MBSアナウンサーの番組、「コトノハ」。3回にわたってドラマをお送りしています。
舞台は19世紀のロンドン。お金持ちで強欲なスクルージ。クリスマスなんて大嫌い。寄付もしないし、事務員に休暇もやりたくない...そんなことでは、あの世でひどい目にあうぞ、とクリスマスの幽霊たちが戒めにやってきます。
イギリスの作家ディケンズの名作「クリスマスキャロル」。なかなか「一堂に会する」機会がないアナウンサーたちですが、なんとかスケジュールを調整しました。全員で一度だけ読み合わせをし、演出の島ディレクターからアドバイスを受け、早速場面ごとに収録していきました。一瞬で役に入り込むあたり、さすが!と感心しました。熱演ぶり、どうぞお聴きください。
第2話出演者
スクルージ 亀井希生
過去のクリスマスの幽霊 西靖
スクルージの妹、ティム坊や(二役) 松本麻衣子
フェジウィグ氏、現在のクリスマスの幽霊(二役) 近藤亨
スクルージの婚約者 上田悦子
事務員のボブ 福本晋悟
ナレーション 高井美紀
次回(12月6日)は「クリスマスキャロル」最終回をお送りする予定です。お楽しみに!
MBSアナウンサーの番組、「コトノハ」。11月22日の放送から3回にわたってドラマをお送りします。
これまでは「一人での朗読」をお送りしてきましたが、「みんなで何か一緒にやろう!」と、「ラジオドラマ」に挑戦することにしました。
クリスマスも近づいてきたので、選んだ作品は「クリスマスキャロル」。大金持ちだけど、お金もうけのことしか頭になく、他人に冷たく厳しいスクルージ。クリスマスなんて、何がめでたいんだか、休みにする分、もうからないではないか、と怒っています。そんなことでは、あの世でひどい目に会うよ...と、「クリスマスの幽霊」たちがいましめにやってくるのですが...。イギリスの作家ディケンズの名作。アナウンサーたちが演じるとどうなることやら...。みんな一緒にスタジオに入ることができず、場面ごとに交代しながらの演技でしたが、なかなかの熱演でした。ぜひ聴いてみてください!
第1話出演者
スクルージ 亀井希生
慈善家 福島暢啓
事務員のボブ 福本晋悟
甥っ子のフレッド 金山泉
男の子 大村浩士
マーレイの幽霊 馬野雅行
過去のクリスマスの幽霊 西靖
ナレーション 関岡香
次回(11月29日)は「クリスマスキャロル」、2回目をお送りする予定です。お楽しみに!
MBSアナウンサーの番組、「コトノハ」。第7回は、今年入社の新人、中野広大アナウンサーが「がちょうのたんじょうび」を、前田春香アナウンサーが「片田舎にあった話」を朗読します。初めての朗読です!
「小学生の頃、絵本の読み聞かせをよく聞いていましたが、自分が読み手になるのは人生で初めてです!今回挑戦したのは『ごんぎつね』でお馴染み、新美南吉さんの童話の1つ『がちょうのたんじょうび』。裏庭で開かれる、がちょうの誕生日会。そこへ招く生き物の中の一匹、イタチだけ、快く誘われません。一体何故なのか。イラストを描いて、情景を想像しながら読みました。ぜひお楽しみください!」(中野広大)
「人生はじめての朗読は、小川未明さんの『片田舎にあった話』を選びました。田舎に住むおじいさん、おばあさんに、息子から缶詰めが届き、その中身がわからず困ってしまう物語です。田舎出身の私は、毎日学校帰りに会いに行くくらい祖父母のことが大好きでした。この話を読んで、私の祖父母も新しいものや流行に疎く、毎回説明するのが大変だったな、と懐かしく、そして会いたくなりました。彼らがどのような空間で、どのくらいの距離で会話をしているのか・・・祖父母と過ごした小学生時代にタイムスリップした気持ちで、心をこめて読みました。」(前田春香)
いかがでしたでしょうか。入社して何か月も、「ニュース」を読む訓練が中心だったので、自由に表現していい「朗読」に、とまどいながら、新鮮な気持ちで取り組んでいたようです。番組では、みなさまからのご意見・ご感想・メッセージ、お待ちしております。
次回(11月22日)からはアナウンサーみんなでラジオドラマに挑戦します。ディケ
ンズの「クリスマスキャロル」、3週にわたってお送りする予定です。誰がどんな役で登
場するでしょうか?お楽しみに!
MBSアナウンサーの番組、「コトノハ」。第6回は、森本栄浩アナウンサー。「藪の中」から「多襄丸の白状」を朗読します。
芥川龍之介の「藪の中」を簡単にご紹介します。 平安時代、京の都にほど近いある藪の中で殺人事件が起こります。話は、この事件にかかわった目撃者と当事者のそれぞれの証言で構成されているのですが、 今回お届けするのは、多襄丸(たじょうまる)という悪名高い盗人が殺害を告白するという場面です。
それぞれの証言には食い違いや矛盾があって、結局、真相はわからずじまいで、 この作品が発表されたあとも、真犯人論争が巻き起こりました。
また、作品の印象があまりに強烈だったため、証言の食い違いから真相が解明されないときに、 「真相は藪の中」という言葉も生まれたほどです。
多襄丸は盗人ながら、プライドが高く、検非違使(今の裁判官)を見下ろすようにしゃべります。
犯行に至った経緯や心の内も詳しく描かれていますので、情景を思い浮かべながらお聴きください!
いかがでしたでしょうか。「藪の中」全体を読んで、謎を解いてみたくなったのでは?森本栄浩アナは、10月に60歳の誕生日を迎えました。記念にと担当をお願いしたのですが、さすが、36年半に及ぶキャリアの重みを感じました。番組では、みなさまからのご意見・ご感想・メッセージ、お待ちしております。この作品を読んでほしい、このアナウンサーに読んでほしいというリクエストもうれしいです。番組アドレスまでメールでお送りください!
次回(11月15日)はMBSの新人、前田春香アナウンサーと中野広大アナウンサーが、初めての朗読に挑戦します。お楽しみに!
MBSアナウンサーの番組、「コトノハ」。第5回は、亀井希生アナウンサーです。
私は、物語や小説の本はほとんど読まないので、朗読も苦手です...。
なので今回は、【コンビニエンスストアに置いてあった 面白そうな本】をテーマに、私がこれまでに実際にコンビニで買った本の紹介をします。アナウンサーらしく「語源に関する雑学本」から、「"あの総理大臣"も読んでいた名著」の解説本まで。おしゃべりしながら、改めて「日本のコンビニってすごいわぁ~」と感じてしまいました。
いかがでしたでしょうか。今度コンビニに行ったら、本のコーナーをゆっくり見てみようかな、と思ってしまいますよね。
番組ではみなさまからのご意見・ご感想・メッセージ、お待ちしております。この作品を読んでほしい、このアナウンサーに読んでほしいというリクエストもうれしいです。番組アドレスまでメールでお送りください!
次回(11月8日)は森本栄浩アナウンサーの担当です!