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12月 3日
大阪、関西の経済について観光局理事長という観点から様々なお話を伺いました。
これからの大阪、そして日本はどこへ向かうのでしょう?
「観光は地域の総合的戦略産業なんですよね。
ヒトモノカネを集めてくる。
経済に活力を持たせることが第一なんです。
大阪の未来は東京に対抗できる文化と経済を持つことが大切だと思います」。
溝端さん曰く、モノの売り上げや土地への投資、飲食業の売り上げも伸びているそうです。
サービス産業を中心に経済が伸びている今を溝端さんはどうご覧になっているのでしょうか。
「経済の大きなうねりの中、全ての業界の中に一緒に入っていただいて、一緒に儲けてほしいんです。
いいサービスをして評価を高めて、そこに人を集めてお金を生んでいく。
これからAIやIOTなどの技術を導入していくと大阪の能力をもっと発揮できると思います」。
さらに大阪の魅力はどんなところでしょう?
「町工場でも大阪は50年、100年という歴史をお持ちの工場ってたくさんあります。
繊細で納期も守る。
さらにものづくりへの情熱がある。
こういった精神的なことも世界的な価値のあるものです。
世界を視野にものづくりをしていければ良いのではと思います。
大阪はものづくりの聖地になってほしいです」
溝端さんの、「大阪を押し上げる」という思いはどんなところから生まれてきたのでしょう。
「小学4年生の時に大阪万博がありました。
世界に向かって“やったるで”という空気があったんです。
チャレンジしてく、目線を上げていく。
そんな空気です。
大阪は2025年に万博開催を目指して動いています。
経済的にもマインド的にも変えるチャンスです。
大阪のみならず日本の全ての事業が関わることができる万博。
世界の大阪になる起爆剤としてみんなで盛り上げていきたいですね」。
この先のビジョンとしてはどんなものをお持ちなのでしょう?
「万博がうまく開催できたとして、終わった後が大事なんですよ。
私は観光局理事長に就任して2年半ですけど、その間にも大阪は変わっていってる。
万博が終わった後にみんなで何をどう語り合うのかでその先の未来は決まってきます」。
どこまでもアツい溝端さん。
大阪のことを中心に伺ってきましたが、ご自身のことについてはいかがでしょう?
「人生の大きな目標はこの国を良くしたい。
もう一つは結婚したい(笑)
人を笑顔にしたいって言いながら奥さんがいないとね。
私生活も笑顔にしたいですね(笑)」。
アツさとユーモア溢れる、溝端さん。
これからも大阪の旗振り役をおねがいします!
溝端さんのイメージは中小企業の社長さん的です。
自ら動いて結果を出しに行く。
その観点で大阪という会社を動かしていっていただきたいですね。