2026年

7月12日

特許3Dフェイスマスクをはじめ、日本初の商品も製造

今週のゲストは株式会社ニチエイの代表取締役社長 藤原敬弘さん。
まずは事業内容から伺っていきましょう。
「堺市で、化粧品、化粧雑貨、衛生材料といったものをOEMで製造している企業です。
一般的な消費者の方ではなく、化粧品メーカーさんの企画開発の方や研究員の方達と一緒に、お客様のブランドを使って商品作りをする事をメインにしています。
全国のドラッグストアや雑貨店の化粧品売り場を見ても 弊社が作った商品が置いてない店はまずないぐらい。 実は皆さんの生活の中に入り込んでいるんです」。

スタジオにも商品をお持ちいただきました。
「弊社は研究室も持っていますので一般的な化粧品をはじめ、ありとあらゆる化粧品を作れます。
特に業界の中で有名なのがこの『フェイスマスク』の製造です。
私がこの業界に入った20年以上前はお化粧をされている女性の1割ぐらいが フェイスマスクの存在を知っておられました。
さらにその1割ぐらいの方々に使用経験がある。
そのぐらいマイナーな商品だったんですよ。
今ではドラマとかアニメでも使用シーンが出てくるぐらいになりました。
弊社は一般的な2Dと呼んでいる平面のシートのタイプと、弊社が特許をとっている3Dマスクという、シート自体が立体形状になっているものの2種類を作っています。
色々シートの素材が沢山ありますので、シートの素材の特性に合わせて形も変えていきます」。

2Dと3D、かなり形状が違います。
「元々、世の中にはこの平面のタイプしかありませんでした。
平面のシートを顔に合わせるとなると、鼻のあたりや耳の横、鼻の横に隙間ができてしまうことがあり、たくさんの切り込みを入れないと顔の表面に沿わないのです。
長年それをどうやったら隙間がなくなるかを考えていました。
そして生み出されたのがシートを左右2枚、中心線で貼り合わせることで、顔につけると立体形状にというアイデア。
2010年ごろに発売した、15年以上前の商品になります。
今どちらかというと、この3Dのことを知らない若い世代の方たちからすると、逆にファッションと一緒で新しく感じるようですね。
フェイスマスクはシートの素材、形状、中に入れる化粧水の組み合わせによって 無限に可能性があります。
私たちはお客様がイメージする商品に、その組み合わせによってどこまで近づけられるか、手段は他社に比べると多いと思います」。

素材もお持ちいただきました。
「不織布になります。
化学繊維や天然繊維などで出来ています。
取り扱っているシートの種類は恐らく国内業界内では一番多いメーカーになると思います。
素材選び、化粧水など弊社は一貫して全てできますので、化粧品のことは知らないけど化粧品を作りたいという方であったとしても、大丈夫です。
仕様からパッケージ、納品まで全部弊社が一貫して行えるというのが特徴になっています」。

フェイスマスク以外にも注目の商品が。
「弊社は"日本初"というものを色々と作っております。
皆さんの身近なところで行くと『油取り紙』です。
今でも根強い需要があります。
弊社は1980年代ごろから油取り紙を作っています。
当時はメモ帳のように切りっぱなしのものしかありませんでしたが、弊社はティッシュペーパーのように1枚取ったらもう1枚出てくる ポップアップタイプの油取り紙を1982年から生産しております。
このタイプの油取り紙を作れるメーカーさんは国内で2社ほどしかありませんで、そのうちの1社が弊社です。
化粧用ですと、女性が化粧水などを染み込ませて使うコットンパフがあります」。

幅広いですね。
「実はこのコットンパフこそが弊社が化粧品をやるきっかけになった商品なんです。
弊社は元々繊維業を営んでおりまして当時のカネボウさんと提携関係にありました。
1960年代にカネボウさんが化粧品事業を立ち上げる際、何か化粧品で貢献できないかと考えまして、一緒に世の中に出したのがこのコットンパフです。
1962年にこのコットンパフというものを世の中に出しました。
このコットンパフも化粧水と同じように、綿のブレンドの方法や産地によって無限に変化する奥深い商品になります」。

様々な展開をされていますが、このアイデアはどこから?
「社内ですと一般の従業員からも提案制度を作って随時募集しています。
それを1回発表して表彰します。
その中から本当に製品化になるものも出てきたりします。
部署関係なくそうやってみんなでわいわいとやっていますね。
老若男女、色んな目線がありますので、営業だけが考えるわけではなくて、多くの人たちから意見を聞きながら、いい物があったらピックアップして実現していく。
そんな感じの社風です」。

経営していく上でのこだわりは?
「化粧品って安ければいいというものじゃないと思っています。
お客様が欲しいと思われている価値を、どこまで具現化できるか。
やれるところまでやってみようというのは他社さんより思いは強いと思います。
うちの会社は新しいことに取り組むというのが好きなので、お客様に"こんなんできないか"と言われたら、"やってみようか"と前向きに取り組むのが好きな人が多いと思います」。

<プレゼント>
ニチエイさんからリスナーの皆様へプレゼントを頂いております。
「 クラシエ超浸透3Dマスクと薬用CHOI(チョイ)」をセットで3人の方に プレゼント!
≪ 宛先 ≫
メール: akarui@mbs1179.com
FAX : 06−6809−9090
ハガキ:〒530-8304 MBSラジオ 「日本一明るい経済電波新聞」
「 ニチエイ プレゼント 」係
・当選者の方の発表は商品の発送をもってかえさせて頂きます。

竹原編集長のひとこと

普段使いされる商品だからこそ、素材やデザインにこだわって製造。
このこだわりがお客さんに伝わってヒット商品になるんでしょうね。