2021.10.25

♯4朗読 「野ばら」 (小川未明・作)

担当 関岡香アナウンサー

MBSアナウンサーの番組、「コトノハ」。第4回は、関岡香アナウンサーが、小川未明作「野ばら」を朗読します。


「読書の秋。木の葉が色づき、足元に小さなカシの実やドングリが枯れ葉に交じってこぼれているのを見つけました。そんなゆったり流れる秋を感じると、懐かしの名作物語が無性に読みたくなるのは私だけでしょうか。今回、私が選んだのは「日本のアンデルセン」と言われている小川未明の名作「野ばら」です。国境を舞台に老兵と若い兵士が交流するその時間はとても優しく、平穏。でも最後には切なさが残ります。未明の作品の中で一番好きなお話でこれまで何度も読んでいたのに放送で朗読するのは初めてです。未明の世界、お楽しみください。」


いかがでしたでしょうか。みなさまからのご意見・ご感想・メッセージ、お待ちしております。この作品を読んでほしい、このアナウンサーに読んでほしいというリクエストもうれしいです。番組アドレスまでメールでお送りください!


次回(11月1日)は亀井希生アナウンサーの担当です!

2021.10.18

♯3朗読 「きのこ会議」 (夢野久作・作)

担当 大吉洋平アナウンサー

MBSアナウンサーが「コトノハ=ことば」をテーマにお送りする番組「コトノハ」。第3回担当の大吉洋平です。
大勢のきのこたちが集まって何やら談話会が始まりました。きのこたちにもそれぞれの事情があり、主張は様々。可愛らしさとあわせて、実は大切な問題提起も行っている作品です。きのこが美味しいこの季節に是非お楽しみください。


みなさまからのご意見・ご感想・メッセージ、お待ちしております。番組アドレスまでメールでお送りください!
来週(10月25日)は関岡香アナウンサーの担当です!

2021.10.11

♯2朗読「だしの取り方」(北大路魯山人・作)

担当 松川浩子アナウンサー

MBSアナウンサーが「コトノハ=ことば」をテーマにお送りする番組「コトノハ」。第2回担当の松川浩子です。


朝晩は涼しくなりすっかり秋ですね。昔は秋ってさみしいイメージがあったのですが、大人になると季節の中で一番好きになりました。それはやっぱり美味しいものがたくさんある季節だから・・・。
今回選んだ作品は北大路魯山人さんの「だしのとり方」。他にもいろいろ美味しそうな作品はあったのですが、お料理をするうえで日本人としてこれは外せない!いやまさに料理の原点だという「だし」。丁寧にだしをとることで料理への愛情も深まるのだろうなぁと思いつつ、実際にカンナも持っていないし、鰹節を削ったことも子供の頃に数回やっただけ。「だし」とることサボっていました。ぜひこの作品を参考にあなたの「だし」をとってみてください。


みなさまからのご意見・ご感想・メッセージ、お待ちしております。番組アドレスまでメールでお送りください!


来週(10月18日)は大吉洋平アナウンサーの担当です!

2021.10.04

#1 朗読「星めぐりの歌」「いちょうの実」(宮沢賢治・作)

担当 古川圭子アナウンサー

新しく始まりました、MBSアナウンサーの番組、「コトノハ」。朗読を中心に、プレゼンテーション対決とか、言葉についての研究発表とか...「言葉」をテーマにお送りしていきます!どうぞよろしくお願いいたします。心の種から育った言霊の木の葉っぱ、「言の葉」。私たちとみなさんの「心」を、コトノハでつないでいく番組にしていきたいと思っています。これからどんな作品を、どのアナウンサーが読むのか?どうぞお楽しみに。


第1回は、私古川圭子が担当しました。まず、東京2020オリンピックの閉会式で、大竹しのぶさんと子どもたちが歌っていた「星めぐりの歌」。作詞も作曲も宮沢賢治なんですね。世界中でみんなが見ている星。星座の名前がたくさん出てくる、リズムが心地よい、星空を見上げたくなる詩です。そして同じく宮沢賢治の作品「いちょうの実」。おっかさんであるいちょうの木から、たくさんの実=子どもたちが、にぎやかに巣立っていく様子を、「残される母の気持ち」で朗読しました。


いかがでしたでしょうか。みなさまからのご意見・ご感想・メッセージ、お待ちしております。この作品を読んでほしい、このアナウンサーに読んでほしいというリクエストもうれしいです。番組アドレスまでメールでお送りください!


来週(10月11日)は松川浩子アナウンサーの担当です!

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