恩地食品株式会社 代表取締役社長
恩地宏昌さん
https://www.onchi.co.jp
恩地食品株式会社 代表取締役社長
恩地宏昌さん
https://www.onchi.co.jp
光オンデマンドケミカル株式会社 代表取締役
津田明彦さん
https://photo-od-chem.co.jp
今週のゲストは株式会社 COFFISOの代表取締役 白﨑誠志朗さんです。
実は創業して間もない頃に竹原編集長は取材したことがあったそうです。
改めて事業の内容から伺っていきます。
「高校生の就職支援や企業に対して人材の紹介をさせて頂いている会社です。
『高チャレ』というブランド名で展開しています。
大学生の就職を応援支援される会社はたくさんありますが、企業さんからは大学生が取れないというお話しも聞いています。
ほとんどの企業さんは中途採用するのですが、僕の今までの経験上、若い子をどんどん挑戦させてやる企業の方が伸びているように思います。
だったら高校生にチャレンジングしてみませんか、という感じです。
ほとんどが社会人のスタートラインが一緒。
だったら早い段階で社会に出て色々失敗して、そこから大学を卒業した4年後の人達に負けずに戦えるステージを作ってあげたらいいんじゃないのかと。
うちは関西で展開させて頂いていますが、3割ぐらいの学生さんが就職するイメージです。
6割が進学、1割がフリーターなどですね」。
高校卒業後、就職を考えている方が対象ということでしょうか?
「高校生にスポットを当てた時には進学生にも、高校時代にキャリア教育をして大学卒業後の就職時に役立てるようキャリア教育もさせて頂いています」。
2016年に創業。
当時から現在のような業態だったのでしょうか?
「私の経歴としては新卒で、ある会社に入社しました。
1年後独立っていうのに決めていまして、その時の会社の社長にお世話になっていまして、商材のオーディオやLED照明などを販売代理としてさせて頂いて資金を集めました。
作ったお金は『高チャレ』に全額投資しましたね。
昔、色んな人に迷惑をかけてきましたし、色んな人に育てていただきました。
だから今度は僕がその教育の環境を作ってあげたい、そんな思いからです」。
『高チャレ』はどのような内容なのでしょうか?
「前半ページは学びです。
どういう職業があるのか、面接はどうのようにするのか、自己分析の仕方など就職活動や社会人になるために学ぶことが書かれています。
後半ページは企業を取材してその仕事の内容などを掲載しています。
この『高チャレ』は先生方が何にお困りなのか、学生がどんな情報を求めているのかヒアリングした結果できました」。
『高チャレ』はどのぐらいの規模で広がっているのでしょうか?
「昔から学校には足を運んでこのコンテンツをご紹介してまいりました。
無償なので使えるものは使いましょうとアピールを続けました。
関西の高校の7〜8割の皆さんはこの『高チャレ』をお使いいただいています。
先生方もこれまでネットで調べて教えていたところもあったそうなので、お役立ていただいています。
前半ページは授業でも使っていただいているところもあります。
コンセプトとしては"5教科以上に一番汚くなる冊子"です。
企業からしても『高チャレ』を使わず自らの足で学校に行って、企業のPRをする。
学校には1000社以上の求人が届いているぐらいです。
そうすると学生の目には届かないんです。
そこで情報をまとめた『高チャレ』を活用いただいています。
企業からお問い合わせもたくさんいただいているのですが、今年から40社限定となりました」。
写真1−2
さらに『高チャレ』は展開があるのだとか。
「ウェブ版のプラットフォーム『高チャレTV』を作りました。
冊子にはアナログのいいところがありますが、ウェブは検索しやすいのがメリットです。
自分の近くの場所を選べる機能や絞り込み機能があります。
希望条件を入れれば、それに合う企業が表示されます。
地域検索もでき、地域からピックアップ企業を選べます。
適性検査もできるようになっています。
企業選びに役立ててもらいたいですね。
動画解説もあります。
職場見学は2、3社しか行けないので、動画で色々な企業の情報を見ることもできます。
最初にしっかり情報を収集してから会社を選んでいるのでミスマッチが少ないですね」。
『高チャレTV』のサイトもかなり力が入っていますね。
「外注せず、先生方や生徒のニーズを捉えて、自社で開発部からデザインまで全て行っています。
『高チャレTV』では、先生方の労力削減も目指しています。
これまで企業が求人票を持って来る代わりに、『高チャレTV』のシステムにPDFを入れていただくと、学校独自の求人サイトができます。
スマートフォンで見ることができますので、保護者さんとも一緒に見やすいと思いますね。
『高チャレTV』は4年前から始めまして、今では約600弱の企業が掲載されています」。
会社の歴史は次週に続く...。