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放送日
3月5日(日) よる8時~
同志社大学卒、京都大好きのMBSアナウンサー福本晋悟が「ビビビッ」ときた京都の情報を、自ら京都を歩いて情報を集め、
「ビビッド」にお伝えします!
ぜひお聞きください。
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シンゴの京都歳時記!はコチラ

English Enjoy Kyoto by yourself

Here is the video with English subtitles.These subtitles are the translated transcript of the radio show broadcast previously. Please check this out!

↓音声を聴く↓

【1月29日放送分】
1.一人でも京都のコーナー 
 『大政奉還150年 一人でも、二条城を散策!』
2.ゲストコーナー
 『京都調理師専門学校の和食・日本料理上級科
 学科長・宗川裕志さんに京野菜について聞きました』
3.晋悟のビビビッきたぞ!
 『京の節分祭にビビビッ!』

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福本晋悟(MBSアナウンサー)プロフィール

名前:福本 晋悟(ふくもと・しんご)
生年月日:1985年9月4日
入社年:2011年
出身都道府県:滋賀県
出身大学:同志社大学
趣味:カフェめぐり

福本アナウンサーブログはコチラ

1月29日放送分

まさかの3回連続放送日が雨!という「京都ビビビッ!」
お家でゆっくりとお聴きいただけましたでしょうか??
今回の「京都ビビビッ!」は・・・
 
「一人でも京都のコーナー!」では「大政奉還150年 一人でも、二条城を散策!」
二条城の見どころをご紹介しました。
 
ゲストコーナーには、「京都調理師専門学校の和食・日本料理上級科の学科長・宗川裕志さん」にお越しいただき、京野菜についていろいろなお話を伺いました。
そして、宗川さんに京野菜を使ったお料理も作ってきていただきました!
お料理は
えびいもと棒鱈のたいたん
聖護院だいこんと揚げのたいたん
九条ねぎと烏賊のてっぱい
の、3品。
鳥居さん「日本酒が欲しい〜」とのことでした♪
 
そして、「シンゴのビビビ!ときたぞ!」では、京都の節分についてご紹介。
福本ANが取材した深泥池・貴舩神社、平安時代創建の須賀神社、法輪寺 通称だるま寺、京都府立医科大学の隣、廬山寺の4つのお寺の節分についてお話しました。
 
次回3月5日放送の「京都ビビビッ」でまたお耳にかかりましょう♪

福本晋悟の取材日記 1月29日放送分

今回の「一人でも京都」では、今年が大政奉還150年ということで、大政奉還の舞台となった二条城を訪れました。
二条城は、天皇の住む京都御所の守護と将軍が上洛する際の宿泊所とするために、徳川家康が命じて、1603年に完成しました。
明治時代になると、宮内省の管轄になり二条離宮となり、昭和14年 宮内省が京都市に下賜しました。そのため「元離宮二条城」が正式名称です。また、1994 年に世界遺産になりました。

【みどころ1】 
国宝・二の丸御殿の大広間です。将軍が大名と対面した部屋で、大政奉還を発表した場所です。
一の間と二の間を合わせて大広間と呼ばれ、一の間は48畳、二の間は44畳あります。
一の間の方が一段高くなっていて、天井も高くなっています。
歴史の教科書に絵が載っていましたね。
二の丸御殿の中は撮影禁止なので、ぜひじっくり見て来てください。

【みどころ2】
天守閣跡です。本丸御殿の前には本丸庭園があり、その前に30段ほどの石段があります。
登るとすごく見晴らしのいい景色が見えます。
高さ15メートルあるここに、かつて天守閣がありました。
五重・6階の天守閣でしたが1750年に落雷で焼けてしまい再建されることなく今に至ります。写真スポットです。

【みどころ3】
本物の障壁画です。二条城の障壁画は3000面以上あり、1016以上が重要文化財です。
障壁画の劣化を防ぐために、二の丸御殿にある多くは模写(レプリカ)となっています。本物は、「築城400年記念 展示・収蔵館」で選ばれて公開されています(別途100円)。こちらでは、畳がひかれていて、正座した高さで障壁画を見ることができます。

中学1年の校外学習で訪れた二条城。
当時は鴬張りの廊下くらいしか楽しめなかった気がしますが、今回訪問してみて、江戸時代初期から400年以上ありつづける建物を見て時代の変遷をしみじみと感じました。



