第339回 サーラコーポレーション 社長 神野吾郎さん(3) 

3週に渡りゲストは、40社以上からなる地域に根ざした企業グループ「サーラコーポレーション」の代表取締役社長・神野吾郎さんです。

【駅前の再開発事業】
10年前、地域にとってはシンボル的な存在だった駅前の西武百貨店が閉店になりました。
金融機関から再開発のお話を頂いて、取り組むことになりました。
駅前は買い物などの利便性も大事ですが、一番必要なことは人が集まりコミュニケーションをとれることだと思います。弊社グループにとってこの開発は大きな財産になりました。
これからはもっと豊橋をPRしていきたいと思います。

【地域貢献】
地元の小学生のサッカー大会やバスケット大会を企画・運営しています。
さらにはアマチュアオーケストラもサポートしています。
この街をスポーツ・文化の両面で活性化していけたら嬉しいです。

【これからの地域活性化に何が必要か?】
活性化には関わる人みんなが当事者になることが大切だと思います。
これからの夢としては、みんなが元気で活性化している環境をどう作るのか?豊橋の魅力をどう作っていくかが課題です。

番組へのご意見・ご感想をお待ちしております。
宛先は・・・
<ハガキの方> 〒530−8304 MBSラジオ「三枝輝行の商い勘所」
<メールの方> sae@mbs1179.com

第338回 サーラコーポレーション 社長 神野吾郎さん(2) 

先週に引き続き、今回も愛知県豊橋市からお送りします。
ゲストの神野吾郎さんは、中部ガス株式会社をはじめ40社以上からなる地域に根ざした企業グループ「サーラコーポレーション」の代表取締役を務めながら、豊橋商工会議所の副会頭をはじめ中部経済で幅広く活躍されています。

【サーラコーポレーションの名前の由来】
「SALA(サーラ)」という言葉は、一つにラテン語で「みんなが集う中庭」を意味するのと、もうひとつ、私たちの提供する事業に関連する言葉「スペース(空間)」「アート(美しさ)」「リビング(生活・暮らし)」「アメニティー(快適)」の頭文字をとったものです。

【傘下40社の幅広い業務内容】
40社をカテゴリーに分かると、生活の基本に関連する5つのグループに分かれます。
世の中に必要なものをどんどん提供していこうと思って、多角化してきました。それぞれ業界・業態が違うので、マネージメントが迷ったり、困ったりすることもありますが、色んなことを学べるのでグループ全体として強みは出せていると思います。

【祖先である神野金之助(じんの きんのすけ)さんについて】
5代前の祖先にあたる金之助さんは、名古屋出身で元々は貿易に関連する仕事をしていました。
そこから三河湾の新田開発事業に関わり、こちらにやってきました。
開発した神野新田は300万坪で、巨額の費用と20年に渡る莫大な時間がかかりました。地元の学校では郷土を作った人として、教科書にも掲載されています。

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第337回 サーラコーポレーション 代表取締役社長 神野(かみの)吾郎さん 

今回はスタジオを飛び出して愛知県豊橋市までやってきました。ゲストの神野吾郎さんは、中部ガス株式会社をはじめ40社以上からなる地域に根ざした企業グループ「サーラコーポレーション」を取りまとめていらっしゃいます。

【豊橋で育った子ども時代】
愛知県では2番目に大きな街・豊橋で育ちました。子どもの頃から高校までサッカーをしていました。東京に憧れ、大学は慶応大学へ行きました。

【信託銀行へ就職し、ニューヨークへ】
大学は商学部で、卒業後は信託銀行へ就職しました。
最初の頃は預金信託や外国為替取引などの業務をやり、5年目でニューヨーク支店へ行くことになりました。ニューヨークではプロジェクトファイナンスというホテルの建設やショッピングセンターを作る際に融資する仕事をしていました。世界から集まった色んな人とチームを組んで、協力して仕事に励みました。

【銀行を辞め、豊橋へ】
30歳を越えて父親から豊橋に帰ってこないかと誘われ、父と同じ中部ガスに入社することになりました。入社して1年ほどたち、会社の全事業をを見直すプロジェクトに配属され、会社全体のことを学びました。

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第336回 医療法人湖崎会 湖崎眼科 副院長・湖崎亮さん(2) 

先週に引き続きゲストは、医療法人湖崎会、湖崎眼科の副院長・湖崎亮(こさき りょう)先生です。

【飛蚊症のメカニズムや注意しないといけないポイント】
飛蚊症の多くは老化現象の1つです。目はカメラの構造と似ていて、カメラでいうレンズとフィルムの間に、ゼリー状の物質・硝子体というものがあります。年をとるとそのゼリーが溶けて水に置き換わっていきます。
それがある時、網膜からはがれて、濁りが生じた時に症状として出ます。急に症状が出た場合は注意が必要ですので、病院へ行って下さい。

【日帰り手術も可能になった白内障】
多くの場合は老化が原因ですが、個人の体質、持病によって若くしてなる白内障などもあります。
目の濁り方によって症状も様々で、光が乱反射して眩しく見えたり、片目で見ると二重三重に見えたり、かすむなどがあります。
今では日帰り手術もできるようになっています。病状が進行する前に早めに医師に相談に行って下さい。

【40歳以上の20人に1人がなると言われる緑内障】
緑内障は、目の中の眼圧と神経の関係によっておこります。
しかも日本人は比較的になりやすいと言われています。
手術しても完治はしません。今のところ予防方法もこれと言ったものが見当たりません。初期の症状としては視野がかけたりするんですが、自分ではなかなか気づきにくいところもあるので、定期的に眼医者に行ってチェックしてもらうことが大切です。
早期に見つけて、治療を始める、如何に病状の進行を抑えるかが重要です。

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