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4月11日放送分 取材日記

「京都の通り、ひととおり」も10通り目となりました!
今回は、誰もが行ったことがある四条通りです!

四条通は平安京の四条大路に該当します。東は八坂神社、西は西京区の松尾大社までの約7キロです。とても長いので今回は、八坂神社の前から西へ、四条烏丸まで歩きました。

祇園の交差点の八坂神社西楼門の階段を上って境内に向かう人がひっきりなしで、境内を抜けて円山公園のしだれ桜を見に行く方が多かったです。四条通を歩いていると、和服を着ている観光客や春休み中の学生さんの姿が多く見られました。
コロナの影響で閉店してしまった店舗も目立ちますが、以前は平日を休んでいるお店も多かったですが、現在は営業しているところがほとんどでした。和菓子や抹茶スイーツのお店、お土産屋さんは混んでいて、なんだか懐かしかったです。今月24日まで南座で3年ぶりの都をどりが開催中のため、四条通にはあちらこちらに提灯が飾られていて華やかです。

鴨川の四条大橋を渡って、四条河原町の交差点へ。四条河原町の交差点といえば、かつての京都の有名な待ち合わせスポット「四条阪急前」ではないでしょうか?四条河原町阪急は、2010年閉店し、2011年に京都マルイになり、去年5月家電量販店のエディオンなどが入る「京都河原町ガーデン」になりました。四条河原町のバス停も混んでいて、路線図とにらめっこしている人やバス停で行先案内してくださるスタッフの姿を久しぶりに見ました。

四条通の南側の歩道を新京極通まで行きましょう。八坂神社御旅所という幅10mに満たないお社が2つあって、その間に「O tabi Kyoto」というお土産屋さんがあります。八坂神社の権禰宜・東條貴史(たかふみ)さんに久しぶりにお会いして、詳しく教えていただきました。御旅所は、7月17日の祇園祭の神幸祭の時にお神輿が渡御した後、その神輿の御霊をお移しして鎮まっていただき、御霊をお祀りする社殿です。7月17日の神幸祭から24日の還幸祭まで、休まれる社殿です。祇園祭の前祭の山鉾巡行の後、八坂神社から三基のお神輿が夜に御旅所に着き、24日の朝、後祭の山鉾巡行があり、夕方から神様が八坂神社に帰るのが還幸祭です。この期間、お土産屋さんである O tabi Kyotoはお休みになり、売り物や棚をすべて出して、お神輿置き場になります。

続いては、麩屋町(ふやちょう)通りと富小路(とみのこうじ)通りの間に向かいます。
何度もお邪魔したことのある地下1階にある喫茶店「生きている珈琲」です。この気になるお店の名前は、東京・赤坂にある有名な喫茶店「コヒア アラビカ」の看板に「生きている珈琲」と書かれていて、これを使えるようお願いされたとのことです。
2011年1月オープンのお店は、50席(完全分煙の喫煙席が13席ほど)。ホットコーヒー18種類、アイスコーヒー3種類で、メニューには、コク(こってり)かキレ(サッパリ)などをグラフにされています。さらには珈琲豆の味の違いが分かりやすいように、文章が長くなりすぎないように、日本の女優さんに例えていらっしゃいます。例えば・・・
ブラジル:軽くてすっきりした味でみんな大好き「吉永小百合さん」
コロンビア:苦みもコクも楽しめるバランス系「宮沢りえさん」
マンデリン:ホロ苦で濃いテイスト「夏木マリさん」
小林店長は、「毎回1秒2秒というところで焙煎を変えたりしていますので、常に探求していくというか、変化を恐れずにコーヒーを楽しみながら提供していきたいと思いますので、コーヒーを楽しみに来ていただければなと思っております。」とおっしゃっていました。

四条通は、2015年に車道の片側1車線になり、歩道が広くなり歩きやすくなりました。1番しょっちゅう通る道なので、大発見というわけではありませんでしたが、昔と今の変化を感じながら歩いてみてはいかがでしょうか?


「シンゴのビビビッ!ときたぞ」では、大津市出身で京都市内に8年間通った自称「大津・京都友好親善大使」の私が、今年で5年目を迎えた「びわ湖疏水船」に乗ってきました!

そもそも「琵琶湖疏水」とは、都が東京になってしまった明治期に、京都の復興策として大津市の琵琶湖から水を引き、その水の力で産業振興を図る計画です。琵琶湖疏水は、運輸、田畑の灌漑、水力発電による街灯などの電気、そして電車などに使われました。明治大正時代も春から秋にかけて観光用の船が人気でした。しかし、鉄道や自動車が発達すると、昭和26年に琵琶湖疏水の舟運がなくなっていました。
しかし、2018年の春に67年ぶりに復活し、今年の春で5年目。春と秋に運航され全期間の通算乗船率95%で、特に桜やもみじの時期は予約が取れない人気です。そんな中今年はGWでもまだ予約が取れるという状況です。

びわ湖疏水船は、大津からの蹴上への「下り」と蹴上から大津への「上り」があるのですが、
今回は、3月の桜が咲く前の時期に「下り」に乗ってきました。大津市の三井寺に近い京阪・三井寺駅から歩いて2分のところが乗り場です。最初に、琵琶湖疏水とは何かという映像を建物の中で見ます。下りは12人乗ることができます。55分間の船旅、大津から出発し、目の前にある第1トンネルに入っていきます。
※ぜひ、You Tube音声でガイドさんの説明のアナウンスをお聴きください。

疏水の水路幅は、通常の部分は6.2m~18.2mですが、トンネル内は約4.5mです。トンネル内はあまり高さがなく、明治の当時、船頭さんがギリギリ頭を打たない高さです。疏水第1トンネルは約2.4キロあります。蹴上までの約55分で7.8キロの旅、最初の20分間はトンネルの中です。

トンネルを出ると、明るい自然いっぱいの景色が広がりました。疏水沿いは遊歩道になっていて、散策している方も多いですし、絵を描いたり写真を撮っている方もいらっしゃいました。風も心地よいです。桜や楓もありますし、地元の方がさらに菜の花、コスモスもご厚意で植えているんだそうです。

ガイドさんは、55分の船旅中50分くらい色々と教えてくださいます。例えば、第2・第3トンネルや、日本初の鉄筋コンクリートの橋の話、天智天皇陵がある話などなど。話を聞きながらきれいな景色を見ていると、あっという間に蹴上に到着です。

