2021年

3月21日

"やってみなはれ"が生む、2025年大阪・関西万博へのエネルギー

今週のゲストは大阪ガス株式会社取締役・相談役 大阪商工会議所会頭の尾崎裕さん
以前、テレビ番組で高井さんが共演。当時は万博に名乗りを挙げていた頃でした。
「高井さんに応援していただいたおかげで無事万博が決まりました。
高井さんとお話しした時は趣味の鉄道の話もしましたね。
鉄道は健気で大好きなんです。
決められた路線を決められた時間に走る、特に田舎の一両で走る電車なんか大好きですね」。

大阪・関西万博に向けてお忙しいのでは?
「大阪商工会議所としては色んな事業をされている方に頑張ってもらおう、繁盛してもらおうというのが私たちの使命です。
2025年の万博は大阪をもっと元気にして事業をする方が繁栄すると思っています。
70年万博もそうですが、今回も誰もやっていない新しいことにチャレンジするが大切だと思っています。
チャレンジという意味では大企業も中小企業も同じです。
中小企業の方が小回りの効く分、動きが早いかもしれませんね。
未来を感じさせるような万博にできたらと思います」。

2025年の大阪・関西万博のテーマが『いのち輝く未来社会のデザイン』。
奇しくも人類全体が新型コロナウイルスを経験して皆さんが命を考える時を経ての開催ですね。
「私の哲学として"しんどい時は上を向いて歩く"。
"調子のいい時は下を向いて歩く"。
調子のいい時こそ転ばないようにということですね。
2025年の万博を目指して歩くといいと思います。
しんどいことも夢があれば頑張れると思うんです。
新型コロナでリモートワーク、在宅勤務が広がってきました。
講演会もリモートで参加できる人が増えました。
このシステムを使えば日本全国、世界中に呼びかけができる。
バーチャルで工夫した万博ができると思うんです。
2025年はバーチャルとリアルが一つになった万博といわれたいですね。
キラッと光る技術、アイデアを持つ方々に参加していただいて、そんな皆さんが発表できる場を確保していきたいと思います」。

発表の場というと、万博はいい機会ですね。
「大阪の魅力の一つは"やってみなはれ"。
大阪府・大阪市は実験実証都市として夢洲もまもなく工事があります。
やってみたいことができる場所が生まれるのです。
うまくいかないことをやってみるのが万博。
失敗しないといいものはできないとも思います。
異業種とかバックグラウンドが違う人がイノベーションすることで生まれることがたくさんあります。
そんな機会や仕組みを作っていきたいと思います」

さらなる大阪・関西万博についてのお話は来週に続く...。

竹原編集長のひとこと

しんどい時は上を見る、調子のいい時は下を見る。
尾崎さんの言葉にとても勇気づけられますね。
明るい大阪・関西万博、期待したいですね。