• 2022.04.18

    喜多呂 宮田泰弘さんの 「ソースカツ丼 秘密のテクニック」@大阪市北区


    大阪メトロ「天神橋筋六丁目」駅を出て徒歩10分。
    閑静な住宅街の中で、福井のソウルフードを味わえるお店があります。
    ここが『喜多呂(きたろ)』。
    オープンは30年ほど前。
    現在は、2代目の宮田泰弘(みやた・やすひろ)さんがお店を切り盛りしています。


    お店の名物でもある【ソースカツ丼】の3つの秘密のテクニックをお聞きしました!


    【喜多呂 ソースカツ丼】の秘密のテクニック その1
    「豚肉はもも肉を使い、食べやすいように切り込みを入れておく!」
    トンカツといえばロースやヒレを使う印象が強いですが、「喜多呂」のソースカツ丼に使うのはモモ肉。



    豚肉は淡路島の「えびすもち豚」を使っていて、甘みのある脂身と、あっさりした味わいが特徴。
    噛めば噛むほどお肉の旨味が口に広がるそう・・・!!


    そして豚肉を一枚50gずつに切り分け、切り込みを入れていきます。
    ポイントは、切り込みを入れる前に叩くこと。
    こうする事で、肉の繊維が切れて食べやすくなります。



    ここまで柔らかさにこだわる理由は、女性のお客さんのことを考えた結果。
    歯応えがあるモモ肉は、食べる時にどうしても噛みちぎる必要がありますが、女性は特にその動作を見られたくないだろうなぁ...と感じたからだそう。
    宮田さんの優しさにきゅんです。


    【喜多呂 ソースカツ丼】の秘密のテクニック その2
    「パン粉はできるだけ細かいパン粉を使い、 180度のコーンサラダ油で揚げる!」


    「喜多呂」が使うのは、業者の方と協力して作り上げたキメの細かいパン粉。
    粗いパン粉だと油を吸いすぎてしまったり、ソースが付きすぎて味が濃くなってしまうそう。
    このパン粉が全ての味の決め手となっているんです。



    衣を剥がれにくくするため、卵液はよく切るのがポイントです。
    また、パン粉をつけるときは指を曲げて手のひらで空間を作ります。
    こうする事でお肉を潰さず、均一にパン粉をつけることが出来ます。


    衣をつけ終わったら、100%のコーンサラダ油で揚げていきます。
    あっさり食べてほしいという考えから、動物性ではないコーンサラダ油を使っています。
    宮田さんいわく、揚げあがりは菜箸でつかむと指に返ってくる感触があるのだそう!



    【喜多呂 ソースカツ丼】の秘密のテクニック その3
    「カツが揚がったらすぐにソースにくぐらせ、ソースをかけたご飯に盛る!」
    トンカツが揚がったら、ついた油をよく落とします。
    油がついていると、どうしてもソースを弾いてしまうからです。





    油をしっかりと切ったら、トンカツを秘伝のウスターソースにくぐらせます。
    ご飯にはウスターソースがかかっており、ソースの存在感が倍増!
    そしてカツ丼では定番のキャベツ、ここでは一切使用していません。
    ソースのかかったご飯に、ソースまみれのカツだけをどーーんと乗せる!!
    これが福井県のソースカツ丼のスタイルです。
    ついに完成!!!大きなトンカツが3枚も乗っていて圧巻です!




    ではトンカツからいただきます!!
    しっかりとした歯応えでありながら堅すぎず、ジューシーなのにさっぱり食べられます。
    ソースもしっかり染み込んでいて、味がムラがありません。



    続いてご飯とカツを一緒に。
    ウスターソースのかかったご飯と一緒に食べると、ご飯の甘みが加わってまた違った美味しさに。
    ちなみに使用しているお米は、無農薬のコシヒカリ。美味しくない訳がありません。
    ですが、3枚乗っていると少し食べにくいな・・・と思ったときは丼のふたにカツを移動させます。これは福井の方がよくやる食べ方なんだとか!
    福井スタイルのソースカツ丼!あなたもぜひ一度味わってみては?


    ★喜多呂
    場所:大阪市北区本庄東2-15-4
    電話:06-6375-8596
    営業:11:00~14:30 / 17:00~21:00
    定休日:日曜・祝
    店主:二代目・宮田泰弘(みやた・やすひろ)さん

▼バックナンバー▼