• 2021.12.12

    大徳寺 さいき家 才木昇さんの 「だし巻き玉子 秘密のテクニック」@京都市北区


    京都市北区、大徳寺。
    国の文化財でもある美しい庭園が有名で、観光客がよく訪れるスポットの一つです。
    そして、そこから程近いところにあるのが、今回ご紹介する『大徳寺 さいき家』。
    仕出し料理の専門店として、長らく沢山の人に親しまれています。

    そんな『さいき家』で特に人気があるのが、【だし巻き】。
    今回は店主・才木昇(さいき・のぼる)さんに3つのテクニックをお聞きしました!



    【だし巻き】の秘密テクニック その1
    『昆布を水から煮て沸騰したら、カツオ節がベースの出汁パックを入れ、10分~15分煮て、濃く雑味のあるダシをとる』だし巻きの命と言える、「ダシ」。
    「さいき家」では、昆布を水の時から入れて、沸騰する直前に鍋から出します。
    これによって、昆布が中で崩れるのを防ぎます。



    沸騰させたら、カツオ節をベースに、サバ節・ウルメ・ソウダカツオを加えただし巻き玉子専用のダシパックを入れて、10~15分ほど煮て出汁を取ります。
    だし巻き玉子の場合は、濃いめにとって雑味もあった方が玉子にうま味が入るそうです。



    出汁を少しいただきます・・・



    「うわー!!めちゃくちゃ濃い!!」


    【だし巻き】の秘密テクニック その2
    『ダシに薄口醤油・浮き粉を加え、ダシ1:溶き玉子1の割合であわせる』
    浮き粉とは、小麦のデンプンのこと。ダシが外に流れ出るのを防いでくれる役割があります。
    これを入れることによって、冷めても美味しい、



    フワッとジューシーなだし巻き玉子になるんです。
    家庭でマネする場合は「片栗粉」でOKだそう!(ただし入れすぎには注意!)
    溶き玉子には4個分の卵を使用しているそうです。




    ちなみに、さいき家のだし巻きは砂糖・みりんを一切使っていません。
    昆布のグルタミン酸で出る自然な甘みで十分だそうです。
    ノンシュガーで身体にも優しいなんて、嬉しいですね!


    【だし巻き】の秘密テクニック その3
    『玉子液を鍋に入れて、固まる前に手前から奥に巻きこみ、また玉子液を入れて巻く...を2~3回ほど繰り返す』
    強めの中火で火を弱めずに焼いていきます。
    半熟の内に返し、余熱で固めると、玉子が層にならずふんわり仕上がります。




    と、ここで山崎アナがある事に気づきます。


    「手前から奥に巻き込んでいくんですか?」
    そう。実は玉子の巻き方が違うんです。
    大阪など他の地域では奥から手前ですが、京都では手前から奥に巻き込んでいくそう。
    文化の違いがこんな所にもあるなんて、面白いですね!
    ちなみに、山崎アナも挑戦してみましたが・・・




    その難しさに、思わず舌を巻いていました。


    才木さんに何とか修正してもらい、完成した【だし巻き】がコチラ!




    分厚くてふわふわ~
    こんなだし巻き見た事ありません!



    口に入れるとダシの旨味がブワっと広がります!
    才木さん曰く「冷めた方が美味しい」そうなので、少し時間をおいて、キュッと引き締まっただし巻きをもう一度・・・



    さっきより雑味がなくなり、よりダシの味が濃くなりました!
    冷めた時のことを想定した味付けになっているんだとか。


    このだし巻きがお弁当に入っていたら、仕事の効率がグンとアップしそうですね!


    ★大徳寺 さいき家
    場 所:京都市北区紫野上門前町73
    電 話:075-492-1625
    営 業:10:00~16:00
    定休日:火曜日
    店 主:才木昇(さいき・のぼる)さん

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