【おしえタロー】第96回 初心者の部屋スペシャル

2008/08/15


「課題曲『初恋』のテストも終わって、復習とも言える『初心者の部屋スペシャル』です! 
まずは“CDで聴く『初恋』と1カポで弾いた『初恋』とは音が違う気がする。どうしたらピッタリ合う?”という質問。
これは実際、音が違うんです。なぜか…ズバリ! 当時の流行です。少しピッチを上げているんですね。すると音が艶っぽくなる。だからCDと同じ音にしようと思うなら、1カポをしながらちょっとずつチューニングしてみたら合うかも。けど、CDの音はCDの音。自分で弾いて自分の音を会得するのも楽しいよ。
次の質問は“改めてカッティングってどうするの?”という質問。これはいわゆる“音を切る”ということ。以上! …ってそれはアカンね。
まずは左手。どんなコードでもいいからジャーンと弾くよね。そして指を離す。その時に弦から外さないで触れた状態で音を止める。これでもカッティング。その触れた状態で弾くと“コッコッコ”というような音が出ます。これはミュート奏法といって演奏の中のアクセントとして使えます。そのジャーンやカッティングやミュートでリズムを作っていくんですね。
そして右手でするカッティングもあります。ちょうどチョップする小指の延長の部分ってあるよね。そこをストロークした瞬間、ぶつける。ほぼ同時にぶつける感じかな。ジャーンとそのぶつける感じをあわせてサウンドを作っていきます。課題曲の『初恋』のカッティングでいうところはコレです(2008.07.04【おしえタロー】第93回 アウトロをおしえタロー参照)。
曲によって使うカッティング、しやすいカッティングの技が違います。
根気よく練習してください!

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