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~想いつなぐ~MBSラジオSDGsの日
~想いつなぐ~MBSラジオSDGsの日

お笑い芸人 アキナの秋山さんとからし蓮根の青空さん、伊織さんの3人が「茶屋町SDGs学園」という架空の学校を舞台に世界が直面する課題「持続可能な開発目標」SDGsについてしっかり学んでいくことをコンセプトにした2時間の特番。アキナ秋山さんが担任の教師として、そしてからし蓮根の2人が生徒として1限ごとに「その道のスペシャリスト=先生」を講師に迎え、SDGsについて勉強していきました。

■スペシャル転校生は大ヒット曲「紅蓮華」の作曲者!!

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3人の元気な挨拶とともにスタートした「授業」でしたが、早速スペシャル転校生が・・・。 大ヒット作品「鬼滅の刃」のオープニングテーマでLisaさんが歌う「紅蓮華」の作曲者であり自身もシンガーソングライターとして活動する草野華余子さんがなんと茶屋町SDGsの転校生として 今回の授業に参加してくれることになりました。
大阪出身の草野さん。お笑いも大好きというその素顔はなんともノリがいい!!2020年、カラオケで一番歌われた曲でもあり、毎日どこかで流れていたほどの大ヒット曲「紅蓮華」、そんな名曲をこの世に生み出したミュージシャンがこんなしゃべくりの達者な人だったなんて・・・驚く秋山さんとからし蓮根のふたりを巻き込み、早速大盛り上がり。

5歳から作曲を始めたという草野さん。

草野「ギターもスタンバイし、持続可能な未来に残せる曲、つくるしかないですね」

気合十分の草野さんとアキナ秋山さん、からし蓮根の4人。
この学園、楽しくなる予感しかしなくなってきました・・・。

■1限目は・・・ゴミから学ぶSDGs

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「ゴミ清掃員と芸人」という2足の草鞋をはくマシンガンズ滝沢秀一さんが講師として登場。 明日から使える環境にやさしいゴミの出し方、知っておくべきゴミの知識について しっかりたっぷり教えてくれました。

8年前からゴミ清掃員として働いている滝沢さん。きっかけは「環境への想い」ではなく「生活のため」だったと正直に話す滝沢さん。でも実際に働いてみて「環境の大切さ」を身をもって感じるようになったと語ります。

「ゴミのプロ」滝沢先生によると・・・
保冷剤は不燃ごみ、服のベルトは可燃ごみ、木は不燃ごみ。 普段の生活で、うっかり「ゴミの分別」を間違っていたことに気づいた生徒たち一同びっくり!

伊織「大型ごみで出すとお金がかかると苦手意識があったけどきちんとゴミの分別を覚えないと」
滝沢「ゴミを出さないようにするには、買う時にゴミになるかどうか意識して代用できるものは 買わないようにすることが大事。そうすれば無駄なものを減らせるし生活が豊かになる」

「なるほど」と学ぶことだらけの滝沢先生の話。「もっと聞きたい~」と大騒ぎのうちに 1限目は終了となりました。

■2限目は地理から学ぶSDGs

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東進ハイスクールの地理講師 村瀬哲史さんを講師としてお迎えしました。
ホンモノのセンセイが講師ということで、その分かりやすい説明に勉強がはかどる学園の生徒たち。 企業がSDGsに取り組み理由に「広告宣伝効果」があるとわかりやすく教えて下さいました。

世界的スポーツメーカーのNIKE、アディダス、PUMAの歴史なども交えながら 企業とSDGsについて解説する村瀬先生の話に、興味津々のアキナ秋山さん。
からし蓮根とのボケ合戦も始まり、さらに草野さんものっかり茶屋町SDGs学園のテンションも 絶好調♪

さらに、スポーツもSDGsも深くかかわっていると切り出す村瀬先生に驚きの声をあげる生徒たち。 甲子園での阪神タイガース戦で雨が降った時によくみられる風景、いわば甲子園名物ともいえる 「阪神演芸」さんの作業。皆さんもご存知ですよね?その作業で使われる水は、甲子園の銀傘にたまった雨水を使用しているとのこと。また埼玉西武ライオンズでは球場でホームランが出るために ライオンを守る団体に寄付していることも村瀬先生が教えてくれました。