人気のびわ湖疏水船の意義について、この事業をしている京都市上下水道局の寺田洋協働推進係長は、「琵琶湖疏水は、豊かな水を使って今の京都が形作られたという歴史を感じていただければと思っております。また、京都と大津を結ぶ観光ルートが皆様に人気となることを祈っております。京都観光と大津の観光と両方を楽しんでいただきたいと思います。疏水船の運行も大津市とも連携してさせていただいていますので、大津の皆様、そして京都の皆様、あと、来られる観光客の皆様にもぜひ楽しんでいただければと思います。」とおっしゃっていました。

びわ湖疏水船では、きれいな景色を見るだけでなく、京都の明治期の歴史を知れました。そして大津の観光もできます。もっと詳しく琵琶湖疏水のことを知りたい方は、地下鉄蹴上駅や南禅寺に近い琵琶湖疏水記念館もおすすめです。

びわ湖疏水船の春の運行は、6月12日までの火曜日水曜日以外で、完全予約制。
運航は、土日などは、下り7便、上り6便。平日は、下り5便、上り4便。
運行時間などは、HPでご確認ください。
5~6月は、疏水の水面に映る青もみじがきれいだそうです。

【シンゴが選んだ京都の曲】
M1 北山杉 / ばんばひろふみ
歌いだしが「四条通をゆっくりと~」ですので、もちろんコレです!

2月14日放送分 スタジオ日記

2月14日、バレンタインデーにお届けした今回の「京都ビビビッ!」
「京都の通り、ひととおり」は、今回で9通り目!

「新烏丸通」をご紹介しました。
詳しくは、福本アナウンサーの取材日記で!

2つ目のコーナー「 晋悟の極みレポート 」では「ホワイトデーにぴったりな京都のスイーツ」をお届けしました。
①つ目は、仁和寺近くの住宅街にある「いと達」さんの包み餅。
最近「王将」のタイトルをとった将棋の藤井聡太さんが、去年、仁和寺で行われた竜王戦の際に、おやつとして食べたクマちゃんのもなかを作ったお店です。
 
「包み餅」(1個税込240円・5個入りの箱で税込み1450円)はご主人の伊藤さんが、愛知県出身で、愛知県の銘菓である外郎と平安貴族である女房の装束である"かさねの色目"をイメージしたお菓子を作りたいと考えて作ったそうです。見た目が面白く、食べたらほっとするような商品です。
 
こちらの包み餅は店頭販売のみ。
 
場所は仁和寺から歩いて5分ほどの住宅街の中にあります。 
(住所:京都市右京区龍安寺塔ノ下町5−17)
 
②つ目は、地下鉄五条駅近くにある 「cacoto」 さんの「和柄のプチケーキ」です。
 
店主の宮川さんにお話をお聞きすると
「8種類の和柄をつけたプチケーキですが、それぞれについている名前は昔からある吉祥文様の名前で、縁起が良い柄の意味も合わせて説明しています。最近は差し上げる方を思って柄の意味も考えながら選んでくださるお客様も増えてきました。」とおっしゃっていました。
 
和柄を綺麗に見せるための色選びや味の調整に苦労したそうです。
 
お店で購入する場合は1個420円(税込)。お取り寄せは3個入1479円(税込)、5個入2538円(税込)、8個入3672円(税込)です。
店舗へ直接お電話するか、三越伊勢丹オンラインストア、「特選京都」のサイトから注文できますよ。
お店の場所は京都地下鉄・烏丸線五条駅1番出口を出て徒歩約4分。
(住所:京都市下京区東洞院通松原下ル大江町553-5)
 
③つ目は、ニ条城近くにある「果朋さん」の「果朋だんご みたらし」。
瓶入りの商品を思いついたのはSDG'Sへの取組みの一環。

お店ではプラスティック製の包装資材を使っていないそうで、その為、瓶入りにすることにしたそうです。

串に刺した団子をみたらしのタレに漬け、上に京きな粉を被せると、串を引き抜いた時にタレと京きな粉が上手くまとわりつく状態は試行錯誤の結果生まれたモノなんだそうですよ。
1瓶・税込561円。果朋-KAHOU-オンラインストアで検索していただくと全国どこからでも購入できます。
お店の場所は、JR二条駅・地下鉄・二条駅から西へおよそ400メートルほど行ったところです。
(住所:京都市中京区西ノ京職司町67-99)
 
④つ目は、嵐山にある京カフェ「チャチャ」さんの京ワッフル。
フレーバーは全部で7種類。1本470円~620円(税込)おすすめの食べ方は電子レンジで30秒ほど温めるか、トースターでカリっとさせてから、上にバニラアイスやフルーツなどを添えて食べると美味しいそうです。
食べ歩きにぴったりのワッフルバーとして開発したそうです。
「The GrandWest Arashiyama」というホテルの一階に併設された「クロス バーガー&ビアー/コーヒー(CROSS Burger&Beer/Coffee)」で購入できます。
場所は、阪急嵐山線「嵐山駅」より徒歩5分
(住所:京都市西京区嵐山上海道町48)


そして「シンゴのビビビッときたぞ!」では「酒場の京都学」をご紹介。
都市空間などを研究されている立命館大学文学部教授の加藤政洋さんが書いた本で、昔の文学作品や随筆、ガイドブックなどを手掛かりに京都の酒場の歴史がまとめられています。
その加藤さんにリモートでご出演いただき、詳しくお話を聞かせていただきました。
お酒が大好きな福本アナと鳥居さん。興味津々でしたよ。

次回放送は、4月11日(月)午後8時からの予定です。
皆さまが知りたい京都の通りも引き続き募集しています!
kyoto@mbs1179.com

2月14日放送分 取材日記

「京都の通り、ひととおり」は、9通り目のご紹介となりました。
今回は、非常に興味深い通りとして、新烏丸通りを歩きました。

新烏丸通りは、河原町通と寺町通の間にある南北の通りで、南は二条通、つまり京都市役所の北から、北は御所の東の荒神口通からまでのほぼ1kmです。烏丸通と新烏丸通は800mほど離れています。

新烏丸通できた背景ですが、江戸時代1708年の宝永の大火では、御所をはじめ、京都が火事になり、北は今出川通、南は錦小路通、西は油小路通、東は鴨川にまで火が達しました。宝永の大火の前までは、京都御所の周辺、現在の京都御苑のエリアには公家の邸宅が集まっていましたが、民家もありました。しかし、宝永の大火後には民家の土地は収用され、民家は移転させられることになり、今の京都御苑のエリアがすべて公家町になりました。そして、宝永の大火の時まで烏丸通沿いに住んでいた人が引っ越した場所の道路が、新烏丸通と呼ばれるようになりました。

