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放送日
8月8日(月)  よる8時~
同志社大学卒、京都大好きのMBSアナウンサー福本晋悟が「ビビビッ」ときた京都の情報を、自ら京都を歩いて情報を集め、
「ビビッド」にお伝えします!
ぜひお聞きください。
番組内容バックナンバーはコチラ
シンゴの京都歳時記!はコチラ

English Enjoy Kyoto by yourself

Here is the video with English subtitles.These subtitles are the translated transcript of the radio show broadcast previously. Please check this out!

↓音声を聴く↓

【5月16日放送分】
1.京都の通りひととおり
 『11通り目は、今年開通150周年、新京極通り!』
2.ゲストコーナー
 『清水寺山門前「1000(サウザンド)マーケット」
  北法相宗大本山音羽山清水寺執事補 大西晶允さん』
3.晋悟のビビビッきたぞ!
 『鷹山巡行復帰へ 試し曳き』

※著作権の関係上、一部音源が流れないことがあります。ご了承ください。

>>バックナンバーはコチラ

福本晋悟(MBSアナウンサー)プロフィール

名前:福本 晋悟(ふくもと・しんご)
生年月日:1985年9月4日
入社年:2011年
出身都道府県:滋賀県
出身大学:同志社大学
趣味:カフェめぐり

福本アナウンサーブログはコチラ

5月16日放送分 スタジオ日記

ものすごく久しぶりに「日曜出勤生ラジオ」を放送していたスタジオからお届けした今回の「京都ビビビッ!」
京都にお出かけするにも、気持ち良い(もう暑いくらい?)の季節になりましたね。
今月お届けしたのは・・・

「京都の通り、ひととおり」は、11通り目は、

「今年開通150周年、新京極通り!」

新京極通りのお土産をたくさん買ってきてくれましたよ♪

詳しくは、福本アナウンサーの取材日記で!

ゲストコーナーは、北法相宗大本山音羽山清水寺 執事補の大西晶允さんにお越しいただきました。
前回の「ビビビッ!」でもご紹介したのですが、京都市東山区の「清水寺」の山門前で、4月28日に、なんと初めて市(いち、マーケット)が開催されました。

「清水寺」のご僧侶やその仲間でつくるグループ「OKAGESAN(おかげさん)」が企画したそうで、ご本尊・十一面千手観音立像にちなみ、「1000(サウザンド)マーケット」と名付けられたとのこと。

その「1000(サウザンド)マーケット」についてお話を伺いました。

次回の開催は5月28日(土)午前9時~午後4時だそうです。

みなさんもぜひ行ってみてくださいね。


「シンゴの"ビビビッ"ときたぞ!」はもうすぐ祇園祭!
「鷹山巡行復帰へ 試し曳き」をお届けしました。
こちらも詳しくは、取材日記で!

次回放送は、8月8日(月)午後8時からの予定です。

皆さまが知りたい京都の通りも引き続き募集しています!

kyoto@mbs1179.com

5月16日放送分 取材日記

「京都の通り、ひととおり」では、今年開通150周年を迎える新京極通りを歩きました。
新京極通は、四条通から三条通までのおよそ500mに、100以上のお店が軒を連ねる京都を代表する繁華街ですね。

新京極通は、明治時代1872年にできました。まずは、歴史を振り返りましょう。そもそも、京極とは、文字通り平安「京」の「極(きわ)」を意味し、平安京では東の端に東京極大路(ひがしきょうごくおおじ)、西の端に西京極大路がありました。西京極という地名は、阪急の西京極駅や西京極総合運動公園などで残っていますが、東京極という地名は残っていません。東京極大路は幅30mほどの大きな通りで、現在の寺町通を中心とするあたり一帯です。安土桃山時代には、秀吉がお寺や神社を集めたことから寺町通ができ、江戸時代には、お寺の境内に見世物小屋などができ、催し物などで人が多く集まる場所になりました。そして、明治になり、京都の産業振興として繁華街をつくるため、お寺の境内を整理して、寺町通の隣に新しく造った通りが新京極通なのです。

新京極通を四条側から歩きましょう。アーケードの中に新京極通り150周年をお祝いする看板や垂れ幕などがたくさんあります。新京極通には本当に色々なお店がありますね。やはり服屋さんが多いです。修学旅行生の姿もあり、お土産屋さんに入ると、お土産の定番、八つ橋や、抹茶のお菓子、修学旅行の定番(?)木刀や新選組の法被も売られています。

ところで、新京極商店街を歩いていると、テーマソング「ふれあいタウン新京極」が毎日毎時0分に流れてきます。昭和63年には紅白に出場された、同志社出身で現在結成50年を超えたボーカルグループ「タイム・ファイブ」の歌声です。昭和56(1981)年から、商店街で流れているそうです。

さて、通りが少し斜めになり、六角通と交差する水が流れる公園・新京極六角公園(愛称・ろっくんプラザ)の前に、お寺があるのは、お気づきでしょうか?新京極通には8つの神社仏閣があって御朱印めぐりもされているんですが、その1つ誓願寺をご紹介します。

秀吉の命で現在の場所に移り、当時は、6500坪もの境内に塔頭が18もありましたが、明治に新京極通を造る際に4800余坪の土地を没収されました。そんな誓願寺、新京極通から、「お寺があるなぁ」と思って近づいてみると、山門の向こうから大仏さまと目が合います。現在のご本尊・阿弥陀如来像は、高さ3mあり、「黒の阿弥陀さま」と呼ばれるほど、黒に近い灰色の大仏さまです。
階段を10段登れば、50畳くらいある本堂があります。たまたま新京極に来られた方のお参りが多いそうですが、誓願寺本山課長の長谷川晃雄さんは、「仏様のお顔をよく見てください。そのお顔がどのように見えるか。ご自身の印象がその時の自分自身の心の中を映しております。鏡のようなものでございます。」とおっしゃっています。

