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放送日
8月31日(月)よる7時~
同志社大学卒、京都大好きのMBSアナウンサー福本晋悟が「ビビビッ」ときた京都の情報を、自ら京都を歩いて情報を集め、
「ビビッド」にお伝えします!
ぜひお聞きください。
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English Enjoy Kyoto by yourself

Here is the video with English subtitles.These subtitles are the translated transcript of the radio show broadcast previously. Please check this out!

↓音声を聴く↓

【7月20日放送分】
1.一人でも京都のコーナー 
 『外出自粛要請解除後、すぐに行きたかったところ』
2.京都の通りひととおり
『1通りめは、蛸薬師通!』
3.晋悟のビビビッきたぞ!
 『ついにリニューアルオープンした 京都市京セラ美術館にビビビッ! 』

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福本晋悟(MBSアナウンサー)プロフィール

名前:福本 晋悟(ふくもと・しんご)
生年月日:1985年9月4日
入社年:2011年
出身都道府県:滋賀県
出身大学:同志社大学
趣味:カフェめぐり

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7月20日放送分 取材日記

京都ビビビッ!7月より取材再開しました!
 
まず、「一人でも京都」では『外出自粛要請介解除後、1人でも、すぐに行きたかったところ』と題して、3か所ご紹介しました。
 
(1)三条通堺町にある「イノダコーヒ」
今年創業80周年です。イノダコーヒ本店は、町家造りの外観です。
お店では、コーヒーに砂糖とミルクを入れて飲むことをおすすめされています。というのは、戦後すぐの時期は、贅沢品であるコーヒーを今のようにゴクゴク飲む人は少なく、商談やおしゃべりをしたりと、かなり時間かけて楽しまれていたようです。コーヒーを熱いうちに飲んで欲しいけれど、中々浸透しませんでした。そこで、砂糖やミルクを入れた場合、冷めてしまうとしっかりと混ぜないと美味しく馴染ないので、熱いうちに飲んでもらうために、先に砂糖とミルクを入れて提供したのが始まりとのこと。意外な理由でした!
 
本店のおすすめは、午前11時までのモーニング「京の朝食」(税込1480円)。新鮮野菜とふわふわ卵にイノダオリジナルで作っているボンレスハム、特別に焼いてもらっているクロワッサン、オレンジジュースなどなど、ボリューム満点です。
 
(2)哲学の道の近くにある大豊神社
平安時代初期に宇多天皇の病気平癒を願って創建されたと伝わる神社ですが、ネズミ年の今年、狛ネズミがあることで、初詣は3時間待ちになったところです。
摂社・大国社に向かって右側には、巻物を持つ狛ネズミ、左には水玉を持つ狛ネズミ。巻物は学業成就、水玉は健康長寿を願っています。今年もまだ5か月以上あります!
アクセスは、市バス100系統・宮ノ前町のバス停から歩いて5分です。
 
(3)2022年の祇園祭の後祭での山鉾巡行復帰を目指している鷹山です。
三条通室町西入で活動されています。コロナの影響で、今年は2月以降お囃子の練習ができておらず、7月も出前演奏会もオンライン演奏会など数えるほどになりました。また、山鉾の舵を取る車方(くるまかた)の方は、例年ほかの山鉾に研修に行っていますが、山鉾巡行が中止となったため今年はできません。
鷹山保存会の山田純司理事長は、「2022年の巡行復帰が目的になっていたけど、コロナによって、巡行に参加したいと気持ちが先走っていたと気づき、足元を見直せました。祇園祭の本義である山鉾巡行によって疫病退散が目的だということを再認識できた。」と、おっしゃっていました。
 
学生時代から通っているイノダコーヒ、今年行きたかった大豊神社、そして毎年夏に取材している鷹山と、「再会」できる喜びを感じた取材でした。
 
 
新コーナー「京都の通り、ひととおり」。第1回(1通りめ)は、三条通と四条通の真ん中にある東西の通り・蛸薬師通を歩きました。
東は木屋町通、西は西大路通りを越えた西院まで続く4キロ弱の通りです。
 
蛸薬師堂というお寺が新京極通にあることが名前の由来で、新京極通でお線香の香りがしています。鎌倉時代、善光という若いお坊さんがいて、病気のお母さんが子どもの頃から好きだった蛸を食べたいと言いました。思い悩んだ末、お母さんのために蛸を買って、箱に入れていたところ、人々が僧侶でありながら生魚を持っているのではと怪しみ、箱をあけようとしました。そこで、薬師如来にお救いくださいと祈ったところ、蛸が経典に姿をかえ、母の病気まで癒えた。このことから京都の人々はお堂を蛸薬師さんと呼ぶようになり、病気平癒や災難除けの信仰を集めるようになりました。
 
