2020年

2月16日

サッカー熱が起業熱へ 誰もが損をしない仕事を

先週に引き続き、ゲストはakippa株式会社 代表取締役社長CEO 金谷元気さん。
全国の駐車場を予約できるアプリ『akippa』を運営されています。
世の中の困りごとを解決するという思いから生まれたサービスです。

今週は会社の歴史を伺っていきましょう。
「創業は11年前、24歳の時ですね。
それまではサッカーをしていまして、高校2年生の時に進路相談で大学行かない、就職もしないと思っていました。
就職に関して記入するシートの就職欄にセレッソ、ガンバと書いていましたから(笑)」
その後、順調にサッカーを?
「サガン鳥栖にトップチームに参加していたこともありましたが、一旦フリーターに...。
関西リーグに所属していたこともあったのですが、ただアマチュアなので給料はなしでした。
その分、アルバイトをしなければならなかったのですが、私、アルバイトができなくてですね...。
ハンバーガーを作るのも具のないハンバーガーを何度か作ってしまって謝りに行ったり。
しかもそれを週に3回やってしまって...(笑)」

現在の姿からは想像できないですが、転機はあったのでしょうか?
「ある時、お付き合いをしていた彼女と天王寺にデートに行きまして。
でもその時に財布に200円...しかも雨が降り出しました。
彼女に歩いて帰ろうと言ったのですが嫌がられまして。
所持金もないので二人で電車にも乗れない。
そんな時にあるところで傘が100円で売っていたんです。
それを傘がなくて困っているサラリーマンの方に300円で売りました。
儲けで無事電車に乗ることができまして(笑)
営業って面白いと感じましたね」。

社会経験のためにおよそ半年の営業系の会社に勤め、その後起業へ。
竹原さんが取材をしたのは起業して間もない頃。
かなりユニークなことをされていたそうですね。
「ラップで朝礼をしていました。
私自身もラップバトルの大会に出ていたんです。
会社の皆さんも若いこともあってノリノリでやってくれていました。
当時は求人広告の仕事をしていました」。

akippaの成功の道のりはどのようなものでしたか?
「誰もが損をしない仕事をしたかったんです。
akippaの初月の売り上げは2万円でしたけど、大手企業さんが将来性を見てくださり出資していただきました。
2014年は3000人の会員でしたが、現在170万人。
広報も頑張りましたね。
知ってもらうためにテレビ、ラジオ、新聞など年間でおよそ400本のメディアに出てるんです」。

これからのビジョンをおしえてください。
「先を見て今をどうやっていくかを楽しんでいこうと思います。
だから周りにはGoogle、Appleを超えると言ってます。
困りごと解決企業が世界一になったら世の中が良くなると思うんです
現在3万3000箇所の駐車場の拠点があります。
これからの時代はEV車がさらに増えてくる。
整備を進めてEV時代に対応できるようにもしたいですね」。

すべては困りごとを解決するため。
akippa株式会社の挑戦は続きます。

<プレゼント>
金谷さんからリスナーのみなさまへプレゼントを頂いております。
金谷さんの著書「 高卒のフリーターが会員150万人のIT企業を作った話 」を2人の方にプレゼント!
≪ 宛先 ≫
※ メール:akarui@mbs1179.com
※ FAX:06−6809−9090
※ ハガキ:〒530-8304 MBSラジオ 「日本一明るい経済電波新聞」
「 akippa プレゼント 」係
*当選者の方の発表は商品の発送をもってかえさせて頂きます。

竹原編集長のひとこと

先を見ながら今を楽しむ。
akippaの次の展開も楽しみですね。