新烏丸通を歩きましょう。北向きの一方通行の小さな道です。京都市役所の北、二条からスタートです。「新烏丸通」と書かれた青と白の道路標識はありませんので、ご注意を!寺町通の東隣で、このあたりの寺町通は、和菓子屋さん洋菓子屋さん、古美術店や画廊、古書店などが並ぶ明治の近代化を感じる街並みですが、新烏丸通は対照的で、マンションや一軒家が多く、飲食店は隠れ家的なお店が多いためか、まん延防止等重点措置が始まってからは、休業しているという張り紙が多く見られました。

ところで、秀吉は都市改造で、寺町通りをつくって、お寺を集められました。たとえば、今歩いているエリアだと、西国三十三所霊場の1つ、行願寺(革堂)がありますが、寺町通側に門があり、新烏丸通側からは入れません。下御霊神社も秀吉の命により移転していて、寺町通側が正門で、新烏丸通の方は裏門です。豊富な地下水脈があり、御霊水と呼ばれる井戸水が手水舎となっていることで、有名です。

どんどん、北に歩きましょう。丸太町通りにも新烏丸通を示す道路標識はありません。京都市からのお知らせが掲示される「京都市広報板」には、その場所の住所や通りの名前が書かれていて、そこには新烏丸通と書かれていました。

少し歩いたので、お茶にしましょう。お邪魔したのは、「ティールーム冬夏(とうか)」です。100年を超える2階建ての和風建築で、門の上は、横に伸びた松の木が目印です。6席あるティールームに案内いただくと、庭には椿が1輪咲いているのが見えました。オーナーの奥村文絵さんは、空間へのこだわりを、「テーブルの幅を少し奥行きを広く持ちまして、お客様の前で茶葉を取り出すところから、お湯を冷ます過程、それとお茶をどんな風に入れているのかを全部お見せしているんですね。一煎ごとにどんなふうにお茶を入れている時間が過ぎていくのかを見ていただきたいと思って、BGMを流さなかったり、ティールームの中には絵もありませんけど、その分静かにお茶に心を沈めてもらえるそんな空間になっているかもしれません。」とおっしゃっていました。

お湯を沸かし、茶器を温めるところから始められます。下御霊神社をはじめ、このあたり地下には豊富な水脈がありますので、敷地内から採取している地下水を使ったお茶をいただけます。さっそく、お茶をいただくことにしました。お茶1種と季節のお菓子1種で、お値段は、税込み1900円。お茶は10~15種類くらい用意されている中から選べます。京都府和束町の「やぶきた」という品種や滋賀県甲賀市信楽の朝宮茶などがあります。私がいただいたのは、和束町の煎茶で、肥料や農薬を用いず、土本来の力を引き出す栽培方法でつくられたお茶です。林や森の中にある茶畑で育てられ、つくり方にこだわった農家さんから仕入れられたものだそうです。
一人用の小さめの急須とお茶に合う湯呑をご用意いただきました。まずは、一煎目、一口いただきました。お茶の色は薄いのに、味が長く続きました。2煎目の後、うぐいすもちをいただきました。3煎目以降はさわやかな味となりました。お湯を追加してもなかなかお茶っ葉が開かず、15煎目くらいまで味を蓄えているとのことです。お茶一杯を飲むのに人生でこんなに集中したことなかったなぁと思いました。

奥村さんは、「日本茶は産地とか製法とか収穫年によって茶味が異なるんですね。冬夏では、煎茶に深く沈み込んで飲み分けるおもしろさを探求しています。ぜひ冬夏に来て、新しく知らなかった煎茶を楽しんでみてください。」とおっしゃっていました。

お茶の販売もされていて、オンラインショップもあります。お茶は50グラムで1200円~1800円です。ティールーム冬夏は、朝11時~夕方6時まで。毎週火曜日がお休みです。

新烏丸通の終点に向かいましょう。新烏丸頭町(かしらちょう)という地名を見つけました。終点には、護浄院(通称:清荒神)があります。清荒神があるので、荒神口通があり、都の出入り口である「京の七口」の1つが荒神口です。本尊は火の神、竈の神様として祀られる三宝(さんぼう)荒神尊で、「火の用心」「災難除け」にご利益があるとされます。お寺ですが、本堂の前に石でできた鳥居があって神仏習合の時代を感じられます。

新烏丸通ができたきっかけは宝永の大火で、その新烏丸通のある地下には水脈があります。そして、清荒神は火の守護神です。偶然だとは思いますが、新烏丸通は、水と火にまつわる通りでした。


【シンゴが選んだ京都の曲】
M1 京都ブルース / 山本翔
京都市出身の山本翔さんの1980年の曲です。松本隆さんが作詞をされました。
比叡おろしや三年坂が登場します。

12月13日放送分 スタジオ日記

2021年最後の「京都ビビビッ!」
12月ということで、スタジオもクリスマス飾りが・・・

「京都の通り、ひととおり」は、今回で8通り目!

「御池通り」をご紹介しました。
今回もたくさん歩いた福本アナ。
詳しくは、福本アナウンサーの取材日記で!

2つ目のコーナーでは「京の老舗が挑む 新展開グルメ」をご紹介。
①まずは今年の4月に四条烏丸にオープンした豆乳カフェ「 EVERYSOY 」。

「ソイ」とは英語で「大豆」。
 
このお店の運営は、明治18年(1885)創業の老舗「ゆば庄」さんがやっているんです。
 
「 EVERYSOY 」からは「ソイビスコッティ」と「ソイティラミス」をご紹介。「ソイビスコッティ」は、小麦粉を大豆の粉に置き換えたたことで、焼き上がりがまったく違い、カリッとした歯ごたえのある食感を出すのが難しかったんだとか。そこで3度焼きすることで、その食感を表現することに成功。
 
さらに、栄養価を高めるために、ナッツやドライフルーツをふんだんに使っているんだそうですよ。
(1本200円税込。味はプレーン/抹茶/ココア)
 
「ソイティラミス」は乳製品不使用とは思えないクリーミーさと、植物性ならではの軽さを表現しているそうです。(1個648円税込)
 
【EVERYSOY】
住所:京都市下京区函谷鉾町101 LAQUE(ラクエ) 四条烏丸 1F
京都市営地下鉄烏丸線「四条」駅/阪急京都線「烏丸」駅 22番・24番出口直結
 
②続いては、去年の8月、四条河原町にできた、発酵を楽しむ「AMACO(アマコウ)CAFE」。このお店は「京つけもの西利」さんが運営しているんです。
 
「AMACOCAFE」からは みみまでやわらかい「AMACOBREAD甘麹熟成食パン」(1本1296円税込)としっとりしていながら軽い食感に仕上げた「甘麹パウンドケーキ(丹波黒豆)」(1本2808円税込)をご紹介。
 
発酵を極めた西利が作った「乳酸発酵甘麹(あまこうじ)」を使用した体と心が喜ぶパンやスイーツなんだそうです。

【AMACO CAFE】
住所:京都市中京区蛸薬師通河原町東入備前島町310-2
立誠ガーデンヒューリック京都1階(元・立誠小学校跡)
阪急「京都河原町駅」徒歩3分
  
③最後にご紹介したのは、1864年創業、老舗和菓子店の「伊藤軒」さんと、
地下足袋や作務衣などを現代風にアレンジして制作している京都のアパレルブランド「sou・sou(ソウソウ)」さんとのコラボ店、「伊藤軒/SOU・SOU 京都清水店」。
今年の9月に、清水産寧坂にオープンし、その可愛らしいビジュアルから若い女性に大人気!
 