蛸薬師通を西に向かうと、寺町通から西では、車は東から西への一方を通行です。
烏丸通に差し掛かるまでは、蛸薬師通という道路標識も時々見られます。
堀川通の手前に、「本能寺跡」の石碑があります。本能寺の変があった場所です。
今は特別養護老人ホームなどの施設になっていて、石碑は小川通側と油小路通の2か所あります。
 
堀川通には、蛸薬師通という道路標識がありましたが、堀川通より西はさらに住宅街です。
大宮通を過ぎるとついに道が曲がり、さらに西に行くと、JR嵯峨野線の高架線路で寸断。
実は、その西にも蛸薬師通はありますが、住宅街の中で蛸薬師という文字を目にすることはなくなりましたが、西大路通でやっと見つけました。「西大路蛸薬師」の道路標識。
いよいよゴールが近づいてきました。西院エリアの公園の前に、この先は袋小路なので車は通り抜けできないという看板があり、最後は住宅街を80mほど南に進むと、ついに蛸薬師通の終点でした。
 
西(つまり右京)に進めば進むほど、道がまっすぐではなくなっていました。観光目的でしたら、木屋町通をスタートして、堀川通や大宮通をゴールに歩いてみては?
 
 
『シンゴのビビビッ!ときたぞ』では、コロナの影響でリニューアルオープンが遅れていた
京都市京セラ美術館をご紹介しました。
 
これまではなかった常設展示が、「コレクションルーム」としてできるなど、リニューアルにより、約1000平方メートルの展示室が5つとなり、ゆったりと色々見られる美術館になりました!
 
現代アートの展示スペースもできました。本館の隣のこれまで収蔵スペースだった建物を建て替えた「東山キューブ」です。
10月4日まで「杉本博司 瑠璃の浄土」開催中です。
瑠璃色とは、紫に近い濃い青色のことで、至上の色として神聖なものとされました。京都市京セラ美術館のある岡崎エリアは、平安後期から室町時代にかけて6つの大寺院があり、院政の中枢部として大いに栄えましたが、応仁の乱以降はほぼ無くなってしまいました。
そのことから、展示会場をお寺に見立てて杉本さんの作品を展示・演出するというのが今回の企画展のコンセプト。会場入り口は、白色のお寺の本堂幕が迎えてくれます。会場内は、参道にあたる部分と本堂にあたる部分に分けられます。
 
メインにあたる本堂にあたる場所には「オプティクス」という作品があります。オプティクスは日本語で、光学といいます。光の性質や光と物質との相互作用について研究する物理学の分野で、これを研究したのは、17世紀のイギリスの科学者ニュートンです。
杉本さんの作品は、ニュートンが研究した光学を活用しています。朝の太陽の光をプリズムを使って分光させ、壁に映して撮影しました。
 
ところで、ニュートンは、ペストが流行したため、ケンブリッジ大学が閉鎖され、故郷に帰り、この時、万有引力の法則、微分積分、光学の三大業績を生み出しました。
そう考えると、新型コロナウィルスにとって、生と死を強く意識せざるを得なくなった現在、図らずもこのタイミングで、ニュートンの経験と実績を踏まえた杉本さんの作品展は、今の私たちに問いかけていることは、今回の企画展を通して瑠璃の浄土を見つめることで、現代人が「生きること」の意味や喜びを見つめなおす機会になると思いました。
 
「杉本博司 瑠璃の浄土」は、10月4日まで開催で、料金は一般1500円です。
京都市京セラ美術館は、地下鉄東西線・東山駅から歩いて8分。市バスも便利です。
 
 
【シンゴが選んだ京都の曲】
M1 コーヒーブルース / 高田渡
イノダコーヒが登場するこの名曲。イノダコーヒの方によると、「定かでは無いですが、お店に良く来られていて頃に、気さくにおしゃべりしていたウエイトレスさんがいたそうで、そんな状況を曲にしたのではと聞いております。沢山のファンの方が渡さんが良く座っていた席で満足そうにコーヒーを飲んでおられたそうです。」とのことです。
 
M2 君に恋を、心に夏を / Qyoto
イケメン6人組ロックバンドQyotoの夏ソングです。カップリング曲ですが、ぜひ聞いていただきたくて選びました。
 
M3 街 / 高石ともやとザ・ナターシャー・セブン
「古い美術館」という歌詞が出てくる、言わずと知れた京都を歌った名曲です。