番組の人気コーナー「日本一明るい! ジモト川柳」。
たくさんの作品から大賞を決めるべく、審査会が開催されました。
池田泉州銀行の藤田博久頭取をはじめ、番組パーソナリティーの竹原信夫さん、高井美紀アナウンサーも選者に。
文字どおり明るく、さらに地元愛が溢れた作品の中から各賞が決定しました。

神戸新聞川柳選評者 八上桐子様 総評
残暑厳しい中、およそ500句と格闘しました。
ところが、選句を終えると元気になっているではありませんか!
行きたい、食べたい、会いたい気持ちが駆り立てられ、読めば読むほどパワーが湧いてきたのでした。
皆さまのとっておきの場所や味を、惜しみなくお寄せいただきほんとうにありがとうございました。
優秀作品賞
ほんまそれ!と思わず納得。
何気ない日常のおかしさを見逃さず、おもしろおかしく伝える関西人のセンスが光っています。
「世界屈指」「共通兵器」「最上級」、ことばの勢い、押しの強さがすばらしい。
「河内音頭の味」もパンチが効いてそうで、ソウルフード感を醸しています。
最優秀作品賞
我が街に六つの古墳、すごい!それと何?と思わせ、おれの墓。オチ付きとは参りました。
古墳とご自身のお墓を並べる破格の大胆さで、満場一致の最優秀賞です。
墓石は触れるとあたたかさを感じることがあります。
掲句も人肌のぬくもりを感じさせるのは、地元への愛着の深さでしょう。
世界遺産への登録も実現するといいですね。