2016年

12月18日

会社の道しるべ 10年ノート

先週に引き続き、ゲストはマロニー株式会社の代表取締役社長・河内幸枝さん。
マロニーという単一商品ながら業務用や市販用など広く手がける会社です。
河内社長はどのようにして今に至ったのでしょうか?
「私は91年に社長に就任しました。
もともと入社するつもりはなかったんですけどね。
実はそれまで一度も働いたことがなかったぐらい。
25歳で結婚して主婦をしていた人間が40歳で入社したんですよ」

実は箱入り娘ならぬ、箱入り主婦だった当時の河内社長。
どんな想いから入社に至ったのでしょう?
「もやし製造業から始まって両親の苦労を見てきただけに、それに報いたかったんですね。
とにかく何とかしたかった…その一念です」

強い想いから入社して最初は総務部に。
曰く“私を置くところがなかったから総務部長をしていた”と振り返る河内社長ですが、スタートからその目のつけどころが違いました。
「会社の資料を数字を眺めて統計をとって、『10年ノート』を作ったんです。
そこから見えてきたものは、過去から現在、そこから類推できる未来でした。
私はひたすら怖がりなので、計画的に物事を進めたい感覚があったんです」
主婦でいうところの、いわゆる家計簿。
この主婦目線が会社の方向性を定めました。
現在ではノートが4冊目。
過去から現在まで活きている数字が、語り続けるのです。

前回、お話くださった「マロニーちゃん」というフレーズは商品にも波及します。
関東にもっとアピールするために関東版のパッケージは「お鍋にマロニーちゃん」という表記を全面に。
さらにお鍋の写真をデザイン。
逆に関西版はシンプルに「マロニー」という商品名のみのデザイン。
「関西の皆さんはいわなくてもマロニーちゃんと言ってくださいます(笑)」

そのマロニーちゃんは、お鍋だけにとどまりません。
「お鍋以外のメニューでもオススメなんですよ。
私は肉じゃがが好きですね。
炒め物でいうとゴーヤーマロニーチャンプルー。
あと、パスタがわりに、マロニーちゃんでペペロンチーノも美味しいですよ。
グルテンフリー、アレルゲンもないですし、血中糖度が上がりにくいと言われている食べ物ですから」とニッコリ。
実は40年以上前からお鍋に最適なポン酢も商品としてあるそうで、冷凍でない徳島産のすだちをふんだんに使った香り高いこだわりの逸品。
鍋はもちろん、それ以外のメニューも広がるマロニーです。

そんなマロニー株式会社のこれからのビジョンとは?
「アメリカへの輸出は40年前からなんです。
今では世界の40箇所の地域の方々にマロニーを楽しんでいただいています。
これから中国やヨーロッパにも輸出して“世界のマロニーちゃん”にしたいですね」
この想いも10年ノートに記され、きっと実現することでしょう。

<プレゼント>

マロニー株式会社からプレゼント!
写真のセットにして抽選で5人の方に。
*発送は写真の商品と異なる場合があります。

〜内容〜
・マロニー100g 2袋
・マロニーサラダ 2袋
・お鍋に! マロニーちゃん太麺タイプ100g2袋
・サラダに! マロニーちゃん細麺タイプ70g2袋
・くず千寿80g 2袋
・くずきり100g1袋
・マロニーポン酢360ml1本

宛先は
メール akarui@mbs1179.com
FAX 06−6809−9090
ハガキ 〒530-8304 MBSラジオ 「日本一明るい経済電波新聞」
「 マロニー 」係
*当選者の発表は商品の発送をもってかえさせて頂きます。

竹原編集長のひとこと

品質と売り方、そして先見。
マロニー株式会社さんはそれが揃っていますよね。