今年最初の桐子先生ご登場です。
昨年末教えて頂いた「多作多捨」。
川柳の腕を上げるのに大切なのは、たくさん作って、たくさん捨てること。
でもなかなか捨てられないのが人情ってものです。
「多作多捨妙な未練でまた拾い」(酔いどれ親父)
そこで、どんな視点で捨てるべきものを見つければよいか、アドバイスしてもらいました。
それは、2つ。
ます、誰かがもうすでに言っていることや、他の人でも言えることは、捨てます。
自分の発見があるかないか、です。
もう一つは、説明。これも、捨てます。
例えば「その方向トイレやないか南南東」(小太郎)
独自の発見があるから、面白い一句が生まれましたよね!
一方、「かぶりつく今年の恵方は南南東」なら、誰もが言える説明です。
この違いを意識して、ご自分の作品から、これぞ!というものを選び取ってくださいね。
自選は、作句の力をも高めてくれるそうですよ。(水野晶子)
【今週のまるっと川柳】
東村雅夫 選
「レシートを二度見したけどこの値段」
堺ワクワク
水野晶子 選
「『やってもた』誰が教えた二才児に」
井上良登
【今週の東村さんの一句】
「本日は晦日正月知らなんだ」