さて、「シンゴのビビビッ!ときたぞ」では、私がビビビッ!ときた節分祭4か所ご紹介しました。


【1か所目】
深泥池貴舩(きぶね)神社です。こちらは、宮司さんがいつもいたり、お守りを用意している神社ではなく、地域の神社です。

この地域には『深泥池近くの穴から現れる鬼を、節分の日に豆を撒いて撃退した』、
『鞍馬の山から鬼が下りてくるので、辻に豆を撒いておく「豆塚」があった』、
『神社に節分豆を包んで奉納する習慣があった』などの逸話があり、「節分の豆まき発祥の地」とのいわれがあることから、去年、節分祭が復活し、今年も行われます。

深泥池・貴舩(きぶね)神社の節分祭は、2月3日(金)夜7時半〜8時半です。
地下鉄・北山駅から歩いて15分。「深泥池」のバス停が最寄りです。


【2か所目】
平安時代創建の須賀(すが)神社です。節分には、烏帽子をかぶり、水干を着て、覆面で目元だけ見えるという服装をした「懸想文売り」という男が境内に登場します。

そもそも懸想文とは今でいうラブレターです。
平安貴族は恋心を手紙でやりとりをしていて、後に都の庶民もするようになったそうです。しかし、庶民は字が書けないし読めないため、街中で貴族がこっそりと代筆のアルバイトをしていました。江戸時代になると、恋愛だけでなく、商売繁盛の面でも懸想文を欲しい人が出てきましたが、この代筆業は明治時代には廃れたそうです。
昔、須賀神社の宮司さんも読み書きができ、代筆をしたらしいことと、須賀神社は、神様が夫婦で祭られているので、「良縁のお守り」ということで、旧暦の新年に近い節分に、懸想文売りが登場することになりました。
懸想文をもらう人は結婚を申し込まれているので、容姿が美しくなったり、着物が増えたりしたということです。節分祭には1通1000円で、2000通を用意されます。

須賀神社の節分祭は2月2日〜3日です。
「熊野神社前」のバス停から歩いて5分です。


【3か所目】
JR嵯峨野山陰線・円町駅から歩いて5分。法輪寺(通称:だるま寺)です。
江戸の享保時代に建立されましたが、「日本の戦後復興がだるまの様に起き上がるように」と当時の住職がだるまを祀りました。
次第にだるまが奉納されるようになり、よく見るだるまだけでなく、陶器でできただるまや絵など、境内には8000体があります。
節分祭では、だるまが縁側などに並びます。

なお、法輪寺では「鬼は内、福は外」の掛け声です。
「鬼を境内に置いていって、だるまさんの強い力を持って帰ってください」という意味だそうです。
「吉兆だるま」という縁起物が有名で、だるまに棒が付いているものです。
山門には、ヒイラギがアーチ状にあり、そこに去年の吉兆だるまを差していきます。
そうするとたくさんのだるまが参拝者を迎えてくれることになります。

法輪寺の節分祭は2日と3日は、朝9時〜夜9時で、4日は午前中に行われます。
JR円町駅もしくは「西ノ京円町」のバス停から歩いて5分です。


【4か所目】
京都御所の東、京都府立医科大学の隣の廬山寺(ろざんじ)です。
節分祭の見所は、鬼法楽(通称:鬼おどり)です。
「赤鬼、青鬼、黒鬼」で、貪欲、瞋恚(しんい=怒り憎むこと)、愚痴という人間が苦しみ原因を表しています。

鬼法楽では、太鼓とほら貝の音に合わせて3匹の鬼が境内の舞台に現れお堂へ。
護摩供(ごまくよう)のまわりを鬼が踊りながら邪魔をしますが、護摩供の力や邪気払いの弓矢で追い払われるというものです。
江戸時代中期からこのスタイルでされています。

鬼法楽の最初のところの練習を見学させていただきましたが、しこを踏むような低姿勢で大変そうでした。
今年は5日間も練習され、かつて鬼を担当されて40年以上携わっている方が「できた」というまで練習されます。

廬山寺の節分祭は、2月3日で、鬼法楽は午後3時〜です。
「府立医大病院前」のバス停が最寄りです。

ビビビッ!っときた節分祭を4か所ご紹介しました。
どこの神社仏閣でも、豆を撒くだけではなく、色々な方法で参拝客をもてなされているのが印象的でした。ぜひお出かけください。