
京都いちばん!〜丹後地方の魅力を探る!
2012年1月29日(日)20時〜放送
上田悦子アナウンサー 丹後語り部の会のみなさん
「丹後地方の魅力を探る!」と題して、MBSの上田悦子アナウンサーが丹後地方の天橋立や宮津内を巡りました。
ご案内役は、豊かな資源や歴史に育まれた丹後の魅力を伝え、さらにその魅力を高めようと発足した「丹後語り部の会」の皆さんです。
天橋立で股のぞきに挑戦したり、歴史と文化の息づく宮津の町を散策しました。
そして、「丹後語り部の会」の方々による民話の語りをじっくり聞かせていただきました!

(写真 上)智恩寺 (写真 下)多宝塔
天橋立のつけ根部分にある智恩寺からリポート開始です。
有名な雪舟の国宝「天橋立図」(京都国立博物館蔵)にも描かれている
臨済宗のお寺です。
奈良県桜井市の安倍文殊院、山形県高畠町の亀岡文殊とともに
日本三文殊のひとつとされており、 「知恵の文殊さま」として、
受験生の参詣が多いそうですよ。
ご案内役は丹後語り部の会の小松美香さんです。
●宗教法人智恩寺
〒626-0001 京都府宮津市字文珠466 TEL0772-22-2553
http://www.monjudo-chionji.jp/index.html

小松美香さんのご案内で、智恩寺から門前町を通って、天橋立へ。
松並木に囲まれながら散策しました。
ゆったりとした良い時間が流れています。

元伊勢・籠神社(もといせ・このじんじゃ)にやってきました。
ここは三重県の伊勢神宮の元伊勢のひとつといわれており、
本殿は伊勢神宮と同じ神明造りという建築様式で建てられています。
今年2012年の干支「辰」との関わりも深いパワースポットです。
丹後語り部の会の副会長の東哲さんにご案内していただきました。
●元伊勢・籠神社 京都府宮津市字大垣430 TEL0772-27-0006
http://www.motoise.jp/

ここ傘松公園は、有名な天橋立の股のぞき発祥の地。
まさに絶景ポイントです。
せっかくなので、東さんと一緒に股のぞきに挑戦してみました。
●「傘松公園」へは、籠神社の上にある府中駅から
リフトまたはケーブルカーで登ります。
ケーブル・リフト片道:大人320円・小人160円
http://www.amano-hashidate.com/043footwork.html

ここ「旧三上家」は、屋号を元結屋(もっといや)という宮津の旧家です。
酒造りと廻船問屋を兼ねており、国の重要文化財です。
●旧三上家住宅 宮津市字河原1850 TEL0772-22-7529
入館料 一般350円 小中学生250円
http://www.amanohashidate.jp/mikamike/index.html

明治29年に建築された、日本で2番目に古いカトリック天主堂といわれています。
外観はステンドグラスを配した洋風のかわいらしい外観ですが、
会堂内はなんと!畳敷きとなっています。
●カトリック宮津教会 宮津市宮本500 TEL0772-22-3127
http://www.city.miyazu.kyoto.jp/~info/m/spot/4.htm

幕末の郷土画家、和田屏山による龍雲図が描かれています。
まるで飲み込まれそう!
●経王寺 宮津市金屋谷886 TEL0772-22-3061

見学させていただきました。
丹後地域の歴史と文化が、縄文時代から近代に至るまで時代順に展示されています。
資料館のおもてには移築された古民家があります。
●丹後郷土資料館 宮津市字国分小字天王山611-1 TEL0772-27-0230
入館料(普通展示)大人200円・小人50円
http://www.kyoto1-be.ne.jp/tango-m/cms/index.php?page_id=0

豊かな資源や歴史と文化に育まれた丹後の魅力を伝えることにより、
さらにその魅力を高めようとがんばっておられます。
今回は本当にお世話になり、ありがとうございました。
●丹後語り部の会
お問い合わせ先 丹後語り部の会事務局(NPO法人地球デザインスクール)
TEL:0772-28-9111 E-mail:tangogenki@e-ds.org
http://tango-kataribe.jimdo.com/

丹後半島といえば「天橋立」と「海の幸」くらいのイメージしかなかったのが
お恥ず かしい。
歴史も伝説も豊富に伝わり、人の息づかいがそこかしこから聞こえてくる
場所でし た。
古くから、丹後の魅力に引き寄せられた人が多かったのに納得です。
「丹後語り部の会」のみなさんのお話で、時空を超えた旅をさせてもらいました。
今度は家族で、また違った季節にも、訪れてみたいと思っています。
