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放送日

同志社大学卒、京都大好きのMBSアナウンサー福本晋悟が「ビビビッ」ときた京都の情報を、自ら京都を歩いて情報を集め、
「ビビッド」にお伝えします!
ぜひお聞きください。
番組内容バックナンバーはコチラ
シンゴの京都歳時記!はコチラ

English Enjoy Kyoto by yourself

Here is the video with English subtitles.These subtitles are the translated transcript of the radio show broadcast previously. Please check this out!

↓音声を聴く↓

【8月8日放送分】
1.晋悟のビビビッときたぞ!
 『京のひんやりスイーツにビビビッ!』
2.シンゴの京都〝極(きわみ)″レポート!
 『祇園祭 鷹山!ゲスト山田純司理事長』
3.一人でも京都」のコーナー!

※著作権の関係上、一部音源が流れないことがあります。ご了承ください。

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福本晋悟(MBSアナウンサー)プロフィール

名前:福本 晋悟(ふくもと・しんご)
生年月日:1985年9月4日
入社年:2011年
出身都道府県:滋賀県
出身大学:同志社大学
趣味:カフェめぐり

8月8日放送分 スタジオ日記

夏真っ盛りの8月8日にお送りした「京都ビビビッ!」
「シンゴのビビビッ!ときたぞ!」では
暑いいまの季節にぴったりの「夏のひんやりスイーツ」を
ご紹介しました。
①つ目は、俵屋吉富の「京逍遥 清流めぐり」
季節の美観を表現した俵屋吉富の人気シリーズ「京逍遥 清流めぐり」は、
京逍遥シリーズの夏菓子で販売は8月23日まで。
この清流めぐりは、根強い人気で、長く愛されているお菓子だそうなんです。
「逍遥」とは「そぞろあるき」のこと。
美しい季節のうつろいを慈しむ想いをそぞろ歩きにたとえ、創作した細工羊羹です。
鳥居さん曰く「清流の味がする!」とのことでした(笑)
価格は1944円(税込・1棹)
「京逍遥 清流めぐり」は、俵屋吉富の直営店(本店、烏丸店、小川店の3店舗)か、
オンラインショップで購入することができます!
 
②つ目は、京都・本くず氷の「アイスキャンディー」です。
奈良で400年の歴史と伝統を誇る「吉野葛本舗 黒川本家」の吉野本葛と、京の名水「桃の井」の湧き水を使用したヘルシーなアイスキャンディー。
白砂糖を使用せず、有機アガベシロップ、はちみつ、和三盆を使用して、一つ一つ手作りしています。
味は、①7種のふるーつ②愛媛みかん③うつみ農園いちご④宇治抹茶⑤焙煎ほうじ茶。少し溶かしながら、'とろん'っとした食感を楽しみながら召し上がって頂くのがオススメです。
価格は、5本セットで4000円(税込)購入はオンラインショップからできます!「京都 本くず氷」で検索してみてくださいね。

スタジオでは二人仲良く「アイスキャンディー」をいただきました。

③つ目は、抹茶共和国の「抹茶インク」です。
お店のコンセプトは、「抹茶で驚きと喜びを!」
国境を越えて世界中で愛されている抹茶の可能性を最大限に引き出し、斬新かつ、より良いものをお客様に提供したい!
また、伝統文化である抹茶を、年代問わず身近で親しみやすいものにしたい!この二つの目的を掲げ、その実現のために考え出したのが、
瓶に入ったインクをモチーフにした「抹茶インク」。
価格は「抹茶インク 抹茶ラテセット(4本)」で2700円(税込)
「抹茶ラテ」と「濃い抹茶ラテ」の2種類あって、濃いバージョンは、抹茶の配合量が2倍です。より奥深い味わいを楽しむことができます。
購入は、抹茶共和国の「宇治本店」か「京都タワーサンド店」、もしくはオンラインショップで購入することができます。
 
「シンゴの極みリポート」は祇園祭に196年ぶりに巡行復帰した
鷹山保存会・理事長の山田純司さんにお越しいただきました。
詳しくは、福本アナの取材日記で!
 