「伊藤軒/SOU・SOU 京都清水店」からは 「串和菓子」(1本500円税込)をご紹介。(2種類:「季節」「sou・sou」)
 
見た目にもかわいい「串和菓子」は串にささっているので、食べ歩きにもぴったりですよ。
 
【「伊藤軒/SOU・SOU」京都清水店】
住所:京都市東山区清水3丁目315(3分歩けば清水寺)
 
皆さんはどれが食べてみたいですか?
 
そして「シンゴのビビビッときたぞ!」では
一足早く、来年の干支、「寅」にまつわるスポットをご紹介。
12月中に行くも良し、もちろん新年明けてから行くも良し
京都に行かれる方は、参考にしてくださいね♪
詳しくは、福本アナの取材日記で!
 
 
2021年も「京都ビビビッ!」をお聴きいただきありがとうございました。
 
次回放送は、来年の2月14日(月)午後8時からの予定です。
皆さまが知りたい京都の通りも引き続き募集しています!
kyoto@mbs1179.com

では皆さま、良いお年を!!

12月13日放送分 取材日記

おかげさまで第40回を迎えた京都ビビビッ!今回もいつもどおりいっぱい京都を歩いて取材をしました。

「京都の通り、ひととおり」では、御池通りを歩きました。
東は鴨川のすぐ東隣の川端通から、西は太秦までの約5キロの通りです。
鴨川を渡ると、広い御池通があります。道幅50m(車道が26m、12mの歩道が2つ)もあります。電線や電柱は地中化され、一定間隔にケヤキの木が植えられています。さらに、車道の照明と交通標識と信号機と、交差する通り名の標識を一体化したデザインが統一された灰色の柱があります。

河原町御池、つまり京都市役所前には、本能寺があります。本能寺の変として、あまりにも有名ですが、その時の本能寺は、蛸薬師通油小路(四条堀川に近い)のところで、現在の場所ではありません。後に豊臣秀吉による都市計画で現在の場所へ移転となり、当時は今の京都市役所を含んだ広い敷地だったそうです。
境内に入るととても静かで驚きました。河原町通側にも御池側にも8階建てくらいのビルに囲まれているので、道路からの騒音が遮られています。
織田信長の三男・信孝によって建てられた信長の供養塔があります。石塔の下には、信長が使った刀が眠っているそうです。
その横には、高さ6階くらいある大きなイチョウの木があり、イチョウの落ち葉が信長の供養塔のあたり一面を黄色に染めていました。このイチョウの木、幕末の蛤御門の変の火災の時に、この銀杏の木から水が噴き出し火を消したという逸話があります。
ところで、本「能」寺は、建立から現在まで5度の火災に見舞われてきたため「能」の右の「ヒ」を使わず、ヒが「去る」ように、字を変えて使っていと言われています(諸説あり)。
境内は無料でお参りできますが、信長やお寺の貴重なものがある宝物館は、500円で見学できます。

そもそも、御池通は、元々平安京ができた時は三条坊門小路でした。大きな道になったのは、第二次世界大戦末期の1945年に御池通りの南側の民家に対して、空襲で燃え広がるのを防ぐための建物疎開が行われたためです。結果として、戦後(1947年)に、幅50メートルの幹線道路となったのです。
堀川御池までは片側2車線以上でしたが、それより西は片側1車線の道になります。御池通りの名前の由来は堀川通りの西にあります。
それは、神泉苑です。神泉苑の池に通ずる道だから江戸時代中期に御池通と呼ばれるようになったという説が通説になっています。神泉苑は、平安京ができた時、大内裏のすぐ南東隣に位置する天皇のための庭でした。当時は東西およそ250m、南北500mのおよそ3万坪もあったが、江戸時代に家康が二条城をつくることになり、広さが1/16になりました。
現在は、東寺真言宗のお寺ですので、御朱印もあります。御朱印帳に書いていただけるものだけで9種類あります。さらには、期間限定や書置きも色々な種類があります。

神泉苑を出て、西に500mほど進むと、千本御池つまりはJR二条駅です。二条駅の西側に御池通りを示す看板があるので、続いていることは事実です。しかし、実は北に130m進んだところの交差点から西が御池通りで、そこから御池通りが南西方向に斜めに再スタートしているのです。つまり御池通りが、一筋北に通りがずれているんです。一本北は押小路通りですが、押小路通はこの交差点で終点。ここの交差点の名前を示すものはありませんでした。

西にどんどん進みましょう。西大路通りを越えると、島津製作所の本社や工場のあり、通り過ぎると、京都を代表するパン屋さん志津屋の本店もあります。昭和23年に河原町通六角に開業し、昭和57年に新本社工場とその隣に本店ができました。出来立てのパンがすぐに届くそうですよ。
 
どんどん西に行くと、学校が見えてきました。いつもこの番組で京料理をつくってくださる宗川裕志先生がいらっしゃる大和学園・京都調理師専門学校が右手に。左手には、京都の通り名の唄について教えてくださった鍛治宏介先生のいる京都先端科学大学があります。
 
さて、御池通り、ゴールは、太秦です。交差点名は「三条御池」。おかしいと思いませんか?実は三条通が北西方向に斜めになっているため、本来なら東西真っすぐの道路同士なのに交差点になっているんです。
三条御池は、嵐電天神川駅と地下鉄太秦天神川の場所で、御池通りのほとんどは、道路の下に地下鉄東西線が走っています。御池通りは約5キロ。歩くのはしんどいという方は地下鉄の一日券で散策を笑
 