さて、山門前には、明治時代に建てられた「迷子みちしるべ」と書かれた3mほどの石柱があります。江戸時代や明治時代は迷子が社会問題でした。右の側面に「教しゆる方」、左の方は「さがす方」と、紙などが貼れるようになっています。さすがに、最近は紙が貼られることはめったにないそうですが、数年前に、「スマホを失くしたので探してください」と書かれた付箋が貼ってあったそうです。
誓願寺は、清少納言や和泉式部ゆかりのお寺ですので、女性の参拝も多いそうです。

新京極通の北の終点・三条通に向かいましょう。三条通にたどり着く残り10mくらいの距離で、1mほどの高低差の坂があります。秀吉は簡素な三条大橋を石の橋脚に改修しました。その際に、三条通を寺町通から三条大橋まで伸ばしました。そして、橋の高さをそれまでより高く、三条通と同じにしました。一方で、明治時代にできた新京極通は、秀吉の時代は鴨川の河原の位置と低い場所です。そのため、三条通まで高低差があるため、急な坂ができたのです。ただ、隣の河原町通りや寺町通はなだらかな坂なので、不思議とされています。「たらたら坂」と呼ばれる理由は、坂を下る時に草履のかかとの当たる音が「たらたら」と聞こえたことからだそうです。

新京極通には8つの神社仏閣があるので、御朱印めぐりをしてみてはいかがでしょうか?
新京極通150周年記念として、振興組合では8月に地蔵盆を予定されています。
さて、今回のプレゼントは、発売前の新京極商店街グッズと大正8年創業の土産物店「京のふるさと」で購入したお土産でした。ぜひ、また新京極に訪れてみてください。


「シンゴのビビビッ!ときたぞ」は、もちろん今回も、今年の祇園祭の後祭で、いよいよ196年ぶりに山鉾巡行に復帰する鷹山についてです。

鷹山は、名前の通り鷹狩をテーマにした曳山です。応仁の乱の前から山鉾巡行に参加という記録があり、その後は応仁の乱や火事、大雨と災難の連続。江戸時代の1826年の巡行で大雨被害を受けたことを最後に、山鉾巡行に参加しなくなる「休み山」となり、幕末の蛤御門の変では、鷹山自体が焼けてしまいました。時代は移り、2014年にはお囃子を演奏する活動が始まるなど、200年後の2026年の巡行復帰を目指してきましたが、順調に進み4年早く今年巡行復帰が決まっています。

今年のゴールデンウィークには、試し曳きが行われました。祇園祭で鷹山が建てられる場所は三条新町東入ルですが、今現地で練習するわけにはいきません。そのため、鷹山の制作を担う安井杢工務店の京丹波町の敷地で行われました。住宅や田んぼや畑に囲まれた場所で実際に建てられた鷹山は、めちゃくちゃ目立っていました。屋根までの高さが7.7m、車輪だけで直径1.8mです。試し曳きは懸想品を全部つけた本番さながらの状態で行われ、舞台に1番近いところに飾る「一番水引」という幕は、中国の伝説上の動物の麒麟や雲が描かれた黄金色の背景の西陣織です。

高さ4mの舞台には、お囃子を演奏する30人くらいがぎゅうぎゅうに乗った状況で、演奏が始まりました。引き子が綱引きのように鷹山を引っ張っていよいよ動き始める時は、ギシギシ音が鳴りながら、少し揺れながら動き出します。動き始める時に演奏するのは大変だろうなぁ・・・と思いました。

山鉾巡行の見どころは、山鉾を交差点で90度方向転換をする「辻回し」です。山鉾の前輪の下と方向転換したい方向の地面に、細長く平べったい竹を50本ほど敷き詰めて、滑りやすくするために竹に水をかけて、合計3回くらいで方向転換をします。
テレビでよく見る前祭の山鉾巡行では、四条烏丸を出発して、四条通→四条河原町、河原町御池で辻回しして、御池通へ向かいますが、後祭の巡行方向は逆向きで、烏丸御池を出発して、四条通に向かいます。それだけではなく、鷹山が三条新町に帰るには、細い新町通を通らなければいけません。最後の最後には、両方の道が狭い難関の三条新町の交差点があります。これについて、鷹山保存会の山田純司理事長は、1番の見どころだとおっしゃっています。三条新町の広さを想定して、地面にテープを貼って辻回しが行われました。

山田純司理事長は、「前祭は23基山鉾が巡行します。後祭はうちをいれて11基とちょっと規模が小さいんですけども、うちが入ることによって10が11になって1割アップじゃなくて、お囃子付きの曳山で196年間寝ていた山が復活するということで、後祭も盛り上がって、見に来ていただけたら嬉しいなと思いますね。」とおっしゃっていました。

祇園祭は、7月17日に山鉾巡行をする前祭と、1週間後の24日巡行(2014年に復活)をする後祭がありますが、鷹山は後祭です。7月18日から山建てをして、20日に曳き初めです。いよいよ7月24日が山鉾巡行本番。巡行順ですが、鷹山はくじ取らずで10番目。ラストの大船鉾の前です。

今年はほぼ本来の形で祇園祭が行われます。平安時代に疫病退散を願って始まったお祭りです。コロナの収束を願うこと、そして鷹山の山鉾巡行復帰成功を願いたいですね。

【シンゴが選んだ京都の曲】
M1 きみと恋のままで終われない いつも夢のままじゃいられない / 倉木麻衣
歌詞に清水寺が登場します。毎月28日に清水寺山門前で行われる「サウザンドマーケット」も楽しみです。