2024年

6月30日

建材から食品まで まさに全天候型事業を展開

今週のゲストは株式会社酒直 代表取締役 社長執行役員 酒本 徹さん。
まずは事業内容から伺っていきましょう。
「名前にお酒が付いておりますけども、弊社の事業はお酒に関係する事業ではありません。
和歌山を地盤としましては、建材関係を中心に現在はガラス部、 住設部、またエネルギー、石油関係。
食品事業も手掛けさせてもらっております。
創業当時は日用雑貨を中心とした事業からスタートしまして、高度成長期の時代に事業変革をしまして今の業態に行きつきました」。
創業者である私の祖父、酒本直吉の先見の明があって事業を拡大していったと聞いております」。

生活に密着した事業を展開されています。
「特にエネルギー関係はガソリンスタンドを経営しておりますので、直接消費者様との対話をしております。
食品部では和歌山を代表する梅を扱っております。
そこにつきましては業務用だけではなく、消費者様に直接販売させていただいていますね。
BtoBのモデルとBtoCのモデルが混在しています。
この食品部っていうのは、最後にできた部門です。
歴史は浅いのですが、やはり和歌山を代表する商品。
私どもの、ある意味シンボル商品でありますので、これからも長く販売していきたいと考えています」。

建材にガラスや住建に食品。
売り上げの中心はどこになってくるのでしょうか。
「売り上げ構成としましては、各事業部、同じような感じなんですけれど、1番ウエイトが大きいのはエネルギー関係。
特に昨今、為替の問題や原油の問題で燃料関係が高騰しています。
ここはやはり1番大きいですね。
順位をつけるならば、エネルギー部、そして建材部、あとは...という感じですね。
バランスよく成り立ってきたのが、 当社が長い歴史を歩めた理由かと思います」。

多岐にわたる事業。
和歌山の中でも各所に『酒直』が。
「営業エリアが 和歌山県全般と大阪府になります。
和歌山においては、和歌山の主要都市、和歌山市、御坊市、田辺市、新宮市に事務所を設けさせてもらって営業展開をしています。
弊社の看板のカラーが黄色地に赤文字。
そのカラーリングを車全体施した営業車が走っていました。
すごく目立ったみたいですね(笑)」。

部門ごとの社員さんはそれぞれ交流があったりするものなのでしょうか?
「基本的には事業部制を取っておりますので、各部でまとまった会議や交流をよくしてると思うんですよ。
全社的にまとまった内容としましては親睦会があります。
旅行したり何か催し物をしたりと全体的なコミュニケーションを重ねています。
ただ1年中、開いているガソリンスタンド経営をしていますので、全員集まることは難しいんですよね。
365日営業することが我々の1つの仕事で、ミッションですので」。

従業員の方の異動などはあるのでしょうか?
「今、従業員は200名ぐらいいますが、今まではどちらかというと異動がなかったんです。
その道の専門知識も必要ですし。
配属された事業部に入社から退職までという流れ。
ところが、私が代表になってから変化がありました。
専門的にすることは悪い話ではありません。
専門性を残しつつ、これからの時代に向けて色んな考え方を持つ必要性があると思います。
私も入社してから各部署を見せてもらって、それぞれの考え方を認識しました。
それを踏まえて異動もやっていこうと。
社員教育をやり始めまして、そこを経た上で人材を育てていこうと考えています。
階層別教育を深くやろうと、今どんどんと取り入れています」。

食品部の梅干しについて聞かせてください。
「やはり和歌山紀州南高梅。
その中で厳選して、コクが深い三温糖を使った特殊なエキスを使って製造しています。
『宝梅』という商品ですが、その名の通り宝のような梅干し。
贈る人の気持ち、手間暇をかけた伝統と歴史、また真心を込めた商品としてお使いいただきたいなと思います。
全国の百貨店とかお土産物屋さん、またインターネットでもご購入いただけます」。

ガソリンスタンドについてもお聞かせください。
「今は和歌山の北部を中心に事業展開しております。
エネルギー関係につきましては、サービスステーション事業とカーライフ事業。
カーライフ事業は車検や保険関係。
車を買われてディーラーさんが遠いんで、身近でお困り事を解決させていただくというイメージです」。

会社の歴史は次週に続く...。

<プレゼント>
今回、酒本さんからリスナーのみなさまへプレゼントを頂いております。
「  宝梅 紀のなごみ(12粒入) 」を5人の方にプレゼント!
 ≪ 宛先 ≫
※ メール :  akarui@mbs1179.com
※ FAX  : 06−6809−9090
※ ハガキ :  〒530-8304 MBSラジオ 「日本一明るい経済電波新聞」
「  株式会社酒直 プレゼント 」係 ・当選者の方の発表は商品の発送をもってかえさせて頂きます。

竹原編集長のひとこと

こっちが曇ってもこっちが晴れ。
まさに全天候型の事業展開をされています。
建材系から食品まで本当に幅が広いですね。