2023年

1月 8日

"ありがとう"が仕事へのエネルギー

今週のゲストはシューワ株式会社の代表取締役 矢野秀和さん。
以前、番組で社歌をご紹介させていただいたこともありました。
改めてどんなお仕事をされているのでしょうか。
「♪ゆきやこんこ あられやこんこと車で歌を流しながら灯油の循環販売をしています。
北は岩手から福岡、大分まで。
300台のタンクローリーで全国を回らせていただきまして、今年で35年目です。
灯油の配送は日本一です。
ウクライナ情勢もあって大変ですが、政府の方から補助金を出してもらっています。
ガス電気の値上がりの中、灯油はまだ安い方ですかね」。

灯油以外の事業も展開されているとか。
「石油事業部から始まりまして、家庭用から業務用までエアコンのクリーニングやメンテナンスなどのエアコンファシリティ事業。
ウォーター事業部もあります。
富士山の麓にも水源を持っています。
油屋さんが水を売って...と笑われたりしますが(笑)。
重くて必需品というところでは灯油も水も同じ。
水源地ができて11年、年間50万本を販売しています。
さらに人材派遣、ドライバー派遣、ベッドメイキング、メガソーラの支援事業もしています」。

どういったつながりで仕事が生まれていくのでしょう。
「昭和63年に事業が始まりました。
冬の灯油が99に対して、夏場が1という対比。
夏場にしっかりした事業をしなければいけない。
そこからエアコンの事業がスタートしました。
ここで難しかったのが冬は冬で猫の手も借りたいぐらい忙しいんです。その冬に仕事が重ならないように、夏で完結する仕事をすのが難しかったですね。ニッチなエリア戦略、ニッチな季節戦略をしました。現在は人材派遣と空調関係が夏場のメインですね。て合わせて11の事業をしています」。

多くの事業の中でBCP事業も。
「東日本大震災がきっかけです。
私の父で会長がこれから復興支援が始まるという時にタンクローリー9台を3ヶ月派遣したんです。
実際にユンボやブルドーザーを動かす時に燃料がいるわけです。東北三県の中、岩手県の県庁は内陸だったので、すぐ応援に来てしいと言われて駆けつけました。
雪国なのでタンクローリーがたくさんあるのかなぁと思っていたのですが、台数が減っていっているそうです。
こちらに帰ってきてからお役に立てるサービスができないかと考えまして、BCP事業部を立ち上げました。
現在100社以上の専属の備蓄、配送をしています。
ガソリンスタンドを買収しながら備蓄する形も作っています」。

ガソリンスタンドが減っているという状況がありますよね。
「ガソリンスタンドが6万件から3万件に減っています。
車自体が減っているということ、車がハイブリッドになったり電気自動車になったり。
それでもいざという時に燃料が必要ですから。
私たちの仕事としては香川県高松に地域最安値のガソリンスタンドを作りました。
地域の相場から10円ほど安くさせていただいています。
徹底したローコスト経営、ガソリンスタンドで備蓄。
企業努力でやらせていただいています」。

社会貢献のカラーも強い会社ですね。
「社会貢献をさせていただきながら、みなさんの安心安全を広げていこうと考えています。
ビジネスモデルの形として"ニッチなお困りごとを独自の無店舗商法で解決してありがとうを集めましょう" としています。
有ることが難しい、ことをする。
冬の寒い時に玄関まで灯油を届ける、夏の暑い時にエアコンのクリーニングや修理。
そこでお客様から"ありがとう"を頂戴する。
その中で『シューワ実践二十魂』というのは行動指針ですね。
"笑顔であれ!" "前向きであれ!" "素直であれ!"。
"ブランドに誇りを持て!"というものもあります。
これが達成できるとどこでも仕事ができると思います。
新入社員でも半年仕事をするととてもハキハキしてきます。"ありがとう"の言葉の力を感じますね。
社員はとてもよく働きますし、ベンチャー気質を持つ者が多いです。これからがとても楽しみですね」。

会社の歴史は次週に続く...。

<プレゼント>
矢野さんからリスナーのみなさまへプレゼントを頂いております。
「 富士山の天然水(500ml 24本入りケース) 」を5人の方にプレゼント!
≪ 宛先 ≫
メール:akarui@mbs1179.com
FAX :06−6809−9090
ハガキ:〒530-8304 MBSラジオ 「日本一明るい経済電波新聞」
「  シューワ プレゼント 」係
*当選者の方の発表は商品の発送をもってかえさせて頂きます。

竹原編集長のひとこと

"ありがとう"の言葉の意味、強さを感じながらお仕事をされていますね。
これからも"ありがとう"がたくさん聞けそうです。