2020年

3月29日

従業員は家族 おもろいことを大阪から 

ゲストは先週に引き続き株式会社一門会 串カツだるまの代表取締役会長 上山勝也さん。
浪速高校ボクシング部の先輩である赤井英和さんの声がけをきっかけに伝統の味を受け継ぎました。
3坪12席の店舗からスタートし、今や13店舗。
さらに高級路線の串カツは銀座と北新地にも店舗を構えます。

これほどの店舗を運営するには社員の皆さんとの密なコミュニケーションが必要なのでは?
「従業員に対して手厚くしなければと思っています。
一門会は一つ屋根の下。
そこで働いているみんなは家族です。
面接の時などは"今日から俺たちは兄弟や家族や。お前も家族なら親や兄弟を泣かすなよ"と話します。
やんちゃするやつもいるけれど、お互いを敬う。
これが大切だと思います。
ボーナスは年間3回。
7月と12月に定期賞与に加えて4月には業績賞与で利益を社員のみなさんに還元しています。
ちなみに夏は私の誕生日7月12日にボーナスを支給しています(笑)。
冬にはボーナスと別で2万円の商品券を渡しているんです。
これはその社員の奧さんに向けて。
奥さんに手紙を書くんです。
"家計に使うのではなくて、奥さんの欲しいものを買ってください"と。
社員が仕事に励めるのは奥さんの力もありますから。
およそ80人の従業員の誕生日にはプレゼントも用意します」。

それは仕事にもやりがいがありますね。
「いつも春には遠足をします。
ゴールデンウイーク明けの週末にバスをチャーターしてBBQ。
家族を連れてきてもOKです。
もうかれこれ10年以上になりますね
秋には慰安旅行もしますね。
うちは全部会社が負担します 
毎年海外で2泊3日。
春と秋の行事はお店の運営がありますから半分に分けて行います。
うちの会社で頑張ってくれている感謝の気持ちです。
そんな私たちの気持ちに応えてくれているのか、うちは離職率が低いんです」。

昨今、世界的な問題になっている新型コロナウィルスの影響などは?
「道頓堀商店街の新年会でその話が出ましてね。
道頓堀は観光客の方にたくさんお越しいただいているところです。
そのみなさんに対して何かしなくてはいけないと思いまして、道頓堀に"頑張れ武漢"というチラシを配布しました。
それを見た中国からの観光客のみなさんが喜んでくださいましたね」。

これからのビジョンはどうお持ちですか?
「私には娘が2人いるんですが、継がせるつもりはないんです。
今、一生懸命している社員に継がせたい。
幹部クラスも若くて40代。
これからもっと頑張ってもらいたい。
大阪はこの先にマスターズ、万博が控えています。
もっと大阪が伸びてくる。
そんな大阪で私たちの活躍の場があると思うんです。
大阪人はおもろいことせなあきません。
コロナ騒動で大変ですが、元気を出していきましょう!」

おもろいことを大阪から。
串カツだるまの快進撃はこれからも続きます。

<プレゼント>
上山さんからリスナーのみなさまへプレゼント。
「 カレーセット(二度つけ禁止ソースカレー・どて牛すじ味噌煮込みカレー) 」
こちらをセットで5人の方にプレゼント!
※ メール:akarui@mbs1179.com
※ FAX :06−6809−9090
※ ハガキ:〒530-8304 MBSラジオ 「日本一明るい経済電波新聞」
「 串カツだるま プレゼント 」係
*当選者の方の発表は商品の発送をもってかえさせて頂きます。

竹原編集長のひとこと

気持ちのいい体育会系のパワー。
おもろいことをしたいという思い。
これぞ大阪の企業ですね。