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7月4日放送分

1.一人でも京都のコーナー
 「一人でも嵐電!」
2.ゲストコーナー
 「若林唯人さん&山田真悟さん(僧侶)」
3.晋悟のビビビッきたぞ!
 「いざ祇園祭!期間限定フードにビビビッ!」
 
7月初夏の「京都ビビビッ!」のゲストは 京都から仏教の未来に挑戦するフリーマガジン「フリースタイルな僧侶たち」を発行されている、代表の若林唯人さんと、編集に携わっている山田真悟さんにお越しいただきました。
若林さんは大阪市の東淀川区にある浄土真宗本願寺派「光照寺」の副住職で山田さんは京都にある西本願寺で境内案内などをされているという、どちらも現職のお坊さん!!
フリーマガジン「フリースタイルな僧侶たち」についてや、普段のお仕事のこと、そしておすすめの京都スポットなど優しい語り口で楽しいお話をたくさん聞かせてくださいました。
フリーマガジン「フリースタイルな僧侶たち」Vol.41は『お坊さんの恋愛事情』です!!
 
詳しくはHP http://www.freemonk.net/をご覧下さい。

福本晋悟の取材日記 7月4日放送分

『一人でも京都』とは、一人でも行ける京都の行事やスポットを私福本が取材してご紹介するコーナーです。
一人でも行動する「ヒトリスト」を応援しています!
今回は『一人でも、嵐電』です。
 
まずは、そのお話から。
嵐山本線と北野線がある「嵐電」こと京福電鉄。
今年4月には北野線に撮影所前駅ができました。
今回は、嵐山本線沿線を取材しました。
嵐電1日フリーきっぷという1日乗車券は500円。
沿線のお店などで使えるクーポンももらえます。
最初に向かったのは「蚕ノ社」駅から歩いて5分の蚕ノ社。
ここには不思議な三柱鳥居があります。森の中で神聖な雰囲気で、20メートルくらいからは立ち入り禁止です。
どういう意図で作られたのかは、分かっていないんだそうです。
続いては、「太秦広隆寺」駅。ということで広隆寺にお邪魔しました。
広隆寺は603年建立。京都で1番古いお寺です。
1951年(昭和26年)国宝第1号指定「弥勒菩薩半跏思惟像」を、じっくりと鑑賞。ガラスケースなどに入っておらず、畳の上で拝めます。
おりんを鳴らすことも。じーっと見つめている人がいるのが印象的でした。
次に向かったのは、「車折神社」駅の目の前、車折神社。
境内社の一つである芸能神社が、有名です。
朱色の玉垣には芸能人の名前がずらり。
なお、お参りできるのは芸能・芸術関係の仕事の方だけでなく、「一般の方でも、日常における人気運の上昇を願われる方はぜひ、ご参拝ください。」と書かれていましたー。
ここで嵐電のクーポンが登場。車折神社のおみくじ1回無料です。
車折神社なので「車」にことよせて詠まれた歌が書かれています。
旅のラストは、2007年にリニューアルされた終点・嵐山駅へ。
今年もビアガーデン「嵐電エキビア2016」が開催中です。
夕方の嵐山はだんだんと静かになっていく時間帯。そんな街並みを眺めながら飲むビールは最高でした。
有名スポットの目の前に駅があるのが嵐電の特徴です。
歴史に思いをめぐらせるスポットが多く、一人観光にはピッタリですよ。
 
そして、京都の7月といえば、言うまでもなく祇園祭です。
テレビ、ラジオ、雑誌等でも色々な工夫を凝らして祇園祭を紹介しています。
有名行事であるがゆえの難しさですね(笑
この番組では、ビビビッ!とくる視点を探し、たどり着いたのが祇園祭限定グルメでした。
発売前にもかかわらず、4店が取材を快く受けてくださいました。
ありがとうございます!
 
 
1.ワインとお野菜バルのお店「ベジバル」のフォアグラオムレツ500円
場所は、四条新町下ル。綾傘鉾、月鉾、大船鉾の近くです。
オーナーがフォアグラ好きで、祇園祭でも販売されるようになりました。
なんと具はフォアグラだけ。口の中に入れるといい香りが。
とろとろたまごになるのは、強火で一気に作るから。
さらにフォアグラの油と卵が混ざりコクが出ておいしくなるんです。
フォアグラオムレツは、14〜16日と21〜23日の夕方5時〜販売されます。

2.和食屋さん「酒菜食房いち」のはもかつバーガー500円
場所は、四条新町上ル。前祭の放下鉾の目の前です。
祇園祭といえば鱧。手ごろな値段で鱧を食べてもらいたいと、はもかつバーガーを考案。鱧は上質な白身魚で、てんぷらやフライといった油との相性がいいんです。
ロールパンに、トマト、レタス、水菜、ハモカツ、柴漬けの入ったタルタルソースで完成。
シャキシャキした食感はハモカツの衣で、鱧の柔らかさとのギャップを味わえます。
はもかつバーガーは、14〜16日と22〜23日の11時半〜の販売です。

3.京都魚菜鮓商協同組合青年会のうな丼とだし巻き
場所は、西洞院錦小路の京料理屋「井傳」前のスペースです。
前祭の蟷螂山が最寄りです。
15年前、当時の青年会のみなさんが「よそでやっていないものを」と考え、うな丼を始めました。うな丼 小700円、大1400円です。※写真は大です。
三河一色産のうなぎをその場で炭火焼きするので、周囲はいい香りに。
「外はカリっと、中はふわっと」にするために、何度もタレを塗ってひっくり返し、高温で短時間で焼きます。
さらに、5年前からは500円でだし巻きも販売。
縦に長いフライパンを使い何重にも巻くので、崩れにくくなっています。
うな丼とだし巻きは、15日〜16日の夕方6時〜です。

4.フランス菓子屋さん「Tous Les Deu(トゥレ・ドゥー)」の
山鉾パフェ680円
場所は新町三条で、後祭の八幡山が最寄りです。お店に入るとチョコレートの甘い香りがしました。
山鉾に見立て、長さ30センチのビスケットがパフェに刺さっている山鉾パフェ。
京風、イチゴ、モンブランの3種類のパフェがあり、京風パフェをいただきました。
抹茶アイス、黒糖アイス、きなこアイス、あずき、白玉、ホイップクリームが入っています。
アイスクリームは全てお店で手作りしていて、お店では添加物を一切追加していません。
でも、宇治抹茶、黒糖やきなこはいーっぱい入っています。
「見た目のインパクトもありますが、味にも注目」そんなパフェです。
7月末まで販売されます。


どのお店もおいしかったー!!
学生時代からこれまで何回も祇園祭に行きましたが、いつも何を食べようか悩んだ挙句、テキトーになっていました・・・反省。
安くて美味しい限定メニューのお店がいっぱいあるんですね。
祇園祭は、お得に美味しいものをいただけるチャンスです。
どのお店でも忙しく大変なのに原価ギリギリでされています。
その理由は「祇園祭が大好きだから」。

去年は前祭の宵山と山鉾巡行の日に台風が直撃したので、今年は台風が来ないことを願うばかりです。
仕込みのお忙しい時間帯やお休みの日にも関わらず、今回特別に取材させていただきました。本当にありがとうございました!!

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