 
「シンゴのビビビッ!っときたぞ」では、寅年初詣をご紹介しました。
2022年は寅年。思い起こせば、去年の今頃は、初詣を12月中に先取りする「幸先詣(さいさきもうで)」というワードが登場しましたね。元から私は毎年言っていますが、わざわざ年始にその年の干支にまつわる神社に、寒い中3時間とか並ぶことは、ナンセンスだと思っている分散参拝派です。であれば、寅にゆかりのある神社を12月中にお参りしてもいいのではと思っています。ということで、寅にまつわるスポットを3か所ご紹介します。
 
(1)両足院の毘沙門堂
祇園の花見小路をさがったところにある建仁寺。その塔頭の1つが両足院です。境内には、毘沙門天をまつる毘沙門天堂があります。毘沙門天が現れたのが「寅年・寅月・寅日・寅刻」だったとされることから、毘沙門天のお使いは虎といわれています。毘沙門天堂には狛寅があります。もちろん、右の狛虎は口を開けて、左は閉じていて、阿吽になっています。
授与所には、寅に関するものも色々あり、寅守(500円)黄色い虎2匹が描かれています。
虎みくじ(500円)がかわいいです。高さ4センチくらいの手乗りサイズの虎の焼き物の中に、おみくじが入っています。
絵馬は、虎が描かれたものが2種類あります。絵馬をかけるところにはたくさんありました。ジャニーズジュニアの7人組グループTravis Japan(トラビス ジャパン)が、10月に南座で3週間公演をされたこともあり、ファンの皆さんが「千秋楽まで無事に駆け抜けられますように」や「寅年の来年にデビューできますように」などの願いが書かれていました。来年、ファンの皆さんの願いが届きますように。
毘沙門天堂と授与所はいつでもお参りできますが、両足院は、座禅体験などを除いて、普段は方丈やお庭などは非公開のお寺です。お正月の特別公開は、1月1日~11日(月・祝)です。
 
ちなみに、毘沙門天を本尊として祀ったのがはじまりとされる鞍馬寺にも虎の授与品があります。正月期間限定ですが、1800円で「阿吽の虎」の置物が授与されるそうです。
 
(2)松尾(まつのお)大社。
阪急嵐山線の松尾(まつお)大社の駅からすぐ、松尾大社です。平安京ができる前の701年創建され、古くからお酒の神様としての信仰も集める神社です。
北は玄武、南に朱雀、東は青龍、西に白虎という四神相応之地(しじん・そうのうのち)は、地形としては、玄武は船岡山、朱雀は巨椋池、青龍は鴨川、白虎は山陰道ですが、神社では、玄武は上賀茂神社、朱雀は城南宮、青龍は八坂神社、白虎は松尾大社です。さらに平安神宮とあわせて、京都五社ともいわれます。
という訳で、白虎の松尾大社です。拝殿には、高さ3m以上、横は5m以上もある絵馬が掲げられ、白い虎に盃、松竹梅、神の使いとされる亀が描かれていました。
白虎おみくじがあるんですが、コロナ禍のため現在品切れ。お正月には間に合うとのこと。
御朱印は、通常の物は300円ですが、500円で白虎朱印もあります。現在は、書置きのみの対応ですが、松尾大社の御朱印帳を新たに購入される方は直接書いていただけるそうです。もちろん白虎のデザインで、猛々しい虎とかわいいバージョンがあります。
 
(3)京都市動物園
最後は、本物の虎を見に行きましょう!明治36年にできた京都市動物園は、日本で2番目にできた動物園です。ロシアのアムール地方や中国東北部に生息するアムール虎を2匹飼育しています。寒い地方の虎なので、寒い京都ですが、むしろ寒い時期が元気です。実は、虎を含めたネコ科動物にもコロナ感染の恐れがあるということで、現在は柵から2mほど離れての見物になっています。オスがオク君、その母がアオイちゃんです。
京都市動物園の飼育員・虎担当の河村あゆみさんによりますと、虎は日中寝ることが多いんですが、収容といって部屋の中に入ってご飯を食べる時間に近づいてくるとうろうろすることが増えてくるそうです。
オク君は、は立ち上がった時の高さは、2m30センチ、体重150キロと迫力があります。年賀状の写真にしてはいかがでしょう?僕はそうします。
京都市動物園は、月曜と12月27日~1月1日がお休みで、年明けは1月2日からです。
 
寅年にまつわるスポットをご紹介しました。どうぞ、良い年をお迎えください。
 
【シンゴが選んだ京都の曲】
M1 アケチノキモチ feat.阿部sorry大臣ちゃん / レキシ
本能寺を訪れましたので、この曲を。放送では1番まででしたが、ぜひフルコーラスでアケチノキモチを感じてください。

10月11日放送分 スタジオ日記

今回は午後8時からお届けした「京都ビビビッ!」

「1人でも京都」では、『京都文化博物館の「フィンレイソン展」』へ。
すっかり魅せられた福本アナ。
かわいいクリアファイルを買ってきていましたよ。

シンゴのビビビッときたぞ!では
京都府北部のお取り寄せをご紹介。
今回は北部に注目しました。日本海に面した京丹後市、宮津市、舞鶴市、与謝野町にある会社から一つずつ選んでみました。

①つ目は、宮津市にある竹中罐詰さんの人気商品「天の橋立 オイルサーディン」。
 
創業は明治41年の老舗。
ほどよく脂がのり、身は引きしまった新鮮な小ぶりのイワシの美しい姿を
損なうことなく、日本の食文化・好みにあうオイルサーディンを作りたいとの
一心で試行錯誤しながら作ったそうです。
お取り寄せは竹中罐詰のホームページから注文できます。
セット販売が基本となっています。電話でも注文を受け付けています。
連絡先は竹中罐詰株式会社。電話番号は0772-25-0500(平日)です。
 
 
②つ目は、与謝野町にある京都与謝野酒造さんのクラフトビール「ハレバレゴールデン」「涼風ゴールデン」「ツキカゲブラック」の3商品を。
 
京都与謝野酒造は、「与謝野町で栽培されているホップを活かしたビールを造る」というコンセプトで2019年12月に創業した会社で地元の農家さんが作った与謝野ホップを使っているんだそうです。
与謝野町は西日本一のホップ名産地で、西日本で初めてホップ栽培に挑戦した場所なんですよ。
お取り寄せは、京都与謝野酒造さんホームページからすることができます。
 
 

③つ目は、舞鶴市にある、舞鶴崎田・松蔵の「へしこ茶漬け」。
 
全国茶品評会で産地賞(国内1位)を受賞している舞鶴の茶農家さんが丹精込めて育てた煎茶と、舞鶴を含む若狭湾沿岸に伝わる郷土料理「へしこ」を組み合わせた「鯖へしこ茶漬け」の素。お茶漬けに適度な、へしこの糠の分量や切身の角度、大きさなど、繰り返しの試作を重ねて現在の形になったそうです。
お取り寄せは、舞鶴崎田・松蔵のホームページからできます。
電話でも注文できます。電話番号は0773-75-0105
(水・日・祝日以外の9~17時/土曜日は12時まで)

