今月は一般社団法人 日本フード&ヘルス協会、朝日さわやかクッキング教室代表で国際中医師、
そして国際薬膳師の渡部美智余さんをあさカツ先生に迎えて、
『冬の薬膳』をテーマにお話を伺ってまいります。
今回は、事前にリスナーさんから募集していた質問をご紹介しました!
まずは、47歳の女性から・・・
◎渡部先生が代表されている日本フード&ヘルス協会のHPを見ると「健脳食」という文字を見つけました。
来年、高校受験をする子供がいるので「健脳食」について詳しく知りたいです。
▼薬膳では身体の五臓の中で「腎臓」が成長・発育・老衰に関わっていると考えています。お子さんは学力アップに。
中高年の方には認知症や記憶力低下を防ぐためには、素焼きのアーモンドやカシューナッツ。黒豆、わかめ、
きのこ類などの「黒い食べ物」を摂ると効果的だそうです。
実際、渡部先生はご自身の子供に小さい頃から薬膳料理を食べさせていたそうですが、
今までに一度も「勉強をしなさい」と言ったことがないんだとか!日々の努力や周りのおかげでもあると思うけれど、
ベースは"薬膳の力"であると考えているそうです。身近な食材なので、ぜひ意識して取り入れてみてください!
ちなみに目安の量はナッツ類であれば一日に片手山盛りいっぱい。
ただ注意すべき点は素焼きのものをチョイスすること。そして中高年の方はお昼3時までに食べることだそうです。
続いては、27歳女性の方・・・
◎薬膳と聞くと「癖があって難しそう」という印象があります。全くの初心者の自分でも簡単に始められる薬膳料理はありますか?
▼まずは「青・赤・黄・白・黒」の5色を意識して食事してみましょう。
一番簡単な料理は「豚汁」。青でネギ、赤で人参、白で豆腐、黄でかぼちゃ、黒でしいたけ。など簡単に5色取り入れられます。
渡部美智余先生ありがとうございました♡
今月は一般社団法人 日本フード&ヘルス協会、朝日さわやかクッキング教室代表で国際中医師、そして国際薬膳師の渡部美智余さんをあさカツ先生に迎えて、『冬の薬膳』をテーマにお話を伺ってまいります。
今回は【冷え】や【風邪予防】に効果的な『薬膳』について渡部先生に教えていただきました。
松井アナウンサーは寒がりで冷え性。
そして小原さんともに主婦で、日々休めないということもあり、この話題には特に興味津々のご様子。
詳しくお伺いすると、薬膳ではまず身体を温める『温熱性(陽)』、身体を冷やす『寒涼性(陰)』と、
またそのどちらでもない『平性(陰陽のバランスがとれたもの)』の3つの食材に大きく分けられるとのこと。
健康な人は「陰と陽」のバランスが取れるような食事をすると良いけれど、
冷え性や低体温の人には身体を温める食材を多く使いましょうというのが薬膳での捉え方。
具体的に冷えや風邪予防に効果的な食材は「生姜・ニラ・ニンニク・玉ねぎ・かぼちゃ・ラム肉」などを多く取り入れると
良いそうです。冷えに効く食材というと生姜が代表的ですが、苦手なお子さんも多いはず。
そんなご家庭には豚汁の中に入れるのがおすすめです。すりおろして入れるのではなく、
切ったものを入れて煮出した方がバレにくいんだとか。ニラはネギの代わりに使用したりと工夫しながら取り入れてみてください!
またこの時期カイロを使用する方が多いと思いますが、人によって貼る場所も違うそうです。
お腹が弱い人には、おへその下の「丹田」に。寒気が酷い人には「肩甲骨と肩甲骨の間」に。
冷えて腰痛が悪化する人は「腰」に貼るとより効果的なんだそう。
まずは、内側から身体を温める食材を取り入れて、この冬を健康に乗り切りましょう!
来週も渡部美智余先生に『冬の薬膳』をテーマにお話を伺ってまいります。お楽しみに♡
今月は一般社団法人 日本フード&ヘルス協会、朝日さわやかクッキング教室代表で国際中医師、そして国際薬膳師の渡部美智余さんをあさカツ先生に迎えて、『冬の薬膳』をテーマにお話を伺ってまいります。
今回は、特に今の季節の悩みに多い【乾燥肌】そして、【お通じ・便秘】に効果的な『薬膳』について渡部先生に教えていただきました。
乾燥や便秘は、「燥邪(そうじゃ)」が原因であると薬膳では捉えられているそうです。この燥邪というのが体内に侵入すると、
のどが乾燥したり、お肌がつっぱったり、肺にも影響を及ぼすことがあるそうです。
それらを予防するためには、豆腐や納豆。ヨーグルト、バナナ、落花生などの種実類。
そしてレンコンやゆり根などの白い食材が効果的なんだそう。この白い食べ物には「潤す」という役割があるそうです。
体の中から潤すために、この時期、特に積極的に取り入れてみてください!
そして、2月3日が節分だったこともあり、余った豆を使ってバレンタインにぴったりな「大豆チョコ」を今回スタジオにお持ちくださいました!
ホワイトチョコレートを湯煎で溶かし、豆、クコの実、レーズン、くるみを入れて冷蔵庫で冷やし固めるだけ。
簡単にご家庭で作れて、食べ応えがあるので咀嚼回数も自然に増え、健康にも良いですね。
こちらは今月のプレゼントにもなっている渡部先生の書籍『開運!しあわせ薬膳』にレシピが掲載されていますので、ぜひ手に取ってチェックしてみてください♡
来週も渡部美智余先生に『冬の薬膳』をテーマにお話を伺ってまいります。お楽しみに♡
今月は一般社団法人 日本フード&ヘルス協会、朝日さわやかクッキング教室代表で国際中医師、
そして国際薬膳師の渡部美智余さんをあさカツ先生に迎えて、
『冬の薬膳』をテーマにお話を伺ってまいります。
まずは、渡部美智余さんのプロフィールから・・・
▼2006年から地元の兵庫県姫路市で薬膳料理教室を開校
▼現在は、薬膳をヒントにした食育という観点から、
短大や高齢者大学、幼稚園や学校PTA、地域の栄養士会などからの
依頼により講演活動にも取り組んでいらっしゃいます。
そんな渡部先生の夢は「情熱大陸」に出演することだそうです♡
まず、薬膳と聞くと「苦そう」「独特な味付けで美味しくなさそう」というイメージを思い浮かべがちですが、
スーパーで買えるような食材で作れば美味しい薬膳料理ができるそうです。
そもそも薬膳とは、中国発祥の医学に基づいて作られたもので、目的は疾病の予防や病気の回復。
そして、一番大事なことは食べる人の体質や体調に合ったものを食べること。
渡部さんの料理教室では離乳食から介護食まで、すべての世代にあった薬膳料理を紹介しているそうです。
実際に渡部さんのお子さんも小さいころから薬膳料理を食べているそうで、
風邪やインフルエンザで学校を休んだことがないんだとか。
そして薬膳には季節によって色があるそうで、「青・赤・黄・白・黒」と5色。
例えば今の時期の冬は「黒」で、食材でいうと、黒ゴマ、黒豆、黒米、キクラゲなどを多く食べると良いそうです。
みなさんもスーパーへ行った際は意識してみてはいかがでしょうか。
来週も渡部美智余先生に『冬の薬膳』をテーマにお話を伺ってまいります。お楽しみに♡
