2020年

8月16日

こだわりの商品はお客様ファーストの想いから

先週に引き続き、ゲストは株式会社 ミートモリタ屋の代表取締役社長 吉岡登志夫さん。
大阪・高槻市を中心に展開されているスーパー、飲食店のお話、そして産地に直接販売するなど良い商品をより安く、さらにはこだわりのオリジナル商品について伺いました。
改めてお店のルーツから伺っていきましょう。

「私どもはもともと精肉店からスタートしています。
本家は京都のモリタ屋で明治2年創業。
日本で一番歴史のある牛肉屋ともいわれています。
そこから分家として高槻に。
会社として独立したのは昭和47年。
スーパーを始めたのは昭和49年からですね」

お肉屋さんからわずか2年でスーパーへの展開。
なかなかたいへんだったのでは?
「当時はKマートというチェーンに加盟させていただいて、スーパーマーケットのノウハウを学びました。
順調に進みまして、時代的にも店舗展開もスムーズでしたね。
そんな中でも忙しさから休日が少なかったり、労務関係の悩みがあったり、なかなか難しいところもあったようです」。

お父様の姿をご覧になっていて将来のビジョンをみておられましたか?
「休みなく働いている姿を見ていて、正直、あまり手伝いたくないなぁと(笑)。
かといって他所に就くと別の勉強も必要ですし、事業も大きくなってきていましたので、父の仕事を継ぐ方向なのかなぁと思っていましたね」。

1年後、名古屋で仕事を。
そこからミートモリタ屋へ。
「最初は鮮魚部門から入りました。
魚を捌いていましたね。
平成元年の4月入社したんですが、当時はちょうど消費税3%が導入された時でした。
消費税と共に歩んできましたね(笑)」。

その後、飲食店の展開も。
「焼肉のお店が平成4年からです。
まだ当時は父の代で、私の弟が店長としてお店を立ち上げました。
2年前に副社長から社長になったのですが、肩にグッと重みを感じましたね。
全ての責任が私にあるわけですから」。

このコロナ禍の中、スーパーというお仕事も大変だったのでは?
「いつもよりもたくさんのお客様にお越しいただきますし、それに伴って安全対策もしなければなりません。
レジには飛沫防止のシート、ソーシャルディスタンスのマークを足元につけたり。
店では消毒液の販売もしました。
9ml、298円のペン型のスプレーボトルです。
この量ですのすぐになくなります。
なくなったら、この詰替を何度入れても無料でさせていただいていました。
安全に気をつけていただけますし、安全にお買い物もしていただけます。
お客様に喜んでいただけましたね」。

将来のビジョンはどのように見ていらっしゃいますか?
「私どのお店は売り上げや店舗数の伸び率の達成を大きく掲げている訳じゃありません。
提供させていただいている食品は人間の体を作っている大切なものです。
これからも変わらず安心安全な商品をしっかりとお届けしていきたいと思います」。
どこまでもお客様ファーストな株式会社ミートモリタ屋なのでした。

<プレゼント> 株式会社ミートモリタ屋の吉岡さんからリスナーのみなさまへプレゼントを頂いております。
「モリタ屋オリジナルの和牛カレー」を5人の方にプレゼント!

≪ 宛先 ≫
※ メール:akarui@mbs1179.com
※ FAX:06−6809−9090
※ ハガキ:〒530-8304 MBSラジオ 「日本一明るい経済電波新聞」
「 モリタ屋オリジナルの和牛カレープレゼント 」係
*当選者の方の発表は商品の発送をもってかえさせて頂きます。

竹原編集長のひとこと

安さで勝負というより品質、こだわりで勝負。
これからの時代に新しい価値観を持ったお店ですね。