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2024.04.14

熱香森 貴島史典さんの「油淋鶏 秘密のテクニック」@大阪市西区

四つ橋線「本町」駅から徒歩5分。
靭公園に隣接する本格中国料理レストラン
「熱香森(ラシャンセン)」にお邪魔しています。
今回は、料理長の貴島史典(きしま・ふみのり)さんに
【油淋鶏】についての秘密のテクニックをお聞きしました!


【熱香森 油淋鶏】の秘密のテクニック その①
「鶏肉は、国産のモモ肉を50gに切って、4切れ使い、
塩・コショウ・ 砂糖少々、ゴマ油、紹興酒で下味を付け、
卵をくぐらせ、粉を打つ」




▼50gずつなのは?
あらかじめ大きめにカットしてから揚げると、
食べやすく見た目も良く、タレの味が唐揚げ全体に絡みやすいからです。




▼粉は2回うつ!
下味を付け、卵液に浸して粉を打っておいておくと、
おいている間に水分が出るので、揚げる直前でもう一度粉を打ちます。


【熱香森 油淋鶏】の秘密のテクニック その②
「揚げ方は、140℃の油で5分ほど揚げ、
続いて180℃の高温の油で30秒ほど揚げて表面をパリッとさせる」




▼最初は140℃の油で、5分ほどかけてじっくりと揚げていきます。
鶏肉全体に火が入りパチパチと乾いた音になったら引き上げます。




▼180℃の高温で揚げるときはジャーっと音が鳴り
静かになったタイミングで引き上げます。
2度揚げすることで衣の色はキツネ色になり、
外はパリパリで中はジューシーな唐揚げに仕上がります。



▼アツアツ油で薬味作り!
ネギのみじん切り、しょうがのみじん切りに
ホワイトペッパーをふりかけ、
ピーナツオイルとネギ油を合わせた油を
250度ぐらいに熱し、ネギとしょうがにかけます。
ホワイトペッパーを加えることでネギの臭みと辛みをとり、
香りが出て味がまろやかになります!


【熱香森 油淋鶏】の秘密のテクニック その③
「タレは、醤油、砂糖、 酢、ゴマ油、バジルをあわせる」




▼先ほどのネギしょうがの油に、醤油、砂糖、酢、ゴマ油、
バジルのみじん切りを合わせて油淋鶏のタレを作り、
タレとネギしょうがをかけたら完成!



▼パリパリのころもから鶏肉の脂がじゅわあっと溢れ、
 ネギのシャキシャキした食感。
 存分に堪能した中野アナでした。




★熱香森(ラシャンセン)
場 所:大阪市西区京町堀1-8-11 ラクメンビル 1F
電 話:06-6940-6694
営 業:ランチ 11:30〜15:00/ディナー 17:00〜21:00
定休日:祝日
店 主:貴島史典(きしま・ふみのり)