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「平成30年日本民間放送連盟賞」の
近畿地区審査で、
「ネットワーク1・17スペシャル
~伝えるために必要なこと」
(2018年1月15日放送)が、
報道番組部門の「最優秀」を
受賞しました。

第1167回「東日本大震災8年【4】~被災地を走る移動図書館」
電話:元シャンティ国際ボランティア会 岩手・山元・南相馬事務所長 古賀東彦さん

シャンティ国際ボランティア会は、東日本大震災の被災地を、「移動図書館活動」で支援してきました。キャッチフレーズは「立ち読み、お茶のみ、おたのしみ」。移動図書館車が仮設住宅にやって来ると、本を借りる用事がない人も集まってきて、一緒にお茶を飲んだり世間話をしたりします。そして本は、ひとり静かに考え、自分の心と対話するのを手助けしてくれるものでもあります。
男の料理本を借りて行った男性は、「家族はみんな流されてひとりになった。ひとりだから健康のことが心配で」と話しました。「原発事故が起こり、避難のときに犬をおいてきた。その後、会っていない」と言って、犬の本を借りて行った女性もいました。人々がさまざまな悲しみを抱えながら日々の暮らしをつむいでいく仮設住宅で、移動図書館は本音を吐露する場にもなりました。この7年半、東北で暮らしながら移動図書館を続けてきた古賀東彦さんの活動日報を紹介し、被災地支援について話を聞きます。

千葉猛のひとこと
「1人の時間を癒してくれるもの、それは本」移動図書館と被災地の支援は、最初すぐには自分の中でつながらなかったのですが、被災した人の心に静かに寄り添う活動だということがわかりました。声を拾うことの大切さ。古賀さんの日報をもとにした本「ただ傍にいて」は読む人の心に深く深く問いかけてきます。