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7月19日
先週に引き続き、ゲストは株式会社ニチエイの代表取締役社長 藤原敬弘さん。
創業からのお話を伺います。
「ニチエイという社名になったのは1970年です。
初代社長はニチメンという商社が持っていた紡績工場の工場長を務めておりました。
ニチメンが紡績事業から撤退するとなった時に個人で工場と従業員を引き受けまして、そこから今の事業に繋がっています。
当時からカネボウさんと提携関係にあったので、その流れから繊維業をやっていました。
それがきっかけでカネボウ化粧品誕生とともに、私たちも何か化粧品の事業に参入できないかということで、一緒にコットンパフというものを商品化しました。
そこから私たちも化粧品の方に歩みを進めることになりました。
違う繊維メーカーさんとお取引をしていたら、おそらく今は化粧品の仕事をしていないかもしれませんね。
本当にご縁だなと思います」。

現在も新しいことに挑み続けておられます。
「私たちはOEMという性質上、お客様のために何ができるか、どうやってお客様にご満足いただいて喜んでいただけるか。
その気持ちの強さだと思うんですよね。
創業者の初代は、とにかくカネボウさんのために何ができるのかというのを
一生懸命やっていたのだと思います。
当時はカネボウさんも化粧品事業を軌道に乗せるために、いろんなことをされていた中で、私たちも色んな提案をしたり、アイデアを実現するために全国を飛び回って機械を調達したり素材を集めたりしていたそうです」。
藤原社長はどういった経緯で入社されたのでしょうか。
「私自身は元々、医療系の仕事をしていました。
その会社に勤めている時にご縁があって、今の会長の娘さんと結婚することになりました。
高校生の時の将来の夢が"社長になる"。
小学生の時の夢が"発明家になる"。
今、両方の夢を叶えました。
実は元々、最初に勤めていた会社は半年ほどで辞めようと考えていました。
当時、同じ部署の同期に"半年ぐらい仕事して他で何ができるねん"と言われたことがありました。
そこから面白くない仕事でも3年やり遂げてから辞めると自分で決めました。
そうして3年目に奥さんと知り合ったんですよ。
そんなことから新入社員教育でも同じことを2年は最低でもやらないと何にも形にならないという話はしますね。
やらされている間って自分の意志が働かないので全然面白くないんですよね。
何のためにやっているのかがわかってくると仕事が面白くなってくると思います。
人生が大きく変わるきっかけになりました」。
実際に入社されてからはいかがでしたか?
「当時の社長、今の会長からは"社長になる前提と思わないでね"といわれていました。
それは私自身も承知の上。
結果を残してきっちりと周りに認めてもらってからと思っていました。
学生時代、僕は中学の時はテニス部で、高校の時はバドミントン部でそれぞれ部長をしていました。
部長であるからにはエースでもいなければならないという思いがありました。
とにかく誰よりも負けないように。
会社では難しいのかもしれませんが、与えられた仕事の中で誰にも負けないでいたいと思っていました。
元々、もの作りが好きなこともあって、お客さまから評価を頂いて色々と大手企業さんの商品を担当させてもらっていましたね。
細かいところにこだわることが結構好きなタイプなんです。
お客さまの商品を自分も使っていく中で、改良・改善点をフリーハンドで描いて作っていました。
それをハサミで切ってあれこれ試したり。
お客さんにお見せすると大手さんが採用してくださいました。
やっぱり自分が考えたものがそのまま形になって雑誌に載って、コスメのランキングで1位を獲るとめちゃくちゃ嬉しいですね。
自分がやった仕事の成果が形として残るっていうところがやりがいに繋がりますね。
試作品から製品まで色々と試すのですが、この業界に入ってからお肌が綺麗になりましたね(笑)」。
社長ご自身はユニークな交流会にも参加されているとか。
「私は婿として社長になっていますが、世の中には婿さんが社長の会社ってたくさんあるんです。
6月5日は『婿経営者の日』とちゃんと制定をされていまして。
去年は京都の清水寺に全国から婿社長が集まって総会をしました。
今年は東京の赤坂プリンスに集まって研修会や交流会を開催しました。
参加者の皆さんが、どのように婿として社長になったのかという経緯も違いますし、悩みなどを共有しています。ネットワークを広げられますし、すごく前向きな気持ちになります」。
藤原社長は営業やリクルートにも率先して動いておられるそうですね。
「社長という肩書きでありながら、いち営業としていくつかのブランドを担当させていただいています。
初めての方で名刺をお渡しすると"どこに連絡したらいいんですか"と言われることもあります(笑)。
社長業だけをやっていると、ものづくりの現場感が薄れてしまったり、判断を誤ったり。
感覚が鈍ることもあるだろうなと思って、まだ営業として仕事を続けています。
リクルートに関しては私の中で"人が一番大事"だと思っています。
一番大事な部分は自分でしっかり判断をしたいっていう思いもあります。
面接などをしている中で学生さん達から色々とご質問をいただくんですけど、そのご質問に対して自分で考えて答えていると、改めて自分自身認識できる。
だから最近はすごく学生さん達に学ばせていただいています」。
未来へのビジョンを聞かせてください。
「自分自身の中ではニチエイという社名を聞いた人たちが
幸せな気分になれる会社を目指したいと思っています。
ニチエイと取引したい、ニチエイで働きたい、ニチエイで働いていることに誇りを持ってもらえる、そういった会社にしたいなと思っています。
大阪の堺にある中小企業でありながら、大手企業さんと対等に仕事ができるというのは中々ないと思います。
一般の方にも"こんな面白い会社がある"と知ってもらって、自分たちの思いを共有できる環境に伸ばしていきたいと思っています」。

<プレゼント>
ニチエイさんからリスナーの皆様へプレゼントを頂いております。
「 クラシエ超浸透3Dマスクと薬用CHOI(チョイ)」をセットで3人の方にプレゼント!
≪ 宛先 ≫
メール: akarui@mbs1179.com
FAX : 06−6809−9090
ハガキ:〒530-8304 MBSラジオ 「日本一明るい経済電波新聞」
「 ニチエイ プレゼント 」係
・当選者の方の発表は商品の発送をもってかえさせて頂きます。
昔、大阪・船場でも娘婿さんを探して、次の社長にしていくことで会社も大きくなっていきました。
今回の藤原社長はさらに自らの努力と経験でステップアップされています。
これからも面白いことを生み出されると思います。