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12月 8日
ゲストは先週に引き続き株式会社興徳クリーナー 代表取締役・片渕昭人さん。
一般廃棄物、産業廃棄物、そして災害廃棄物などのお話から、中間処理で資源を生み出すお仕事のお話も伺いました。
会社の歴史を伺っていきましょう。
「創業50周年になります。
先代が亡くなってから私が継ぎました。
その前は教師をしておりました。
当時、教師の仕事は悩みながらやっていたのかもしれません。
家内の父親が亡くなって、教師はもうええか、と...。
軽い気持ちで今の会社を継ごうと決めました。
当時は5、6人の会社でした。
早くからこの仕事を始めていた会社なので許可番号も早かったですね」。
入社されてからどんなお仕事をされていたのでしょう?
「最初は現場と営業をしていました。
バキュームカーにも乗っていたことがありました。
会社を継いでからは食べていかなあかん、さらには潰したらあかんなぁと思っていましたね。
当時は大阪南部の方で仕事をしていまして、安定した業者さんが地元におられたので助かりましたね。
当時は絨毯、タオルなどの会社などありましたが現在ではなくなってしまいました。
そこから廃棄物が出る会社と交渉して取引先を広げていきました」。
現在社員さんは何人いらっしゃいますか?
「今は120、30人いますね。
試行錯誤しながら人材教育もしています。
入っていただいたら出来るだけ長く会社にいてもらいたいですからね。
今年新卒、大卒は6人入社しました。
うちの業界全体においても「この業界に行きたい!」と思われる仕事にしたいんですよ。
ちなみに私の三人息子のうち2人入ってくれています。
よく喧嘩しますけどね(笑)
話しながら色んなことが生まれていってます」。
具体的に人材の育成教育はどのようにされていますか?
「例えばこの仕事において優秀なドライバーになっていくためには、色んな資格が必要になってきます。
科学的知識も必要になってきます。
資格を取って育っていく。
工場の中の社員でも同じです
資格を取る場合は会社から補助が出ます。
難しい資格だを取ると社長賞を出したりもしています。
そうやって社会的な信頼を得てこの仕事を社会にもっと知ってもらう。
人材育成には盛り上げが必要だと思います」。
教師時代の経験は生きていますか?
「教師はあまり関係ないですね(笑)。
その経験が生きているとしたら"人を大切にする"というという意識は生きていると思いますね。
みんな自分の人生を背負っているわけですから。
その人生を大切にする。
適材適所に社員を育てていくことは大切ですね
今後のビジョンは?
「現場では体力的なことで男性が多いですが、研究部門で女性がいらっしゃいます。
一つは世代交代に向けて若い世代が育って、うちの会社をどこへ持っていってくれるか。
そんなことを思います。
最近5つの会社をホールディングしました
多角化を進めていきたいと思います。
同じ業者のつながり、連携をした事業も考えております」。
私たちの暮らしになくてはならないお仕事。
人を育て、未来も育みます。
若い世代の方々も社長のしていることを盛り上げて、
さらに地球環境の問題をもっと知って身近にしていきたいですね。