④つ目は、京丹後市にある天の酒喰食房さんの「せいこ蟹のテリーヌ」。

セイコ蟹は、身を取るのが手間で食べにくいので、お客様がいかに手間をかけずに食べれるかということを考えたのがきっかけだそうで、調味料は使用せず、地元でとれる『琴引の塩』のみを使用っています。
お取り寄せは、天の酒喰食房のオンラインショップか、
電話番号は070-1803-9237(平日)です。
みなさんもぜひ、お取り寄せで京都の味を楽しんでくださいね。
鳥居さん、すべておいしそうに食べていましたよ。


「京都の通り、ひととおり」は、今回で7通り目!
「室町通り」えおご紹介しました。
そこには何があったのか・・・
詳しくは、福本アナウンサーの取材日記で!

次回放送は、12月13日(月)午後8時からの予定です。
皆さんが知りたい京都の通りも引き続き募集しています!

kyoto@mbs1179.com

ではまた次回、お耳にかかりましょう!!

10月11日放送分 取材日記

緊急事態宣言が明けた京都。10月なのに30度を超える京都へ取材に行きました。

「一人でも京都」では、芸術の秋にひとりで行きたい展覧会をご紹介しました。
京都文化博物館の「フィンレイソン展」です。
フィンレイソンとは、去年創業200年を迎えたフィンランドを代表するテキスタイルの会社です。そのテキスタイルのデザインが、服や布団カバーなどの寝装具やエプロン、テーブルクロスなどの日用品になっています。そもそも、フィンレイソンとは、創業者の名前で、スコットランドの出身。当時はロシア統治下のフィンランドへ行き紡績工場を始めたのがはじまりです。

そんなフィンレンソンの日本初の展覧会が、西陣織などの染織産業のまち京都に来た訳です。デザイナーが描いた原画や布生地、さらにはフィンレイソンの歴史を振り返る物など、約250点が展示されています。
たとえば、有名でかわいい1969年の作品「エレファンティ(象)」。フィンレイソンを知らなくても、このデザインを見たことあるかもしれません。赤いリンゴがたくさん並べて描かれた「オンップ(リンゴ)」も有名です。

今回の展覧会を、フィンレイソンの日本の総代理店をされていて、フィンランドについてとても詳しい今泉幸子さんに案内いただきました。
今回の展覧会のメインの1つで、花が描かれた作品の原画は、葉っぱは朝顔のように見えてきましたし、真ん中あたりはひまわりのように見えてきましたが、実は特定の花じゃないんです。フィンレイソンに限らず、フィンランドではあまり花の名前を意識しないで普通に想像の世界でお花を描いたりとか、デザインすることが多いそうです。1976年に描かれた青い原画では、展覧会グッズとしてお皿などになっていましたが、さらに今回、フィンレイソン200年記念として黄色が登場し、展覧会の図録の裏表紙には黄色い花として登場しています。ちなみに、「アンヌッカ」というフィンランド人の女性の名前が作品名になっていますが後に付けられた作品名なんです。作品名を先に見ないほうが、フィンレイソンを楽しめるのでは?と思いました。

という話を踏まえて、僕がいいなと思った作品は、パンダさんです。グッズショップでハンカチ(1650円)買っちゃいました!アヤトス(思考)2006年の作品で、パンダが考え込んでいる様子に見えます。「パンダが考え込んでいる。現代社会で、人々が公害に対して無頓着になってしまったことを嘆き悲しんでいるのかもしれない。」との説明もありました。深いですね。

こちらの作品は想像してみてください。1973年制作の14個の水玉模様がちりばめられた作品で、そのうち3つは赤い水玉です。他のスペースには、黒い点線や波線がたくさん。名前はありません。作者のウッラ・ペルホさんは1970年の大阪万博に来た時に、日本の国旗日の丸の赤い丸にインスピレーション得て制作。ただ、ヨーロッパでは、太陽は黄色などで描くので、ご本人は、制作時に日の丸は太陽を意味するとは知らなかったそうです。

今泉幸子さんは、フィンレイソンの楽しみ方を「第1印象で楽しんでいただいた方がいいかと思います。『これが好き』っていうのをみなさんに楽しんでいただくのでいいんじゃないかなと思います。人それぞれのお好みで原画も楽しんでいただけるんじゃないかなと思います。」とおっしゃっていました。

フィンランド人は、一人一人の感じ方を大切にする国民性で、自分の感じたイメージを伝えるのを楽しむこともあるそうです。私は、「この作品はどんなメッセ―ジか??」と考えることが好きなんですが、フィンレイソンを知って、考え方が根本的に変わりました。

創業200周年記念「フィンレイソン展」は、来年1月10日まで、京都文化博物館で開催中。
入場料は、当日一般1500円、前売り1300円です。
月曜はお休みですが、金曜は夜7時半までされているのが嬉しいですね。


「京都の通り、ひととおり」では、7通り目として室町通りを歩きました。
室町通は、場所によりますが、烏丸通の1本西(場所によっては2本西)にある一方通行の南北の通りで、北は北山の府立植物園の西のあたりまで、南は十条までの9キロ弱です。

室町通は、平安京の室町小路に該当します。後の時代に足利義満が、室町小路に面した将軍家の邸宅(室町殿(どの))を今出川通の北に作ったことから、室町幕府や室町時代と名付けられました。
とはいうものの、知名度はどうでしょうか?今回は京都駅から北の終点前まで7キロ歩きましたが、室町通りを示す道路標識は、4か所しかありませんでした。御池通り、丸太町通り、今出川通りと、五条室町で、もっとアピールしたらいいのにと思いました。。。

京都駅で通りが分断されているので、今回は、京都駅から北へ歩きましょう。歩き始めて200mも行かないあたりで、ゲストハウスにぶつかるので、ぐるっと烏丸通へ遠回りして、七条通りに出ました。そして30m進むと東本願寺で分断されます。

東本願寺は浄土真宗のお寺で、徳川家康から土地を与えられて1602年に建立されました。
4度にわたる火災のため、現在の伽藍は明治時代の物です。
西本願寺、東本願寺共に、本堂の阿弥陀堂より、親鸞聖人を祀る御影堂(ごえいどう)の方が大きいのが特徴です。阿弥陀堂は畳418枚、御影堂は927枚と2倍以上です。
個人的には、浪人時代に通っていた予備校がそばにあったので、毎朝東本願寺の前を通っていました。懐かしい。

