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『気象予報士・防災士』吉村真希さん・・・4回目

2019.06.23

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今月のあさカツ先生は、MBSラジオの「お天気のコーナー」でお馴染みの気象予報士の吉村真希さん。
吉村さんは『防災士』という資格もお持ちということで今月は、梅雨や台風シーズンにそなえて「いざという時に、どのような備えをすれば良いのか?」詳しくお話をしていただきます。

今回は『熱中症対策』について。
Q.昨年は記録的な猛暑となりましたが・・・
▼今年も例年通りの警戒が必要です。予想最高気温よりも実際は+5℃ぐらいの温度があると思っておくこと。
ベビーカーなど地面に近く、空気が籠りやすい場所も気にかけてください。

Q.そんな中での熱中症対策について・・・
▼熱中症にかかりやすい時期として一番多いのは、梅雨明け。気温が急激に上がり、暑さに慣れていないため。逆に暑さに慣れる真夏の方が、患者数は減っていきます。水分と塩分を摂ることは必須です。
また、熱中症にかかる場所は年齢によっても違い、乳幼児(6歳未満の子ども)は屋外。少年はクラブ活動中、成人男性は仕事場、高齢者は家の中。高齢者は暑さを感じにいのと、クーラーを付けるのを遠慮する人もいます。

Q.適切な水分補給について・・・
のどが乾いた時には、すでに脱水症状が出ているサイン。のどが乾く前に水分を摂るようにして下さい。何か行動する前後に、水分補給を心掛ける(お風呂に入る前と後、寝る前と起きた後...etc)。ジュースやアルコール、コーヒーなどは水分補給には不向きです。
スポーツドリンクや麦茶が適切です。

Q.運動した後に摂取するべきものについて・・・
良い汗をかくためには、「暑熱順化(しょねつじゅんか)」という言葉があり、ウォーキングした後30分以内に、乳製品を摂ると、筋肉量が増え血の巡りがよくなり上手く汗がかけるようになるそうです。

是非、熱中症対策参考にしてみてください!
来週は吉村真希さんに、リスナーの皆さんからの質問にお答えいただきます。
お楽しみに♡



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