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8月17日
ゲストは、先週に引き続き早駒運輸株式会社の代表取締役社長 渡辺真二さんです。
繋離(けいり)船業をはじめ、神戸港、海を絡めたブランド展開、音楽イベントなど幅広く展開されています。
今週は改めて会社の歴史を伺います。
「1885年からなので、ちょうど140年。
神戸港と関わって、神戸港のその時々の必要な港湾サービスをやらせて頂いています。
物流としても発展しながら、神戸という場所はやっぱり人が集まる。
"人流"ですよね。
コロナの時にこの"人流"という言葉が流行りましたけれど、私は17年前から言っていました」。
どういった流れでこのお仕事をされるようになったのでしょうか?
「父と母が2人とも社長していたんです。
父は私が19歳の時亡くなって、その後、母が社長に。
父が存命の時も、母が社長になった時も私は息子として、何か、すっとこの世界に入っていました。
この仕事は人と話すことから全てがサービス業なんです。
人と話す事とか、人を和ませたり楽しんで貰うことは子どもの頃から大好きだったんです。
小学校の時に6年3組の人気者で全校生徒の前でピンクレディーを踊った事があるんですよ(笑)。
"将来、芸能人になるから今のうちに僕のサイン欲しかったら来て下さい"って言ったら、昼休みに150名の子ども達が来てサインを書いた事がありました(笑)。
話にオチをつけたりもしますね。
大真面目な会議でもするんで、社員はみんなガクッと(笑)。
やっぱり楽しくないとね」。
渡辺社長自身も学生時代、現在の会社でアルバイトをされていたのでしょうか?
「やっていましたね。
船が着いた時の繋離船業は難しいんですよ。
ロープを操るということは危険も伴います。
我々の技術がないと船は着岸しないので。
『日本繋離船協会』というものがあって会長をさせてもらっています。
その中で皆さんおっしゃるのは仕事の知名度が低いので、説明する時も非常に難しいという事をおっしゃいます。
しかし、この仕事がないと船が着かない。
プライドを持って仕事をしていますね。
私は神戸に生まれて育っていますので、"神戸の元気は港から"をキャッチフレーズに頑張っています」。
アイデアなど渡辺社長がお出しになるのでしょうか?
「このウォーターフロント事業のBtoC事業は私もですけれど、家内の力も大きいですね。
ブランディングのプロデュースしてくれています。
それを見て社員もどんどん成長していってくれています。
社員からも提案が出てきてそれを一緒に進めていくと成功体験になる。
そうするとまた次が出てきます」。
渡辺社長自身は社長業の他にも多くの役回りが。
「数えられないですね。
50個ぐらいの団体の役をしています。
タグボートの世界も綱取りの世界も今の早駒運輸を支えていること。
子どもたちに海の楽しさを教えていく『日本海事広報協会』の会長も。
出身校の同窓会の副会長もやっていますし、息子が育った小学校のドッジボールの監督もやっていますし(笑)。
確かに忙しいです。
子どもたちとドッジボールを真剣にやることと、従業員の皆さんと仕事をすること。
この二面には共通したところもあります。
1回1回勉強になるんですよね。
"これはやってあげないとな"と思ったら役をやってしまうので」。
未来へのビジョンを聞かせてください。
「早駒運輸としては"世界一の感動産業"。
もっともっと感動を与える会社の発信、この神戸からスポーツと文化、音楽を観光資源として発信したいですね。
海も観光船も皆さんが知らないところがいっぱいあります。
いいところを見つけて発掘して皆さんに知ってもらいたいというのが私の思いです」。
<プレゼント>
早駒運輸さんからリスナーの皆様にプレゼント!
『boh boh KOBE』の乗船券ペアのセットとマフラータオルを3人の方にプレゼント
≪ 宛先 ≫
メール: akarui@mbs1179.com
FAX:06−6809−9090
ハガキ:〒530-8304 MBSラジオ 「日本一明るい経済電波新聞」
「 早駒運輸プレゼント 」係
当選者の方の発表は商品の発送をもってかえさせて頂きます。
社長の頑張り、アイデア。
それを支えてさらにアイデアを出す奥様、一緒に作り上げる社員の皆さん。
楽しんでコトとモノを作っておられるのがわかりますね。