東本願寺の北から六条、五条、四条、三条の室町通りには、着物関係のお店や商社といった和装産業の会社が立ち並びます。着物が、飾られていることもあります。つまりは、昔から祇園祭の山鉾町であり、菊水鉾や鯉山など7つの山鉾が並びます。

さあ、どんどん北に向かって歩きます。御池通りを越えて、まもなく二条通というところに、白壁に黒い柱の京町家に、白いのれんがかかっていました。元々は呉服屋さんだった築300年以上の建物です。2009年オープンの喫茶スペースのある和菓子屋さん・然花抄院(ぜんかしょういん)です。

喫茶スペースで、いちおしの「然カステラ」をいただきました!ホットケーキのように円形の状態で、オーブンで焼いた紙焼きのカステラ。タルトのようなとても黄色が映えていて、いい卵を使っているのが分かります。
店長の喜賀夏未さんに卵の特徴を教えていただくと、丹波の黒豆を食べて育った鶏の卵を使用しているので、色味が黄色く味も普通の卵とはまた違う風味とのことです。
お店で毎日作っていて、冷蔵保存が必要で賞味期限は翌日までなんですが、近々オンラインショップで、然カステラを買うことができるようになります。
季節限定で、11月末までは抹茶味もあります。抹茶も濃厚な味、飲む抹茶がぎゅっと詰まっているようで、とろっとしていました。

スタジオには、賞味期限が6日ある「卵蜜(らんみつ)」を持ってきました!生地自体がほろほろとした食感で、ザラメがうえに乗っていておいしいです。
然カステラも、卵蜜も、直径10センチくらいの小サイズ648円、直径17センチくらいの大サイズ1620円です。
喫茶では、然カステラ、然カステラの抹茶味、卵蜜を1切れずつ、さらに日本茶やコーヒーなどのセットもあります。喫茶スペースは18席あり、枯山水の中庭を眺められるようソファーがあり、しだれ桜、これからの時期だともみじも見られます。

丸太町通りを北に進みます。御所の近くです。室町通の西はレンガ造りの建物の平安女学院大学、東は中学高校というエリアを越えて、今出川通まで来ました。
足利3代将軍義満が将軍御所として作った室町殿、通称花の御所は応仁の乱で焼けてしまいました。東京ドーム半分くらいのサイズといわれています。
室町今出川の交差点に、「従是(これより)東北、足利将軍室町第址」と書かれた石碑があります。また、2002年の同志社大学の室町キャンパス建設に伴う発掘調査で、花の御所の石敷き跡や水路跡が発見され保存されています。

さて、今回は、さらに北の鞍馬口、北大路とずっとずっと住宅街を抜け、北山通にぶつかり、賀茂川に架かる北山大橋でゴールしました。全部歩くのはかなり長いので、ご無理をなされませんように。

室町通りは、その名の通り室町時代の歴史を感じられる通りでした。室町通りと書かれている道路標識が少ないのに私が以前からを知っていたのは、予備校と大学が室町通りのそばだったからですね。歩きながら昔のいい思い出も辛い思い出も次々と蘇ってきました(笑)

【シンゴが選んだ京都の曲】
M1 京都マイラブ  / 爆風スランプ
物悲しいこの曲は、1991年のシングル「おおBEIJING」のカップリング曲です。
ふるさと京都で青春を過ごした青年が、京都を去る直前に思い出の恋を振り返ります。
作詞はサンプラザ中野(サンプラザ中野君)さんですが、この曲で初めてバーベQ 和佐田さんがボーカルを担当しました。

M2 My hometown 舞鶴-このタカラモノを未来へ-  / Chicago Poodle
2013年に舞鶴市が市制70周年を記念して舞鶴市のイメージソングを作りました。舞鶴の名所を連想する歌詞が登場します。
【舞鶴市HP】https://www.city.maizuru.kyoto.jp/shisei/0000000012.html

さて、次回12月13日の放送は、京都ビビビッ!40回目の放送です!
いい番組にできるよういつもどおり頑張ります!

8月23日放送分 スタジオ日記

実は浴衣姿で番組にのぞんでいた福本アナウンサー。
夏ですね~
そんな中お届けした、今月の「京都ビビビッ!」。
 
「京都の通り、ひととおり」は、リスナーさんからメッセージをいただいた「姉小路通」をご紹介しました。
詳しくは、福本アナの取材日記で!
 
 
「ゲストコーナー」では、京都府立植物園の副園長・岡垣 勝さんにリモートでご出演いただきこれからの季節で、見ごろを迎える植物や園のオススメスポットをお聞きしました。
現在は緊急事態宣言により臨時休園中の京都府立植物園ですが
最寄り駅は京都市営地下鉄「北山駅」からすぐ。
開園時間は午前9時~午後5時まで
入園料は一般200円、高校生150円、小・中学生・70歳以上の方無料
温室観覧料金も同じく、一般200円、高校生150円、小・中学生・70歳以上の方無料となっています。
 
そして、久々の「晋悟の"極"リポート」
今回は「清水焼」をご紹介しました。
その「清水焼」について福本アナは誰にお話を聞きに行ったのか?
聴き逃した方は、番組youtubeでチェックしてくださいね。
 
 
1時間浴衣姿で番組を続けた福本アナでしたがその姿について鳥居さんからは一言も触れられず・・・
「なじみすぎて違和感なかった・・・ごめんごめん!」とのことでした。
 
次回放送は、10月11日(月)午後8時からの予定です。
 
皆さんが知りたい京都の通りも教えてくださいね!
 
kyoto@mbs1179.com
ではまた次回、お耳にかかりましょう!!

