• 2022.06.05

    レストラン乃呂 野呂僚一さんの 「ビーフカツ 秘密のテクニック」@大阪市中央区


    大阪メトロ『長堀橋』駅を出て徒歩6分。
    都心に程近いこの地域で、ミシュランに3年連続で掲載されている名店があります。
    「レストラン乃呂(のろ)」。創業は今年で64年目。
    どこかレトロで可愛らしい外観です。


    1階のカウンター席は落ち着いた雰囲気が漂っていて、まるで喫茶店のよう。



    2階にはテーブル席があり、オシャレな洋館のような内装です。




    今回は、3代目の野呂 僚一さんに人気メニューである【ビーフカツ】の3つの秘密のテクニックをお聞きしました!



    【レストラン乃呂 ビーフカツ】の秘密のテクニック その1
    「和牛のフィレ肉を使い、できるだけ薄くパン粉をつける!」
    まずは揚げる前のテクニック。
    上質な和牛のフィレ肉を、一人前につき120g使用しています。
    赤身でもこんなに綺麗なサシが入っています!
    ジューシーですが脂っこくはなく、上品な味わいなんだそう。



    よく揚がるように分厚いお肉を叩いた後、塩コショウで下味を付けていきます。




    そして登場するのが、雪のようにサラサラとしたパン粉。



    衣が分厚くなると油を吸ってベチャベチャになってしまうので、出来るだけ軽いものを使っています。
    衣を薄~くつけるほど、肉の旨味も感じられるんだとか!




    【レストラン乃呂 ビーフカツ】の秘密のテクニック その2
    「揚げ油は白絞油6:サラダ油4。180度で3~4分、カツの表面がキツネ色になったら引きあげる!」
    次は、揚げるときに使う油について。
    「乃呂」では、白絞油×サラダ油のブレンドを使用しています。
    白伸油は高温に強く、サラダ油は焦げにくいという特徴があるので、両方の油の良さを出すためにブレンドしています。


    衣はカリッと、フィレ肉はレアな状態にしていきます。
    時間は180度でだいたい3~4分ですが、揚げている音や衣の表面の色の変化などで見極めています。
    また、油が古いと衣に油の色がついてしまうので、こまめに新しい油に交換することも大事なポイントです。



    揚げ上がったカツがこちら!いい色してますね~~~!!!
    ちなみに竹串が刺さっているのは、揚げた時に形が崩れないようにするためだそう。【レストラン乃呂 ビーフカツ】の秘密のテクニック その3
    「ソースは自家製トマトソースを使い、上からかけるのではなく、ビフカツの下に敷く!」
    最後はソースに関するテクニック。
    洋食でソースといえばデミグラスが主流ですが、それだけでは他のメニューとの変化がないので、自家製トマトソースを使っています。
    自家製トマトソースは、ホール缶のトマトと湯むきしたトマトにオリーブオイルで炒めた玉ねぎ・にんにくを加えて、ローリエの葉と一緒におよそ一時間ほど煮込んだものです。
    煮込みを長くすると酸味が飛び、トマトの甘みだけが残ります。
    ちなみに希望があれば、デミグラスソースで提供することも出来ます!



    このソースを、冷めにくい陶板の皿に敷いて、ビーフカツを乗せたら完成!!
    ソースを上にかけないことで、最初にナイフを入れた時のサクッと感を残しています!




    断面はこんな感じ!
    もう我慢出来ないので、熱いうちにいただきます!!!



    ナイフを入れた瞬間伝わる「サクッ」という音!
    お肉の旨味が口いっぱいに広がり、幸せとはこの事なのだと思い知らされます。
    また、レア感の残ったお肉はカツとは思えないほど柔らか・・・
    衣も薄いので重たくなく、トマトソースもかかっているので本当にさっぱり食べられます!!



    世界に認められたこの味を、皆さんもぜひ一度ご賞味あれ。


    ★レストラン乃呂
    場所:大阪市中央区東心斎橋1-16-10
    電話:06-6271-7804
    営業:11:30~14:00/17:30~22:00
    定休日:水曜
    店主:二代目・野呂太一さん

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