さらに「地域とSDGs」とのかかわりについても教えてくれた村瀬先生。
香川県では特産品であるうどんのきれはしや使えなくなったうどんを発酵させ、その時にでる ガスを使って発電しているそう。

からし蓮根 青空「ぼくたちの漫才のネタにあるみたいですやん!うどん発電」

他にも、うどんが発酵した残りカスを小麦畑にまいて小麦の肥料にするなど地域の特産品もSDGsに深くかかわっていることを教えてくれた村瀬先生の2限目でした。

■3限目は・・・吉本芸人たちのSDGs活動

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3限目はSDGsに関するいろんな活動をしている「吉本芸人」たちが先生として集結。 R1チャンピオン 佐久間一行さん、黒ラブ教授さん、横澤夏子さんの3人が登場してくれました。 さてこの3人一体どんな活動をしているのかというと・・・。

佐久間一行「ポイ捨てをなくすなど生活と身近に感じられることから始めている」

SDGsグランプリでも優勝したことがある佐久間さん。現在は毎月17日にSDGsに関連した ネタを発表していて、お笑いと一緒に若い世代に向けてもSDGsの大切さを発信しています。 佐久間さんのSNSをチェックすると楽しみながらSDGsについて学べるので是非皆さん チェックしてみてください。

続いて登場したのは黒ラブ教授さん。
東京NSC8期生で東京大学大学院客員教授 として大学の先生をしながら芸人をしているという 驚きの経歴の持ち主。

黒ラブ教授「大学の科学コミュニケーターとして科学の先生をしながらお笑いもやっている。科学とSDGsは密接に関係している」

このまま2050年には魚の数より海のプラスチックの数の方が多くなってしまうと語った黒ラブ教授さん。この話に思わず「えーーーー」と大きな声を出して驚いた生徒たち。 この未来をかえるためにもプラスチックの量を減らしていかなければならないとSDGsの大切さを 改めて考える学園生でした。

そして、3人目の「芸人先生」は・・・子育てをしながら芸人としても活躍する横澤夏子さん。

横澤「劇場に託児所を常設したい。そしてお客さんも利用できるようにしたい」

自身の経験も踏まえ「子育て」を社会全体で支えていく仕組み作りの大切さを語った横澤さん。 笑うとリフレッシュになるのでお笑いの劇場は子育てをする人こそ来てほしい、そして笑って ほしいと語る横澤さんに、自身も子どもがうまれたばかりのアキナ秋山さんも共感。 実際にステージに立っている時もネタ中に赤ちゃんが泣きだしお母さんが周囲に謝りながら 立ち去る姿を見て切ないと感じることがあったそう。

横澤「親が笑えばこどもも笑ってみんなHAPPYになりますよ」

劇場に託児所を・・・まずは吉本興業から始めていくべきだと訴えた横澤先生でした。

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■SDGsソングをつくろう♬

最後の授業は「音楽」。

未来に「持続可能な素敵な歌を残そう」ということでアキナ秋山さん、からし蓮根、草野さんの4人で パート分けをし、即興で歌をつくることに挑戦しました。
もちろん作曲は「紅蓮華」の作曲者であるプロのミュージシャンの草野さんという豪華さ。 「こんなメロディがいい」と注文したからし蓮根伊織さんに笑顔で対応する草野さんのプロ根性が炸裂。世界でひとつのオリジナルソングが生放送中に見事誕生しました♪

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タイトルはからし蓮根伊織作「かねのにおい」

草野さん、アキナ秋山さんの歌に続いたのは・・・からし蓮根青空さんの軽快なラップ!
怒涛に言葉を畳みかけていく青空さんに、草野さんもびっくり!秋山さんも大爆笑のオリジナルソングが完成しました!
もちろん、今回の授業で学んだ「ゴミの分別」「資源の大切さ」などSDGsに関することもしっかり歌にも盛り込みました。

この歌が未来に残っていくように、ひとりひとりが毎日の生活の中で、少しずつでもSDGsについて考え、取り組んでいけるようにしたいですね!」

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