2018年

12月30日

社員の目標達成に賞与というレスポンス

今年最後のゲストは株式会社アシストの代表取締役会長 上西美智子さんと代表取締役社長 井東博子さん。
女性親子のご出演は今回初めてです。
どんなお仕事をされているのでしょうか?
井東社長に伺いました。
「インテリア金物の取り扱いです。
階段の滑り止めやカーペットの隅を抑える金物です。
これだけに特化しているのはうちだけですね」
大変控えめにコメントをされていましたがすごいシェア率。
カーペットの厚みや素材によっても様々。
何千もの種類があるのだそうです。

製品が使われている場所は主だったデパートや公共施設。
普段通ったことがあるところなど実は身近に使われている製品をお作りなのです。
冗談交じりに「実は私もわかりません(笑)」とは会長の上西さん。

現社長で8年目。
実は以前、竹原さんが取材したこともあったそうで、当時は社長になりたてだったそう。
そこから現在に至りお仕事にも広がりが。
「映画への協賛もさせていただきました。
『銀魂2』の一場面に採用していただきましてね。
社員みんなで映画を観に行って、エンドロールにロゴを見つけた時は嬉しかったですね」。

そんな社員さんとのコミュニケーションはどう取られているのでしょうか?
「新年会で発表が特徴的かもしれません。
15秒スピーチをしてもらうんです。
新年会で一年の計を発表する。
社員は現在70人おりまして、1人1分も喋ると大変(笑)。
その短いスピーチの内容を達成した人に賞を与えます。
だからその15秒も大切なんです」。

年が明けたらその新年会がやってきますね。
他にはどんな様子なのでしょう?
長年新年会を仕切っていらっしゃったのは上西会長。
「社員の家族も参加してくれます。

表彰でみんなの前に出て行く社員は家族も鼻が高いみたいですね」。
ホテルやレストランを借り切って私が社長の時代の初めから家族を呼んでましたね。
小さかった子供が大きくなってその子の結婚式に呼ばれたり。
そのほか社員旅行、5年に1回ハワイ旅行もしています。
新年会は全国からくるから交通費の方が高いんですよ(笑)」。

和気藹々とする中にもそこには仕事の達成や目標が。
「仕事の前年対比は考えますね。
社員がその年の目標を決めてくる。
その数字をみんなが達成するかどうかは頑張り次第。
私も会長もあれこれしろとは言ったことないんですけど」と井東社長。
上西会長は「これがみんな達成してくれるんですよ。
それがうちの素晴らしいところだと思います」と誇らしげです。

この目標に対する結果としてのレスポンス。
そこに続く賞与。
この良い循環によって長年お勤めの方も多いのだとか。
社員の気持ちや自主性にしっかりと応える会社です。

竹原編集長のひとこと

社長が指示をすることはよくありますが、
こちらは任せるということをされてる。
社員さんにとっても素晴らしいことですね。