2016年

7月 3日

親子が紡ぐ、ニットロード

先週に引き続き、ゲストはニット製品のトータルソリューション『澤田株式会社』の代表取締役社長 澤田誠さん。
そしてなんと!
番組初の親子出演! 取締役会長 澤田隆生さんにもお越しいただきました。
前回のお話のさらに深いところまで伺えそうです。

「私は69年に地元紡績を独立しましてね。
それまでやり遂げていなかったことをしたい、そんな想いからでした。
地元泉大津は糸の街でしてね。
一貫した設備を持っている会社もあったんですが、新潟や山形が高級と言われていまして、泉州は量販が主でした。
でも泉州も負けてない!
オリジナルで勝負したい!
私…糸を作ることがご飯よりも好きですねん(笑)」と会長。
ちなみに社長は…?
「え? 僕はご飯の方が好きです(笑)」
親子でナイスコンビネーションです。

独立当時のエピソードをお伺いしましょう。
「創業から4か月後に得意先が倒産しました。
いきなりの危機がありましたね。
地元も大手も支援してくれた。
みんなの応援、盛り上げでなんとかなりましたけどね。
産地全体がそんな雰囲気を持っていました。
私たちの商売は“糸へん”に“売る”で続くんです」
会長は当時を振り返ります。

繊維業界でいうと、中国繊維の強さを感じられたことは?
「強さはあります。
ただ、自社のMADE IN JAPANは負けない。
私たちはニット発祥の地と言われているイタリアのミラノを見習ってきました。
泉州を日本のミラノにしたいんです。
自分たちの製品で…」
会長の言葉に頷く社長。
親子の絆が垣間見えます。

代替わりして13年目。
うまく代替わりできたと語るおふたり。
改めて経営理念とは…?
「“継続は力なり、和は力なり”
これですね」
社長が続けます。
「たくさんの商品、製品がありますが、イベントの前は社内でももう一度見直す。
自分たちが続けてきたことを確認するんですね。
みんなで稼いで、みんなで分配。
プラス思考で未来へ向かって前進しよう。
そんな風に思っています」

広く海外市場にも目を向けている澤田株式会社。
会長の想いから始まり、紡がれてきた技術とスピリットは、泉大津から世界へつながるシルクロードならぬ、ニットロードを生んでいるのかもしれません。

<プレゼント>
★marusawa ニットストール(日本製)
 かさね柄
 きものプリント(松に孔雀)
 それぞれお1人の方にプレゼントします。

竹原編集長のひとこと

この会長にしてこの社長。
素晴らしい引き継ぎと、素晴らしい親子のコンビネーションですね。

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