2015年

12月 6日

コーマ株式会社 創業時のエピソードと経営のこだわり

創業大正11年。
今週のゲストは高品質ソックスメーカー、コーマ株式会社から、代表取締役社長の吉村盛善さんです。

足の形を科学して、アスリートをはじめアクティブに動く人たちをサポートする『3Dソックス』が大ヒット。
ここまでたどり着くまでに会社はどんな歴史を辿ってきたのでしょうか。

「土地柄は河内木綿の栽培や生産をしていたところなんです。
そこで靴下を作っていた。
当時は工場の制服としての靴下を納入していたんです。
今でいうベンチャーですね」と吉村社長。

ちなみに社名の「コーマ」は、創業者の吉村駒蔵氏の“コーマ”、高級品であるコーマ糸の“コーマ”
そして櫛の英語「コーム」ともかかっているのだそうです。

靴下の歴史にも造詣が深い吉村社長。
「紀元後、2000年前にエジプトで靴下の原型が発見されているんですよ。
当時は動物の毛から作られていました。
有名人も靴下を愛用してることも分かっていましてね、エリザベス一世も靴下をはいている。
当時は細い糸を手編みしていたんです」

社長曰く、今の筒形の靴下は150年前に特許が出願されているそうで、そこから現代に至るまであまり形が変わっていないのだそうです。
そこでコーマ株式会社の高機能の『3Dソックス』。
さらには高齢者向けのソックスも。
「ゴムが入っていないのにずれない。
ゴムが入っていないのに引っ張っても戻る。
締めすぎず、緩すぎずですね。
丁寧にΩ状に編んだ靴下です。
3Dソックスもこの高齢者向の『らくらく博士』もきっちりした靴下を作れるかという課題であり技術なんです」

課題を自ら課し、それをクリアして今があり、未来がある。
「靴下をはいてこそ、自分のパフォーマンスが上がる。
靴下の分野で値段の価値がある商品を作って新しい市場を作っていきたいですね」

満足できる高機能、そして確かな技術。
履けば商品が足元から語ってくれます。

竹原編集長のひとこと

この高機能だからこの値段、履けば満足。
商品のあるべき姿ですよね。
普段私たちが見えていないところにしっかりと着目されています。
ビジネスチャンスはまだまだありそうですね。

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