西村愛

大阪市出身。二児の母。
高校生のときに、初めて神戸の仮設住宅を訪問し、人の話を聞いて想いを伝えることの大切さを実感する。
ラジオDJとなった後、東日本大震災の被災地でボランティア活動も経験。
大阪で、震災復興を応援する音楽イベント≪ハッピーラッシュ♪♪♪≫を毎年企画するなど、子育てを楽しみながら、被災地とつながる活動を続けている。。

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放送内容の書き起こし
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第1517回「夜の避難訓練」
オンライン:京都大学防災研究所 教授 矢守克也さん

地震はいつ発生するかわかりません。 夜の時間帯に起きたら、昼間と違う状況の中、どのように身を守ればよいのでしょうか。
夜間の場合、真っ暗で周囲が見えず、就寝中であれば、とっさに身を守る態勢も取れません。寝起きでの行動は、注意力や判断力が鈍り、避難が遅れる要因にもつながります。
停電になると、室内でガラスなどが散乱していても気づきにくく、防災リュックを探すのも一苦労。また、屋外に出れば、普段歩いている道であっても、暗闇の中で小さな石につまずいたり、側溝に落ちたりする危険性も高まります。
こうした状況を想定して、夜の場合は両手が空くようにヘッドライトを装着し、高齢者を誘導しながら避難することが望まれます。
夜間の避難訓練を実施している自治体は多くはありませんが、高知県四万十町などで夜間訓練を支援している京都大学防災研究所の矢守克也教授によると、「昼間は参加できないが夜なら参加できる」という住民もいて、夜間に行うメリットもあるそうです。矢守教授に、夜の避難訓練の意義と課題について聞きます。
   
(番組内容は予告なく変更する場合があります)
 
エンディングで紹介した
「加藤貴光折り鶴平和音楽会in夙川」
12月20日(土)16時~ 西宮市立夙川公民館
阪神・淡路大震災で亡くなった加藤貴光さん(神戸大学2年生、広島出身)を追悼する音楽会が、震災30年の今年、亡くなった場所である夙川で初めて開催されます。
チケット申し込みはこちら
http://hiroshima-fukushima.com/news_detail.html?id=6633168c131e450387