そして「ひとりでも京都」では、
今までの放送を振り返りながら
皆さまからいただいたメールをご紹介。
番組内ではご紹介できなかった皆さまからのメールは
番組終わりで福本アナしっかり全部読んでいました!
たくさんの温かいメッセージをありがとうございました!
「福本晋悟の京都ビビビッ!」またいつかお耳にかかりましょう♪

8月8日放送分 取材日記

みなさんすでにご存じのとおり、祇園祭の後祭で復興予定の鷹山が、ついについに196年ぶりに無事に巡行復帰しました!!おめでとうございます!
本当に嬉しかったですし、それと同時に現実なのかどうか不思議な気持ちで「すごいなぁ」と思いながら、宵山と山鉾巡行でその姿を眺めておりました。

鷹山は、名前の通り、鷹狩をテーマにした曳山です。応仁の乱の前から山鉾巡行に参加という記録があり、その後は応仁の乱や火事、大雨の災難の連続。江戸時代の1826年の巡行で大雨被害を受けたことを最後に、山鉾巡行に参加しなくなる「休み山」となり、幕末の蛤御門の変では鷹山自体が焼けてしまいました。
しかし、時代は移り、2014年にはお囃子を演奏する活動が始まり、2015年に鷹山保存会が発足。200年後の2026年の巡行復帰を目指してきましたが、必要な資金や山を建てる部材、技術などなど応援してくださる方々が増えたことで順調に進み、予定より4年早く2022年(今年)に巡行復帰すると2018年に発表されました。

5年前から取材をさせていただいてきた鷹山保存会・理事長の山田純司さんにスタジオにお越しいただき、インタビューさせていただきました。
※ぜひYouTube音声をお聴きください!

宵山でお会いした時は、「ほんまに三条通に鷹山が建っている姿がまだ信じられへんような気持ちですね。感動している気持ちはあるんですけど、まだそれを一生懸命抑えている。ここで感動していたら、この先巡行があって、難しい辻回しもあってと。まだまだ気を引き締めなあかんので。」とおっしゃっていました。山鉾巡行を終えたらやっとほっとできるんだろうなと思いました。

そしていよいよ迎える巡行本番当日。後祭の山鉾巡行は、9時半烏丸御池からスタートです。
ついに2022年7月24日日曜日朝8時半ごろ、196年ぶりに鷹山が三条通を動き始めました。三条通には一目見ようと訪れた方が道一杯に。動き出すと拍手が起きました。
烏丸御池に行くには、三条新町の交差点を東から北へ辻回しをしないといけません。大きな通り同士での辻回しと違って、細い通りの交差点での辻回しは難しく、お店にぶつけてはいけないので、いきなり最難関です。慎重に辻回しを行い、6回で無事に成功しました!

山田理事長は、鷹山の行列一行の前の方で、ずっと鷹山の様子を見続けていました。後ろ歩きしながら一瞬も目を離さないように。今までに見たことのないとても険しい表情から、この辻回しへの緊張感が伝わってきました。

後祭に巡行するのは11基の山鉾で、鷹山は10番目です。御池通から順に、河原町通、四条通と大通りを巡行し、新町通へ。最後に、三条新町の辻回しを終え、鉾町に戻ってきました。到着後、祝い締めが行われました!到着は午後1時20分過ぎで、約5時間の巡行でした。到着時は多くの人が集まりすぎて、警察が規制線を引くほどでした。

スタジオでは、5年前の2017年6月に山田さんのインタビューしたお声もお聴きいただきました。
「何とか僕らの世代で200年までに復興させたいなと。京都流に言うと『ほんの190年ほど休ましてもらいましたけども、また復活させてもらいますので、よろしゅうお頼申し上げます』というような感じで、なるべく早い時期に復興したいなと。子どもの時の夢の『自分とこの町内の山に乗ってお囃子をする』という叶わなかった夢を、60過ぎて最後に実現させたいなと。」
町内の曳山を復活させるという夢を今年叶えた山田さん。来年は鷹山に乗ってお囃子を演奏するという夢を叶える予定だそうです。山田さん、ありがとうございました!そして、本当におめでとうございます!来年以降も引き続きよろしくお願いします。


【シンゴが選んだ京都の曲】
M1 街/ 高石ともやとザ・ナターシャセブン
京都が好きだという思いがとよく伝わる私の大好きな曲です。


さて、福本の人事異動に伴い、京都ビビビッ!の次回の放送は未定となっています。必ずや
「ほんの〇〇ほど休ましてもらいましたけども、また復活させてもらいますので、よろしゅうお頼申し上げます」というような感じで帰ってくるつもりです。またすぐにお耳にかかれないのがとても残念ですが、ぜひ引き続き京都を愛していてください。

福本晋悟