2020年

6月21日

根本解消を目指す "冷え"について考えたらビジネスに

今週のゲストは先週に引き続き、株式会社MEETSHOPの代表取締役 前田晴代さん。
基礎体温37度の世界を作りたいという思いから大阪・淀屋橋で体温を上げる温活サロン『サンナナサロン®』を運営されています。
お仕事を始めるきっかけはなんだったのでしょう?
「21年間、美容師をしていました。
経営の方やマーケティングのお仕事もさせてもらっていました。
たくさんの美容室の立ち上げをさせてもらっていたのですが、その中でお客さんに選んでいただける美容室を作ることはとても難しいことなんです。
他所とは違うこととして私個人的に女性の心理を勉強したことがありました。
長い時間、お客様とおつきあいさせていただく中で、年々、内面のことをお話しされているということに気づきました。
歳を重ねた時の綺麗や美しいの価値観に変化があるということなんです。
そこで思いました、"内側の綺麗ってどうしたら作れるんだろう"と。
お客様に向けて私の熱量たっぷりのアンケートをお願いしたこともありました。
生の声はおよそ300。
その中で74%の方が冷えで悩んでいることがわかったんです。
衝撃的でしたね」。

そこから行動を開始した前田さん。
この"冷え"は薄毛と同じぐらい検索されていること、冷え症に対することとして一時的に温めるものしかなかったこと。
対して薄毛は継続した対処や市場の大きさなどがわかりました。
「冷え症は継続的に根本的に向き合うサービス業がないんだということがわかりました。
冷え症からくる不調を解決できるのではないかと思ってスタートしました。
およそ4年前のことでしたね」。

冷えについて勉強を始めた前田さん。
美容師としての経験はありましたが、冷えや体に関しては知らないことだらけだったそう。
研究を重ね、今や全国からお客様がお越しなのだそう。

マーケティング、研究、企業。
前田さんのお仕事のルーツはどこにあるのでしょうか?
「両親が料亭をしていまして。
山奥の中にポツンとある料亭でして、1日1組限定。
会社の社長さんの会合だったり、いわゆる高級なお店です。
それ以前からお寿司屋さんをしていました。
私がオシメをしていた頃だと思います(笑)。
お店でもウロウロしていまして、覚えている風景としてレジはなくて見上げたカゴにお金が入っていたんですよね。
そのカゴにはお金が入っておかないといけないと幼いながら思っていまして、近所の人をお店に連れてきてはカゴにお金を入れてくれるように勧めていましたね。
経済観念を養われたと思います」。

そこからなぜ美容師に?
「料理人の道も考えたんですけど、人を笑顔にしたいという思いからですね。
両親のお店でお手伝いもしました。
でもアルバイトじゃなくて"お手伝い"なのでお金はもらえなかったんです。
でもお客様の社長様からお心付けをいただくことがありました。
私はどのタイミングでお声がけをしたらいいか、どうやったらもっと気分良くすごしていただけるかをずっと考えていましたね」。
自ずと養われたコミュニケーション能力でした。

21年間、勤務した美容室を離れて現在の会社へ。
これからのビジョンはどう見ていらっしゃいますか?
「サンナナサロン®の店舗を広げるよりは、サロンでコンテンツを作って行きたいんです。
今も作ったコンテンツを美容業に販売して新たな売り上げを作って、美容業のお手伝いと美容室に通う皆さんの価値を変える。
そうすることで全国に広がるのではないかと思っています」

基礎体温37度の世界はすぐそこまで来ているのかもしれません。

<プレゼント>
前田さんからリスナーのみなさまへプレゼントを頂いております。
楽しく健康になるために!健康と美容の強い味方「 サンナナナッツ(500g)」
こちらを5人の方にプレゼント!
≪ 宛先 ≫
※ メール : akarui@mbs1179.com
※ FAX  : 06−6809−9090
※ ハガキ :  〒530-8304 MBSラジオ 「日本一明るい経済電波新聞」「 サンナナナッツ プレゼント 」係
       *当選者の方の発表は商品の発送をもってかえさせて頂きます。

竹原編集長のひとこと

子どもの頃から養われた経済観念とコミュニケーション能力。
最新のビジネスですが大阪の商人の心意気も感じますね。