【おしえタロー】第96回 初心者の部屋スペシャル Part.?

2008/08/29


「今週は『初心者の部屋スペシャル Part.?』です。質問に答えていきましょう! 
まずは“課題曲『初恋』の中で『Dm7』の1弦がうまく鳴らない”というもの。これは今回のアレンジで肝ともいうべき音やからなぁ。がんばって鳴らそう! 写真のようにこういう押さえ方もあります。人差し指で2弦1フレット、中指で1弦1フレット、薬指で3弦2フレットと押さえてみましょう。これだとキレイに鳴るよ。試してみてください。
次に“指でストロークする時に指が弦にひっかかる”という質問。これはひたすら練習やね! 以上!! ……ってウソ! 教えます。人差し指と親指でモノを摘むような形をとります。すると人差し指と親指が外を向きますよね。そして手首、指を柔らかく動かす。ま、極端に言ってしまえばこの“柔らかさ”がすごく大切。硬くなるから引っかかるんです。これからは本当に練習です。
さて最後の質問。“コードに出てくる『on G』『on D』ってなに?”というもの。これはバンド的なサウンドアプローチといってもいいかも知れません。例えば『C on G』を言葉にすると、“Cを押さえながらベースはG”ということ。ちなみに『on G』とは6弦3フレットの音です。『on D』とは4弦の開放音。
こういった感じにギターのベース音は各ポジションで決まっています。この『on?』を極めるにはどのポジションがどの音かをまず勉強する必要があるね。会得するとサウンドの幅が広がると思います。がんばって!」

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