらにケガをし、病院で大金を請求されたら、自分のこととして考えると痛いほどつらさが伝わってきました。