8月23日放送分 取材日記

「京都の通り、ひととおり」では、リクエストをいただき、姉小路(あねやこうじ)通りを歩きました。
姉小路通は、御池通と三条通の間のある東西の通りです。平安京にも姉小路がありました。東は木屋町通、西は西大路通りの1つ西の佐井通までの約3.5キロです。現在は基本的に、一方通行の小さな道です。今回は、木屋町通りから西の方向へ歩きましょう。

河原町通りや寺町通りあたりの繁華街を過ぎると、もっとも姉小路らしいエリアです。というのは、江戸時代から続く歴史のある建物の老舗がいくつもあるからです。そういう経緯もあって、烏丸通までを姉小路界隈地区建築協定区域に京都市から指定されています。具体的には、建物は高さが18mや5階までで、キャバレーやバーなどやカラオケなども営業できない地域です。老舗というと、木でできたお店の看板にも注目です。

烏丸通を渡ると、NHK京都放送局があり、西隣に沖縄出身のグルメライターの泡☆盛子さんに、オススメいただいたお店・焼きそばスタンドバイミーがあります。去年1月にできた焼きそば専門店で、L字型のカウンター9席。土日のお昼では並ぶこともある人気店です。お店の名前の意味は、「そばにいて」という意味で、焼きそばの「そば」とかけているのと、あなたのすぐにそばにある焼きそばという意味とのこと。
メニューは、ソース焼きそば、塩焼きそば、それぞれ750円で、しかも太麺か細麺か選べる。太麺はきしめんくらいの太さで、細麺と言っても普通の焼きそばの太さです。ソースがかかっているんじゃない。もはや太麺にもはやソースが入り込んでいると感じました。あえて目玉をつぶした半熟の目玉焼きが、さらに麺に絡みます。その秘密は、うどんくらい全粒粉を入れた麺で、もちもちとした弾力あります。しかも、生麺です。ランチも夜もされていますが、木曜が休みです。

姉小路通、どんどん西へ参りましょう。烏丸通から西は住宅街です。堀川通、そして千本通は横断歩道が無く、実は河原町通もないのです!そのため御池通りか三条通の横断歩道まで往復、往復300m弱だけど、少し遠回りに心が折れそうになります。

JR嵯峨野線の高架をくぐり、西大路通りまで半分くらいまでのところに、参道が10mくらい、でも鳥居が11本もある神社がありました。月光稲荷神社です。ここは、江戸時代に京都改暦所があった場所で、寛政年間への改暦作業を行うための天文台でした。しかし、寛政10年には廃止され、跡地に住民が建てた神社です。
本殿にお参りしようとすると、張り紙があり、「泥棒のためお宮が壊されましたので、お賽銭箱をなくしました。ご参拝のみお願い致します」と。罰当たりですね。
 
さあ、どんどんゴールに向かって歩きます。西大路通りも横断歩道がありません。。。今回4回目の無駄な300mです。
姉小路西大路には、疲れた体を癒す白壁の和風建築のお店が待っています。2016年創業のチョコレートのお店COCO KYOTO本店。チーフパティシエの横田克久さんに、色々教えていただきました。
おすすめは、チョコレートの原点ともいえる板チョコ・タブレットとも呼ばれるチョコ。カカオの含有量が70%以上のハイカカオのチョコレートです。季節によって異なりますが、ガーナ60%をはじめ、ベトナム70%、他にもペルー、エクアドルなどのカカオをつかったチョコがあります。
ペルーのカカオ70%(1450円)のチョコを試食させていただきました。一口目が非常に食べやすく、チョコレートのよく知っている風味から始まるけど、後でカカオの味がすごくやってきました。

続いては、ベトナムのカカオ85%(1250円)のチョコ。ブラックチョコというと、苦みと同時甘みも来ると思っていましたけれど、食べた後の嫌な喉につっかえる残る感じがありませんでした。チョコレートというと甘くて苦手だという方にとっては世界観が変わると思いました。
他には、メディカルチョコレートという医師の石黒伸さん監修の、グラノーラを砕いてチョコをコーティングしたものなどもあります。
COCO京都本店は、火曜日がお休みです。オンラインショップもあります。
 
さて、姉小路通りのゴールは、西院の佐井通・島津製作所本社前でした。次回もリクエストお待ちしています。
 
 
続いては、久しぶりの「シンゴの極みリポート」です。
京都のいいものやすごいことを極みとしてご紹介するコーナーです。
この番組では京うちわや京扇子など、京都の伝統産業の魅力をラジオなりにご紹介していますが、今回は、清水焼です。
 
京都で焼かれたやきものは「京焼」と呼ばれます。これといった定義はなく、京都でつくられたら京焼です。当初は、安土桃山時代以降、お公家さんなど茶道をする人は自分好みのお茶碗をつくってもらうことで発展したとされます。
そもそもは、仁和寺の門前での茶器の焼き物や三条大橋の東側にあたる粟田口での粟田焼などもありましたが、その後18世紀後半には、清水・五条坂エリアが焼き物の生産量を伸ばした。そして、京焼の代表が清水焼となったため、京焼・清水焼と呼ばれることもあります。江戸時代中期には、初代清水六兵衛(1738~1799)などの名工が登場しました。
 
さて、そんな清水焼について、誰に教わろうかと思っていたところ、6年前に友人の結婚式で隣の席だった初対面の方を「しみずさん」とお呼びしたら「きよみずさん」だったことが。なんと、清水六兵衛の子孫にあたる方である清水宏章さんでした。現在お父様が八代清水六兵衛。将来は九代目となる予定とのこと。そんな清水さんの六兵衛窯は、1771年に開かれ、ちょうど今年で250年です。東山五条の交差点から歩いてすぐの五条通に面している所にあります。
 
六兵衛窯で作られ、販売されているコップをスタジオにお持ちしました。
琳派の神坂雪佳の作品の狗児で、白い子犬がかたつむりを見つめている絵を描いたデザインです(4400円)。思ったより軽いんです。合計4度焼き、制作期間は乾かす期間も合わせて3週間とのこと。
 
清水宏章さんは、赤色を使った作品、特に食器に力を入れていて、たとえば、白いお皿に、赤い龍が描かれたお皿などもあります。コロナ禍の影響で、おうち時間を豊かにするために良い食器を使いたいという方も多く、また、視覚が味覚に与える影響も大きいとのこと。フレンチの料理人さんは、赤いお皿、緑色の野菜が、より映えるという声もあります。
 
清水宏章さんの作品展は12月14日から行われます。
東大路丸太町のギャラリー恵風(けいふう)で、観覧は無料ですし、買うこともできます。
赤い色を使った作品を中心に今年は150点ほど展示予定です。
さらに、和菓子に合うお皿をつくり、和菓子屋さんと和菓子用の楊枝をつくる職人さんとのプロジェクトも蓮葉(はすは)もされています。
また、お父様の清水六兵衛さんは、大きな花瓶やオブジェなど大きい作品を作られています。9月29日から京都高島屋の美術画廊で作品展をされます。こちらも無料です。
 
六兵衛窯へは、五条坂のバス停から歩いてすぐ。また、京阪・清水五条が最寄りです。インスタグラムなどに作品をアップされていますのでチェックしてみてください。
 
【シンゴが選んだ京都の曲】
M1 京都アイラブユー / つじあやの
この番組初オンエア。ほっこりする曲です。
 
M2 北山杉 / ばんばひろふみ
左京区北山の府立植物園をご紹介しましたので、北山杉を。北山杉は北区の北山が産地です。

【バックナンバーカレンダー】