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第1286回「大阪北部地震3年~コロナ禍で電車閉じ込めは?」
ゲスト:関西大学社会安全学部教授 安部誠治さん

朝の通勤・通学時間帯に発生し最大震度6弱を記録した大阪北部地震では、あわせて234本の電車が駅間停車しました。20万人以上が車内に閉じ込められ、体調不良を訴える人も続出しました。いま、同じような地震が起これば、新型コロナ感染のリスクもあります。鉄道各社は、どんな対策をしているのでしょうか。
大阪北部地震で最も多くの閉じ込めが発生したのはJRでした。震度5弱以上を計測すると列車は緊急停車し、線路上の安全が確認できるまでは運転を再開できません。153本もの列車が駅間停車したため、各列車からの情報が集まる指令所はパンク状態になり、乗客の避難完了までに約6時間かかりました。
その反省から、JR西日本では乗務員の持つタブレット端末に情報共有アプリを導入し、乗務員が電車の停止位置や負傷者の有無などを入力すれば、指令所がすぐに情報把握できるようにしました。線路外に出るための門扉の位置や歩行困難箇所を記載したマップや乗客の誘導マニュアルを、駅係員や乗務員に配布し、地震訓練も続けています。駅や車両には簡易トイレも装備しました。
乗客の避難や運転再開を急ぐことは大切ですが、安全が軽視されてはなりません。鉄道各社は地震にどう対処すべきか、乗客はどんな心構えが必要か、鉄道安全が専門の安部誠治さん(関西大学社会安全学部教授)に話を聞きます。
 
西村愛のひとこと
鉄道会社各社で改善された面も多くありますが、足の不自由な方が列車を降りた後、どのように避難するのかは、今後の課題との事。電車に乗っている時に「自分が救助のお手伝いをするなら?」と考えるとイメージが広がりました。「私の場合は、このようなフォローをしてほしい」など、皆さんの感想もお待ちしています。