2020年

10月18日

あの世界的選手も出身! なんば体操クラブ

株式会社NGC 代表取締役 張西厚志さん。
どんなお仕事をされている会社なのでしょう? 「"NANBA GYMNASTICS CLUB"の略です。
なんば体操クラブという体操教室をしています
1歳半のベビークラスから成人、選手の育成もしています。
ベビークラスは親御さんとしていただいていますね。
幼児期の体操がとても重要だと認識されておりますので、体を動かすことが体はもちろん精神にも人間形成上、好影響があります。
たくさんの方に楽しんでしていただいています」。

あの有名アスリートも在籍したことがあるのだとか。
「プロテニスプレイヤーの大坂なおみ選手です。
彼女のYouTubeで私のクラブの写真がアップされていまし(笑)。
20年ぐらい前の話です。
3歳の時に渡米されていますので、その直前までおられました。
ぜひまた来ていただきたいですね。
他にもアテネオリンピックの団体金目鯛スト米田功選手。
彼は清風中学に上がる前に私のクラブで練習していました」。
新竹優子選手も13年半練習されていたそうです。
有名選手の育成をはじめ、数々の大会で好成績を修めておられます。

コロナウイルスの影響はいかがですか?
「4、5月は休業要請を受けまして、休みました。
6月から再スタートしてほとんど戻ってきてくださいました。
親御さんは1Fで帰っていただいて、お子さんだけ2階に上がってもらって教室へ。
多くの人が密にならないようにしています。
幼児小学生の体操はひとつのことを一緒にしますが、指導員が気をつけて取り組んでいます。
幼い頃の積み重ねが将来に生かされますので、活動を継続していきたいですね」。

体操クラブの他に体操器具も開発されているとか。
「選手を強くしたい。
それには国際認定器具が必要です。
オープンして数年の頃に床で2回宙返りをするのですが、技術に伴う弾性がうちの床にはなかったんです。
それで新しいものに替えなかればいけないことになったんですが、新しいものが出るたびに買っていては経費が嵩む...。
というところで自分たちで作ったらどうだろうという発想になりました。
発泡帯や弾性のある板など何層にもなっている板を72枚敷きます。
それをいかに均一に敷くか、均一に弾性を出すかが苦労しました。
いろんな素材、いろんなカーペットも使いましたね」。
苦心の末、やっとできたものを特許申請。
独自の技術として世界的な大会、体操界で使用されています。
東京オリンピックの床と着地マット、補助マットなどに使われるそうです。

会社の歴史は次週に続く...。