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〒530-8304 MBSラジオ
「上野誠の万葉歌ごよみ」 |
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| 【2018年10月13日 放送分】 |
2018年10月13日 |
【巻】10・2109
【歌】…わが宿の萩の末(うれ)長し 秋風の吹きなむ時に咲かむと思ひて
【訳】…私の家の萩の枝の先は長い、 秋風が吹く時になったら、咲こうと思っているからか。
【解】…わが宿とは、自分の家の庭のこと。 末(うれ)長しとは、先が長くなっている様子、萩の枝の先がすーっと伸びて長くなっていて、しだれになっていること。 萩の枝先が長いと、風が吹くと、風が吹くともちろん揺れている。 万葉集の中で、萩の歌が一番多く、地味な花でありながら、どのように見せれば美しく見えるかを考えられているものが多い。 この歌でも、花の特徴であるしだれの部分を生かして、秋風が吹く時をうまく取り入れられている。 萩の花のように、自分をどのように見せたら美しくなるかを考えながら、この歌を詠むと良いかもしれません。
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